そう‐ぞく【草賊】
1 山野にひそむ盗賊。おいはぎ。 2 こそどろ。 3 反乱・一揆などを起こす賊徒をののしっていう語。「丈の知れたる...
そう‐ぞく【装束】
1 「しょうぞく(装束)1」に同じ。「壺(つぼ)—」「—の袴(はかま)を取り寄せさせ給ひて」〈源・夕顔〉 2 「し...
そう‐ぞく【僧俗】
僧と俗世間の人。僧侶と俗人。
そう‐ぞく【争族】
俗に、遺産相続などをめぐって争う親族のこと。
そう‐ぞく【争続】
俗に、遺産相続などをめぐって親族が争うこと。相続争い。
そう‐ぞ・く【装束く】
[動カ四]《名詞「そうぞく(装束)」の動詞化》 1 装束を身につける。「幼き人、参らまほしげに思ひたれば、—・かせ...
そうぞく‐あらそい【相続争い】
財産などの相続人を決めるために、親族どうしでいさかいになること。
そうぞく‐けん【相続権】
相続の開始前または開始後において、相続人がもつ法律上の権利。
そうぞく‐さいけんしゃ【相続債権者】
相続財産に属する債務の債権者。被相続人の債権者で、相続により相続人を債務者とすることになった者。遺産債権者。
そうぞく‐ざいさん【相続財産】
相続によって相続人が被相続人から承継する一切の財産。
そうぞくざいさん‐かんりにん【相続財産管理人】
相続人の存否が明らかでない場合や、相続人全員が相続を放棄した場合に、家庭裁判所の選任を受けて相続財産の清算を行う人...
そうぞくざいさん‐ぶんよ【相続財産分与】
被相続人に相続人がいない場合、家庭裁判所が、被相続人と生計を同じくしていた人や療養看護に努めた人など(特別縁故者)...
そうぞくじせいさんかぜい‐せいど【相続時精算課税制度】
父母または祖父母が子や孫に生前贈与を行うときに、贈与ではなく相続の前倒しとして扱う制度。贈与者が60歳以上の父母や...
そうぞく‐ぜい【相続税】
相続または遺贈によって取得した財産に課せられる国税。
そうぞくぜい‐ろせんか【相続税路線価】
⇒路線価
そうぞく‐にん【相続人】
1 先代に代わってそのあとを継ぐ人。 2 被相続人の財産上の地位を承継する人。
そうぞく‐ぶん【相続分】
同順位の相続人が二人以上いるとき、各相続人が承継する遺産の持ち分。
そうぞく‐ほう【相続法】
相続に関する法の総称。特に、相続について規定する民法第5編をいう。
そうぞく‐ほうき【相続放棄】
相続開始後に、相続人が相続を拒否する意思表示。3か月以内に家庭裁判所に申し出る必要がある。
そう‐たい【双胎】
胎内に胎児を二つもつこと。
そう‐たい【早退】
[名](スル)会社や学校を定刻より早く退出すること。はやびけ。「病気で—する」
そう‐たい【相対】
[名](スル) 1 向かい合うこと。向き合っていること。また、対立すること。「難題に—する」 2 他との関係の上に...
そう‐たい【草体】
草書の書体。草書体。
そう‐たい【掃苔】
墓の苔(こけ)をきれいに取り去ること。転じて、墓参り。特に盂蘭盆前の墓参りをいう。《季 秋》「—の埃あげたる箒かな...
そう‐たい【僧体】
僧の姿。僧形(そうぎょう)。法体(ほったい)。⇔俗体。
そう‐たい【総体】
[名]物事の全体。「事件の—を把握する」 [副] 1 全般に。一体に。総じて。「—よくできた」「子供は—に自己中心...
そう‐たい【爪体】
⇒爪甲
そうたい‐うんどう【相対運動】
物理系で、一方の物体の位置と方向に対する、他方の物体の位置と方向の変化。一方の物体の位置と方向を原点とする座標系の...
そうたい‐おんかん【相対音感】
ある音の高さを他の音との関係において識別する能力。→絶対音感
そうたいかんゆけつ‐しょうこうぐん【双胎間輸血症候群】
双子の胎児が一つの胎盤を共有するとき、一方の胎児から他方の胎児へ血液が流れることによって、一方が多血症、他方が貧血...
そうたい‐がいねん【相対概念】
他の概念と相関してはじめて存在しうるような概念。例えば、親・子など。絶対概念に対していう。
そうたい‐くっせつりつ【相対屈折率】
光が二つの媒質A、Bの境界面で屈折するときの屈折率。二つの媒質の絶対屈折率をnA、nBとすると、その比、nB/nA...
そうたい‐けいご【相対敬語】
話し手と聞き手、話題となる人物との関係で敬意の高低が定まる敬語の使い方。現代日本語の敬語は、相対敬語。通常「部長が...
そうたい‐けん【相対権】
特定の人に対してだけ主張できる権利。債権など。対人権。⇔絶対権。
そうたいげんし‐しつりょう【相対原子質量】
⇒原子量
そう‐たいこ【曹大姑/曹大家】
⇒班昭(はんしょう)
そうたい‐こくてんすう【相対黒点数】
⇒黒点相対数
そうたい‐ごさ【相対誤差】
真の値に対する誤差の割合。誤差の絶対値を測定値で割って得られる。
そうたい‐しつど【相対湿度】
空気中に含まれる水蒸気の量と、その温度の空気が含み得る水蒸気の最大量との比率。RH。
そうたい‐しゅぎ【相対主義】
哲学で、人間の認識や評価はすべて相対的であるとし、真理の絶対的な妥当性を認めない立場。ギリシャのソフィストたちが古...
そうたいせい‐げんり【相対性原理】
物理法則はどの観測者(座標系)に対しても同じ形に表されるという原理。表現する座標系を変換しても形が変わらず、対等で...
そうたい‐せいぞんりつ【相対生存率】
実測生存率を調整し、対象となる病気以外で死亡したケースを除外したもの。生存率を、対象者と同じ年齢・性別の集団が生存...
そうたい‐せいちょう【相対成長】
⇒アロメトリー
そうたいせい‐りろん【相対性理論】
アインシュタインによって確立された物理学の基礎理論。1905年発表の特殊相対性理論は、光速度がすべての観測者に対し...
そうたい‐そくど【相対速度】
運動している物体を、運動している観測者が見るときの速度。
そうたい‐たすう【相対多数】
過半数には達しないが、全体の中で他のどれよりも数が多いこと。絶対多数に対する語として用いられる。比較多数。
そうたい‐てき【相対的】
[形動]他との関係において成り立つさま。また、他との比較の上に成り立つさま。「—な価値」「物事を—に見る」⇔絶対的。
そうたいてき‐かじょうじんこう【相対的過剰人口】
人口の絶対的増加によるのではなく、資本の有機的構成の高度化による相対的に過剰な労働者人口。流動的、潜在的、停滞的の...
そうたいてき‐じょうよかち【相対的剰余価値】
剰余価値の一形態。総労働時間が変わらない場合、生産方法の発展・改良などによって必要労働時間が短縮され、その結果生じ...
そうたいてきはくだつ‐しひょう【相対的剝奪指標】
社会の中で期待される一定水準の生活に必要と判断される、衣食住や教育・職業・健康・社会活動・制度などの項目を選定し、...