すみのえ‐どおり【住之江通り】
大阪市の南部を東西に走る道路の呼び名。国道26号線との交差点以東は長居公園通りと呼ばれる。
すみのえ‐の‐かみ【住吉神/墨江神】
住吉(すみよし)大社の祭神である表筒男命(うわつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・底筒男命(そこ...
すみ‐の‐おしき【隅の折敷】
四隅を切った折敷。すみおしき。すみ。
すみのくら【角倉】
姓氏の一。江戸時代の京都の豪商。本姓、吉田氏。室町時代は土倉(どそう)として活躍。のち、朱印船貿易・河川土木事業に...
すみのくら‐そあん【角倉素庵】
[1571〜1632]安土桃山から江戸初期の豪商。京都の人。通称、与一。了以の長男。父の事業を継ぎ、海外貿易・土木...
すみのくら‐ぶね【角倉船】
江戸初期、角倉了以・素庵父子が朱印状を受けて安南・東京(トンキン)などへ貿易のために派遣した貿易船。
すみのくら‐ぼん【角倉本】
嵯峨(さが)本のこと。
すみのくら‐りゅう【角倉流】
⇒嵯峨流3
すみのくら‐りょうい【角倉了以】
[1554〜1614]安土桃山から江戸初期の豪商。京都の人。名は光好。豊臣秀吉・徳川家康の朱印状を得て、安南・東京...
すみ‐の‐ころも【墨の衣】
「墨染め衣」に同じ。
すみ‐の‐たもと【墨の袂】
「墨染め衣」に同じ。
すみ‐のぼ・る【澄み昇る】
[動ラ四] 1 澄んだ月が高く昇る。「有明の月—・りて、水の面も曇りなきに」〈源・浮舟〉 2 澄んだ音色が高く響く...
墨(すみ)は餓鬼(がき)に磨(す)らせ筆(ふで)は鬼(おに)に持(も)たせよ
墨をするには力を入れず、筆を使って書くには力を込めるのがよいというたとえ。
すみ‐はだ【澄肌/墨肌】
日本刀の刀身に現れる、黒く澄んでいる斑点。鯰肌(なまずはだ)。
すみ‐は・つ【住み果つ】
[動タ下二] 1 いつまでも住む。最後まで住む。「その昔(かみ)世を背きなましかば、今は深き山に—・てて」〈源・蜻...
すみ‐はな・る【住み離る】
[動ラ下二] 1 すみかを離れる。世間から離れて住む。「思ひ棄て給へる世なれども、今はと—・れなむをあはれにおぼさ...
すみ‐はん【墨版】
1 浮世絵で、絵の輪郭や図柄の主要な部分を描いた版木。絵師が描いた下絵を版木に裏返しに貼りつけて彫る。版木の製作過...
すみ‐ばさみ【墨挟み】
「墨柄(すみづか)」に同じ。
すみ‐ばしょ【住(み)場所】
住む場所。すみどころ。すみか。
すみ‐ばん【墨判】
江戸幕府の鋳造した金貨で、表に極印(ごくいん)を打たないで墨書きしたもの。
すみ‐ひじき【隅肘木】
日本建築で、隅から45度斜めの方向に出ている肘木。
すみ‐び【炭火】
木炭でおこした火。「—焼き」《季 冬》「或夜半の—かすかにくづれけり/竜之介」
すみ‐びたい【角額】
角前髪(すみまえがみ)にした額。
すみ‐ふ【墨斑】
植物の葉で、淡緑色の地に濃緑色の模様があるもの。
すみ‐ふで【墨筆】
1 墨と筆。ひつぼく。 2 墨をつけて書く筆。
すみ‐ぶくろ【墨袋】
イカの墨が入っている内臓。
すみ‐ぶと【墨太】
[名・形動]筆跡の墨つきが太いこと。また、そのさまやその文字。筆太。「—な題字」
すみ‐ぼうし【角帽子】
1 死者にかぶせる頭巾(ずきん)。すんぼうし。 2 能のかぶり物の一。上がとがり、後ろを背中へ長く垂らす頭巾。ワキ...
すみ‐まえがみ【角前髪】
江戸時代、元服前の少年の髪形。前髪を立て、額の生え際の両隅をそり込んで角ばらせたもの。すみ。すんま。
すみ‐ませ‐ん【済みません】
[連語]《動詞「す(済)む」の連用形+丁寧の助動詞「ます」の未然形+打消しの助動詞「ん」》「すまない」の丁寧語。相...
すみ‐み・つ【住み満つ】
[動タ四] 1 場所いっぱいに人が住む。人数がひとところに寄り集まって住む。「勢ひことに—・ち給へれば」〈源・玉鬘...
すみ‐むね【隅棟】
屋根の隅で斜め方向に降りている棟。
すみ‐や【炭屋】
炭を売る店。また、それをする人。
すみ‐やか【速やか】
[形動][文][ナリ]物事の進行がはやいさま。時間をおかずにすぐ行うさま。「—に決断する」 [派生]すみやかさ[名]
すみ‐やか【澄みやか】
[形動ナリ]濁りがなくきれいなさま。澄んでいるさま。「腰より横笛抜き出だし、音も—に吹き鳴らし」〈謡・清経〉
すみ‐やき【炭焼(き)】
1 木を蒸し焼きにして木炭をつくること。また、その人。「—小屋」《季 冬》「—の顔洗ひ居る流かな/鳴雪」 2 炭火...
すみやき‐がま【炭焼(き)窯】
炭を焼くための窯(かま)。炭窯(すみがま)。《季 冬》
スミヤキストキューのぼうけん【スミヤキストQの冒険】
倉橋由美子の長編小説。昭和44年(1969)刊。スミヤキ党員Qが工作のため潜入した孤島で経験する冒険を描く。
すみやき‐ちょうじゃ【炭焼(き)長者】
貧しい炭焼き男が女房に教えられて金山を発見し、長者になるという昔話。
すみやきのけむり【炭焼の煙】
江見水蔭の小説。明治29年(1896)「国民之友」誌に発表。
すみ‐や・く【速やく】
[動カ四]《形容動詞「すみやか」の動詞化》急ぐ。いらだつ。気がせく。「君をわが思ふ心は大原やいつしかとのみ—・かれ...
すみ‐やぐら【隅櫓/角櫓】
城郭の隅に立てた櫓。
すみや‐みきお【隅谷三喜男】
[1916〜2003]経済学者。東京の生まれ。東京帝大を卒業後、満州(中国東北部)の昭和製鋼所で働いた経験をきっか...
スミューオン
素粒子物理学の超対称性理論から導かれる未知の超対称性粒子。μ粒子の超対称性パートナーで、スピンがゼロのボース粒子。...
すみよし【住吉】
大阪市の南西部、住吉区・住之江区あたり一帯の地名。古くは「すみのえ」と称されたが、平安初期以降「すみよし」とも読ま...
すみよし【住吉】
姓氏の一。 [補説]「住吉」姓の人物住吉具慶(すみよしぐけい)住吉如慶(すみよしじょけい)
すみよし‐いけ【住吉池】
鹿児島県姶良(あいら)市にある火口湖。直径約500メートル、水深約30メートル。約8000年前のマグマ水蒸気噴火に...
すみよし‐おどり【住吉踊(り)】
大阪の住吉大社の御田植神事に行われる踊り。歌い手は上に御幣をつけ、縁に幕を垂らした大傘を立て、手の割り竹で傘の柄を...
すみよし‐かい【住吉会】
東京都港区赤坂に主たる事務所を置く指定暴力団。山口組に次ぐ勢力を有し、関東を中心に活動する。明治期から存在した住吉...
すみよし‐く【住吉区】
⇒住吉