すみ‐がさ【墨傘】
黒い地紙をはった日傘。
すみ‐がしら【炭頭】
1 一俵の中の特に大きな炭。《季 冬》「池田炭や名のる天下の—/宗因」 2 よく焼けていないためにいぶる炭。《季 冬》
すみ‐がま【炭窯/炭竈】
「炭焼き窯(がま)」に同じ。《季 冬》「—に行く道なれば下りなる/虚子」
すみ‐がわら【隅瓦】
瓦葺(ぶ)き屋根の隅の軒先に用いる瓦。
すみ‐きり【隅切り】
1 「隅切り角」の略。 2 上の隅を切った旗指物(はたさしもの)。 3 「隅切り下駄」の略。
すみきり‐かく【隅切り角】
方形の四隅を切り落とした形。隅角(すみかく)。切り角(ずみ)。
すみきり‐げた【隅切り下駄】
台の四隅を切り落として隅切り角の形にした下駄。
すみ‐き・る【澄(み)切る】
[動ラ五(四)]わずかなくもりもなくよく澄んでいる。転じて、心に迷いがなくなる。「—・った秋の青空」「—・った心境」
すみ‐ぎ【炭木】
焼いて炭にする木。炭材。
すみ‐ぎ【隅木/桷/角木】
隅棟の下にあって垂木(たるき)の上端を受けている斜めの材。
すみ・く【住み来】
[動カ変]長い間住み続ける。また、特に、男が女の家に長い間通い続ける。「年を経て—・こし里を出でていなばいとど深草...
すみ‐くち【済み口】
事の終わった所。終わりとなった点。また、落着した事件。「往来(ゆきき)の人更にまた山をなして、此の—を見るはあやう...
すみくち‐しょうもん【済み口証文】
江戸時代の訴訟で、訴えを起こした後で和解が成立したとき、役所へ提出した証文。内済(ないさい)証文。
すみ‐ぐま【墨隈】
東洋画などで、墨の濃淡やぼかしによって隈を取り、立体感や雲霞(うんか)を表す手法。
すみ‐ぐろ【墨黒】
墨色が黒々としていること。墨つきが濃いこと。「をといふ文字をただ一つ、—に書きて」〈著聞集・八〉
すみ‐こみ【住(み)込み】
住み込むこと。また、その人。通いに対していう。「—のお手伝いさん」
すみ‐こ・む【住(み)込む】
[動マ五(四)]使用人や弟子などが主人の家などに寝泊まりして仕事をする。「—・んで働く」
すみ‐ごこち【住(み)心地】
住んでいるときの気分。住んでみた感じ。「—のいい町」
すみ‐ごろも【墨衣】
「墨染め衣」に同じ。
すみ‐さし【墨差(し)/墨刺(し)】
大工や石工などが、線を引いたり文字を書いたりするのに用いる箆(へら)状の竹筆。墨壺(すみつぼ)に添えて用いる。
すみ‐さす【隅扠首】
縁側の隅から縁桁(えんげた)に45度の角度で突き出した材。縁隅木。
すみ‐ざけ【清み酒】
濁りのない澄んだ酒。清酒(せいしゅ)。
すみ‐じ【墨字】
点字に対して、普通に書かれた文字や印刷された文字。
スミス
[1723〜1790]英国の経済学者。古典派経済学の創始者。スコットランドの生まれ。主著「国富論」は経済学を初めて...
スミス
[1826〜1883]英国の数学者。整数論・近世幾何学の研究に貢献。
スミス
[1846〜1894]英国の聖書学者。聖・俗の観念を社会的立場から考察し、宗教の比較研究法を開拓。著「セム族の宗教...
スミス‐タワー
米国ワシントン州シアトルにある高層ビル。市街中心部のパイオニアスクエアに位置する。1914年建造。完成当時は西海岸...
スミス‐トロピカルパラダイス
米国ハワイ州、カウアイ島東部にある植物園。ワイルア川沿いに位置する。広大な敷地に熱帯の草花や果樹が植栽されており、...
スミス‐フォールズ
カナダ、オンタリオ州南東部の都市。リドー運河の起終点であるオタワとキングストンのほぼ中間点に位置し、運河開通にとも...
すみ‐すまし【済み済まし】
結末。しめくくり。始末。「おれが—を付けたから、けちりんも間違(まちげ)えはねえ」〈滑・浮世風呂・四〉
すみ‐す・む【住み住む】
[動マ四]住み続ける。続けて住む。「世の中の繁き仮廬(かりほ)に—・みて至らむ国のたづき知らずも」〈万・三八五〇〉
すみ‐すり【墨磨り】
1 墨をすること。また、その人。 2 硯(すずり)の古称。〈和名抄〉
スミスロック‐しゅうりつこうえん【スミスロック州立公園】
《Smith Rock State Park》米国オレゴン州中央部の都市レドモンドの北郊にある州立公園。クルークト...
す‐みず【角水】
大工道具の一。水平度を測る器具。水盛(みずもり)。
すみ‐ずきん【角頭巾】
袋形で、かぶると耳の上で角状になり、後ろに錏(しころ)のような垂れのある頭巾。寛永(1624〜1644)のころ、老...
すみ‐ずみ【隅隅】
すべての隅。方々の隅。また、あらゆる方面。「—までくまなく探す」
すみ‐ずり【墨摺り】
1 木版画を墨1色だけで摺ること。また、その版画。墨摺り絵。 2 更紗(サラサ)模様の線描を彫刻板で摺り、筆で彩色...
角水(すみず)を突(つ)・く
《角水をあてて正確に水平度を測る意から》こまかく吟味したり、わずかな欠点でもとがめたりする。〈日葡〉
すみ‐せん【須弥山】
⇒しゅみせん
す‐みそ【酢味噌】
味噌に酢・砂糖などを加えたもの。野菜・魚介・海藻などをあえる。
スミソニアン‐きょうかい【スミソニアン協会】
《Smithsonian Institution》米国の国立学術文化研究機関。1846年、英国の化学者スミソンの遺...
スミソニアン‐きょうてい【スミソニアン協定】
《Smithsonian agreement》ニクソンショックにより混乱に陥った外国為替市場を安定化するため、19...
スミソニアン‐ごうい【スミソニアン合意】
⇒スミソニアン協定
スミソニアン‐たいせい【スミソニアン体制】
《Smithsonian monetary system》1971年12月にG10で締結されたスミソニアン協定、お...
スミソニアン‐はくぶつかん【スミソニアン博物館】
《Smithsonian museums》米国のスミソニアン協会が運営する博物館・美術館・動物園などの総称。航空宇...
すみ‐ぞめ【墨染(め)】
1 墨で染めること。また、そのような黒い色または、ねずみ色。 2 「墨染め衣」の略。 3 僧。「その身を—になして...
すみぞめ‐ごろも【墨染(め)衣】
黒色の僧衣やねずみ色の喪服。
すみぞめ‐ざくら【墨染桜】
1 桜の一品種。花は白色で単弁。 2 京都の伏見墨染にあったという伝説上の桜。上野岑雄(かみつけのみねお)の「深草...
すみぞめ‐の【墨染めの】
[枕]墨染めの色が暗いところから、「ゆふべ」「たそがれ」「くら」などにかかる。「—夕べになれば」〈古今・雑体〉 「...
すみぞめ‐の‐ころも【墨染(め)の衣】
「墨染め衣」に同じ。