すり‐かたぎ【摺り形木】
⇒版木(はんぎ)
すり‐からし【擦(り)枯らし】
《「すりがらし」とも》「擦れ枯らし」に同じ。「三都—の山師に腹をあわした腹黒の妾に」〈蘆花・思出の記〉
すり‐かりぎぬ【摺り狩衣】
ヤマアイ・ツキクサなどの汁をすりつけて、模様を染め出した狩衣。
すり‐かわ・る【掏り替(わ)る】
[動ラ五(四)]気づかないうちに、他のものと入れ替わる。「展示品が偽物に—・る」
スリカータ
⇒スリカタ
すり‐がい【摺り貝】
⇒螺鈿(らでん)
スリガオ
フィリピン南部、ミンダナオ島北端の港湾都市。スリガオ‐デル‐ノルテ州の州都。周辺にニッケル、コバルト、クロム、金の...
すり‐がね【摺鉦】
歌舞伎下座音楽や祭礼囃子(ばやし)などに用いる打楽器。真鍮(しんちゅう)製の小形の鉦で、左手に持ち、右手の桴(ばち...
すり‐ガラス【磨りガラス】
表面を金剛砂などですって細かい凹凸をつけ不透明にしたガラス。つや消しガラス。曇りガラス。
すり‐きず【擦(り)傷】
すりむいた傷。
すり‐きり【擦(り)切り/摩り切り/摺り切り】
1 粉や粒状のものを量るとき、容器のふちより上にある部分を取り去ること。「カップ—一杯の米」 2 金や財産などを使...
すり‐き・る【擦(り)切る/摩り切る/摺り切る】
[動ラ五(四)] 1 すって切る。こすって切る。「鉄の棒をやすりで—・る」 2 金銭を使い果たす。一文無しになる。...
すり‐き・れる【擦(り)切れる/摩り切れる/摺り切れる】
[動ラ下一][文]すりき・る[ラ下二]物と物とがこすれて切れる。「ズボンの裾が—・れる」
すり‐ぎ【擂り木/摺り木】
「擂り粉(こ)木」に同じ。
すり‐ぎぬ【摺り衣】
「すりごろも」に同じ。「その日、靫負(ゆげひ)の佐(すけ)の—やうする」〈枕・二九五〉
スリ‐クシェトラ
ミャンマー中部の都市ピイ郊外にある遺跡、タイエーキッタヤーのサンスクリット語名。
すり‐くだ・く【擂り砕く/磨り砕く】
[動カ五(四)]すって小さく砕く。すりつぶす。「アワを—・いて小鳥に与える」
スリクリシュナン‐じいん【スリクリシュナン寺院】
《Sri Krishnan Temple》シンガポール、市街中心部のブギス通りの近くにあるヒンズー教寺院。ビシュヌ...
すり‐こ【磨り粉】
米をすり砕いて粉にしたもの。湯で溶いて、乳児に乳の代わりとして与えた。「夜ふけて、この子泣きやまねば…—に地黄煎(...
すりこ‐ぎ【擂り粉木/摺り子木】
1 すり鉢で、物をするのに用いる棒。サンショウの木が良材とされる。れんぎ。あたりぎ。すりぎ。 2 《すりこぎは、使...
擂(す)り粉木(こぎ)で芋(いも)を盛(も)る
「擂り粉木で腹を切る」に同じ。
擂(す)り粉木(こぎ)で腹(はら)を切(き)る
不可能なことのたとえ。連木(れんぎ)で腹を切る。杓子(しゃくし)で腹を切る。擂り粉木で芋を盛る。
すり‐こみ【刷(り)込み】
生まれたばかりの動物、特に鳥類で多くみられる一種の学習。目の前を動く物体を親として覚え込み、以後それに追従して、一...
すり‐こみ【摺り込み/摩り込み】
染料をすり込むこと。また、染料をすり込んであるもの。
すりこみ‐いでんし【刷(り)込み遺伝子】
父親または母親に由来する遺伝子のうち、どちらか一方の親から由来した時にのみ発現する遺伝子。このような発現機構を遺伝...
すりこみ‐ぞめ【摺り込み染(め)】
布の上に型紙をのせ、その上から染料をつけた刷毛(はけ)で種々の色をすり込んで模様を染め出すこと。また、その染め出し...
すり‐こ・む【刷(り)込む】
[動マ五(四)]同じ印刷面に刷って入れる。「名刺に肩書きを—・む」
すり‐こ・む【摺り込む/摩り込む】
[動マ五(四)] 1 こすってしみ込ませる。「傷口に薬を—・む」 2 すり砕いてまぜる。「味噌に木の芽を—・む」 ...
すり‐ごろも【摺り衣】
ヤマアイ・ツキクサなどの汁をすりつけ、いろいろの模様を染め出した衣。すりぎぬ。「—着(け)りと夢(いめ)に見つ現(...
すり‐し【摺り師】
1 摺り模様を作ることを業とする人。 2 版画を摺ることを業とする人。
すり‐しき【修理職】
「しゅりしき(修理職)」に同じ。「—、内匠寮(たくみづかさ)に宣旨下りて、二なう改め造らせ給ふ」〈源・桐壺〉
スリシバスブラマニヤスワミ‐じいん【スリシバスブラマニヤスワミ寺院】
《Sri Siva Subramaniya Suwami Temple》フィジー諸島、ビチレブ島西部の都市ナンディ...
スリ‐ジャヤワル‐ダナプラ‐コッテ
スリランカ民主社会主義共和国の首都。セイロン島南西部、旧首都コロンボの東に隣接し、1985年に遷都。15世紀から1...
スリセンパガビナヤガー‐じいん【スリセンパガビナヤガー寺院】
《Sri Senpaga Vinayagar Temple》シンガポール南東部、カトン地区にあるヒンズー教寺院。1...
すり‐ぞめ【摺り染(め)】
1 草木の花や葉を布の上に置き、上からたたいてその色を染めること。また、花や葉の汁をすりつけて染めること。 2 「...
すり‐だし【刷(り)出し】
印刷版が校了になり、印刷を始めること。また、その最初に印刷されたもの。
すり‐だし【磨り出し】
1 すり出すこと。また、そのもの。 2 《すって火を出すところから》マッチ。
すりだし‐まきえ【磨り出し蒔絵】
⇒研(と)ぎ出し蒔絵
すり‐だ・す【磨り出す】
[動サ五(四)]とぎみがいて光沢や模様を出す。「銅板に絵を—・す」
すり‐ちが・う【擦り違ふ】
[動ハ四]「擦れ違う」に同じ。「芸子の乗った屋根船と—・っても」〈滑・古朽木〉
スリック‐タイヤ
サーキットレース用のタイヤで、特に軟らかいゴムを用いることによって路面に吸着させるもの。滑り止めの溝(トレッドパタ...
スリット
1 スカート・上着のわき・袖口などに入れる切れ込み。→ベンツ 2 光などの通る幅を制限するための細いすきま。細隙(...
スリット‐カメラ
スリットを通過した像を連続的に長いフィルム面に次々と露光していく特殊カメラ。競走・競馬などの着順判定に利用。
スリッパ
足を滑り込ませて履く、室内用の上履き。
スリッピング
ボクシングで、顔や上体をわずかに横にそらして相手の攻撃をかわすこと。
スリッピー
[形動]滑りやすいさま。「—なコートに足を取られた」
スリップ
[名](スル) 1 滑ること。特に、自動車が濡(ぬ)れたり凍ったりした路面で滑ること。「雨のために—する」 2 女...
スリップ‐オン
《着脱の簡単なものの意》結びひもや留め具がなく、足をすべり込ませて簡単に履ける靴。スリップオンシューズ。スリッポン。
スリップオーバー
首の部分のあきを通して、頭からかぶって着る衣服の総称。
スリップ‐サイン
タイヤの溝の中に付けられた印。乗用車の場合、タイヤが摩耗して溝の深さが残り1.6ミリメートルになると現れ、法律で定...