すい‐きょう【水鏡】
1 水面に物の形が映ること。みずかがみ。 2 水がありのままに物の姿を映すように、物事をよく観察してその真情を見抜...
すい‐きょう【垂拱】
[名](スル)《衣の袖を垂れ、手をこまぬく意から》何もしないでいること。多く、天下のよく治まるたとえに用いる。「所...
すい‐きょう【垂教】
[名](スル)教えを説き示すこと。教訓を与えること。また、その教え。垂訓。
すい‐きょう【酔狂/粋狂】
[名・形動] 1 好奇心から人と異なる行動をとること。物好きなこと。また、そのさま。酔興。「真冬に水泳とは—なこと...
すい‐きょう【酔郷】
《王績「酔郷記」から》酒を飲んだときの心地よい気分を別天地にたとえた語。
すい‐きょう【酔興/粋興】
[名・形動] 1 「酔狂1」に同じ。「人間は何の—でこんな腐ったものを飲むのかわからないが」〈漱石・吾輩は猫である...
すいきょう‐てんじん【水鏡天神】
⇒水鏡天満宮
すいきょう‐てんまんぐう【水鏡天満宮】
福岡市中央区にある神社。祭神は菅原道真。道真が京から大宰府へ流される際、川に自分の姿を映したと伝えられる場所に建立...
すいきょう‐ほう【水協法】
⇒水産業協同組合法
すい‐きん【水金】
⇒みずきん(水金)1
すい‐きん【水禽】
水上や水辺で生活する鳥。みずとり。
すいきん‐くつ【水琴窟】
庭や茶室の外に仕組み、水滴が落下して発する、かすかな水音を楽しむ装置。縦穴を掘り、穴底に水盆と排水口を作る。素焼き...
すい‐きん‐ち‐か‐もく‐ど‐てん‐かい【水金地火木土天海】
太陽系の八つの惑星、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星のこと。 [補説]2006年以前は冥王星も惑...
すいきん‐るい【水禽類】
水鳥のうち、游禽類(カモ類)のこと。広くは渉禽類(サギ類・ツル類)を含めていう。
すい‐ぎゅう【水牛】
偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の哺乳類。大形で、体毛は少なく、水辺で暮らし、水浴・泥浴を好む。雌雄とも半月形の大きな角を...
すい‐ぎょ【水魚】
水と魚。
すい‐ギョーザ【水餃子】
《中国語から》皮をやや厚めにつくり、熱湯でゆでたギョーザ。水を切り、たれなどをつけて食べる。
すい‐ぎょく【水玉】
水晶の別称。
すい‐ぎょく【翠玉】
エメラルドのこと。
水魚(すいぎょ)の交(まじ)わり
《「蜀志」諸葛亮伝から。劉備が諸葛孔明と自分との間柄をたとえた言葉》水と魚との切り離せない関係のような、非常に親密...
すい‐ぎん【水銀】
亜鉛族元素の一。常温で液状である唯一の金属で、銀白色で重い。有毒。融点はセ氏零下38.86度、沸点はセ氏356.7...
すい‐ぎん【酔吟】
[名](スル)酒に酔って詩歌を吟じること。
すいぎん‐あつりょくけい【水銀圧力計】
水銀をガラス管に入れて水銀だまりの中に倒立させ、真空ガラス管中の水銀柱の高さによって気体の圧力を測る圧力計。大気圧...
すいぎん‐おんどけい【水銀温度計】
細管と球からなるガラス管に水銀を入れ、水銀の熱膨張を利用して温度を測る温度計。 [補説]水俣条約(水銀条約)の発効...
すいぎん‐かんでんち【水銀乾電池】
⇒水銀電池
すいぎん‐きあつけい【水銀気圧計】
気圧計の一。水銀をガラス管に入れて水銀だまりの中に倒立させ、真空ガラス管中の水銀柱の高さによって気圧を測定する。最...
すいぎん‐こうこう【水銀硬膏】
水銀と無水ラノリンとを練り合わせ、蜜蝋(みつろう)などを混ぜて製する硬膏。梅毒疹(ばいどくしん)などに用いられた。
すいぎん‐ざい【水銀剤】
水銀の殺菌作用を利用した薬剤の総称。副作用があるため現在はほとんど使用されない。
すいぎん‐じょうやく【水銀条約】
⇒水俣(みなまた)条約
すいぎん‐せいうけい【水銀晴雨計】
⇒水銀気圧計
すいぎん‐せいりゅうき【水銀整流器】
真空容器中に水銀を陰極として、石墨または鉄を陽極として入れ、水銀蒸気中に起こる、アーク放電を利用する整流器。
すいぎん‐ちゅう【水銀柱】
水銀圧力計・水銀温度計などで、細いガラス管に入っている水銀。その高さにより圧力や温度が示される。
すいぎん‐ちゅうどく【水銀中毒】
水銀または水銀化合物を吸収することによって起こる障害。急性の場合は尿毒症など腎臓疾患を起こし、慢性の場合は中枢神経...
すいぎんちゅう‐ミリメートル【水銀柱ミリメートル】
圧力の単位。血圧・頭蓋内圧・眼圧など、生体内の圧力の計量に用いられる。非SI単位。古くは「高さ1ミリメートルの水銀...
すいぎんでんせつ【水銀伝説】
塚本邦雄の歌集。昭和36年(1961)刊。
すいぎん‐でんち【水銀電池】
減極剤として酸化水銀を使った乾電池。正極に酸化水銀と黒鉛粉末、電解液に水酸化カリウム、負極に亜鉛を用いる。起電力は...
すいぎん‐とう【水銀灯】
水銀蒸気を封入した真空管内のアーク放電によって生じる発光を利用する電灯。低圧のものは紫外線が非常に強いので蛍光灯・...
すいぎん‐なんこう【水銀軟膏】
水銀に無水ラノリン・豚脂・牛脂などを混ぜて作った軟膏。梅毒治療、ケジラミ駆除などに用いられた。
すいぎんにかんする‐みなまたじょうやく【水銀に関する水俣条約】
⇒水俣条約
すいぎん‐ほう【水銀法】
陰極に水銀を、陽極に炭素を用いて食塩水を電解し、塩素と水酸化ナトリウムを製造する方法。
すい‐くう【水空】
広い雪原や氷海において、開水面の上空の雲の底面がやや黒っぽく見える現象。その部分だけ直下の雪や氷からの光の反射を受...
すい‐くち【吸(い)口】
1 口で吸う器具の、口にくわえる部分。「吸い飲みの—」 2 紙巻きタバコの口につける部分に、別に紙を巻きつけたもの...
すい‐くどせき【水苦土石】
炭酸マグネシウムを主成分とする含水鉱物。単斜晶系。白色または無色。超塩基性岩中に岩脈を成すほか、玄武岩中の洞窟にお...
すい‐くん【垂訓】
教えを垂れること。また、教訓を後世の人々に残すこと。また、その教訓。垂教(すいきょう)。「山上の—」
すい‐ぐ【炊具】
炊事道具。
すい‐ぐん【水軍】
1 水上で戦う武士団。特に中世、瀬戸内海や西九州沿岸で活躍した村上水軍や松浦党が有名。 2 海軍。「この小童、忽ち...
すい‐けい【水系】
1 流水の系統。一つの川の流れを中心とし、それにつながる支流・沼・湖などを含めていう。「利根川—」 2 海の水塊の...
すい‐けい【水鶏】
クイナのこと。
すい‐けい【推計】
[名](スル)推定して計算すること。推算。「次年度の所得を—する」
すいけい‐かんせん【水系感染】
飲料水などによって感染症が流行すること。水系伝染。