たかやす‐じょう【高安城】
大阪府八尾市と奈良県生駒郡平群(へぐり)町の境にある高安山にあった古代の山城。天智天皇6年(667)築城。昭和53...
たかやす‐どうみゃくえん【高安動脈炎】
大動脈とそこから分枝する主要な動脈に炎症が生じ、血管が狭窄(きょうさく)・閉塞あるいは拡張することで、脳・心臓・腎...
たかやす‐びょう【高安病】
高安動脈炎の旧称。平成27年(2015)の難病法施行に伴い改称。
たかやす‐りゅう【高安流】
1 能の大鼓(おおつづみ)方の流派の一。室町末期、高安与右衛門道善を流祖とする。 2 能のワキ方の流派の一。高安与...
たかやなぎ‐けんじろう【高柳健次郎】
[1899〜1990]電子工学者。静岡の生まれ。日本のテレビジョン技術の開拓者で、昭和2年(1927)初の映像送受...
たか‐やま【高山】
高い山。こうざん。
たかやま【高山】
岐阜県北部の市。飛騨(ひだ)地方中部を占める。一位一刀彫・春慶塗・渋草焼などの工芸が盛ん。高山祭は有名。町割りが似...
たかやま【高山】
姓氏の一。 [補説]「高山」姓の人物高山右近(たかやまうこん)高山宗砌(たかやまそうぜい)高山樗牛(たかやまちょぎ...
たかやま‐うこん【高山右近】
[1552〜1615]安土桃山時代のキリシタン大名。名は長房。洗礼名、ジュスト。摂津の高槻城主、のち、明石城主。江...
たかやま‐し【高山市】
⇒高山
たかやま‐そうぜい【高山宗砌】
⇒宗砌(そうぜい)
たかやま‐ちょぎゅう【高山樗牛】
[1871〜1902]評論家。山形の生まれ。本名、林次郎。東大在学中に小説「滝口入道」を発表し、「帝国文学」発刊に...
たかやま‐はねこ【高山羽根子】
[1975〜 ]小説家。富山の生まれ。平成22年(2010)、短編小説「うどん キツネつきの」で創元SF短編賞の佳...
たかやま‐ひこくろう【高山彦九郎】
[1747〜1793]江戸中期の勤王家。上野(こうずけ)の人。名は正之。諸国を行脚して勤王思想を提唱。時勢に憤激し...
たかやま‐ほんせん【高山本線】
岐阜から高山を経て富山に至るJR線。富山・高山間は全通時まで飛越線と称した。全長225.8キロ。
たかやま‐ぼんち【高山盆地】
岐阜県北部にある盆地。中心は高山市。
たかやま‐まつり【高山祭】
岐阜県高山市で行われる、4月14・15日の日枝(ひえ)神社の山王祭と10月9・10日の八幡(はちまん)神社の八幡祭...
たか‐やりど【高遣り戸】
1 高い所につくった引き戸。 2 清涼殿の南の渡殿にある引き戸。
たか‐ゆか【高床】
高い柱を立ててその上に床を張った建物。日本では弥生時代の米倉、古墳時代の豪族の邸宅、出雲大社の本殿、奈良東大寺正倉...
たかゆく‐や【高行くや】
[枕]隼(はやぶさ)が空高く飛んでいく意から、人名「はやぶさわけ」にかかる。「—はやぶさわけさざき取らさね」〈記・...
たか‐ゆすり【高強請】
威圧的に金品をねだること。「盗人たけだけしいと、その—くはぬくはぬ」〈浄・千本桜〉
たか‐ようじ【高楊枝】
1 ゆうゆうと食後の楊枝を使うこと。満腹のさまにいう。「武士は食わねど—」 2 何もしないでいること。ぶらぶら遊ん...
たかよし‐しんのう【尊良親王】
⇒たかながしんのう(尊良親王)
たから【宝/財/貨】
1 世の中に数少なく、特に貴重なもの。宝物。財宝。「家に伝わる—」 2 財産。金銭。「悖(さか)って来る—の悖って...
たからい【宝井】
姓氏の一。 [補説]「宝井」姓の人物宝井其角(たからいきかく)宝井馬琴(たからいばきん)
たからい‐きかく【宝井其角】
[1661〜1707]江戸前期の俳人。蕉門十哲の一人。江戸の人。初め、母方の姓榎本を名のった。別号、宝晋斎・晋子な...
たからい‐ばきん【宝井馬琴】
講談師。 (5世)[1903〜1985]愛知の生まれ。本名、大岩喜三郎。講談協会会長を務め、「寛永三馬術」「加賀騒...
たか‐らか【高らか】
[形動][文][ナリ]いかにも高いさま。高々としたさま。「声—に歌う」「行進曲が—に鳴り響く」
たからかなばんか【高らかな挽歌】
高井有一の長編小説。平成11年(1999)刊行。日本の高度成長期、衰退しつつある映画産業の世界を舞台に、業界人たち...
たから‐がい【宝貝】
タカラガイ科の巻き貝の総称。貝殻は卵形、背面は滑らかで光沢が強く、斑紋がある。腹面の細長い殻口の両縁に刻み目があり...
たからがわ‐おんせん【宝川温泉】
群馬県北部、みなかみ町にある温泉。利根川支流の宝川の渓谷に臨む。泉質は単純温泉。
たから‐くじ【宝籤】
地方自治体の財政資金を調達し、収益金を公共事業などの資金に充てるために売り出すくじ。当籤金(とうせんきん)付証票。
宝(たから)さかって入(い)る時(とき)はさかって出(で)る
《「礼記」大学の「貨(か)悖(もと)りて入る者は、また悖りて出ず」から》不正に手に入れた財宝は、結局、つまらない目...
たから‐さがし【宝探し】
1 財宝を探し求めること。 2 宝物に擬して、物品を砂場や物かげなどに隠しておき、探させる遊び。
たから‐ジェンヌ
《「パリジェンヌ」のもじり》宝塚歌劇団の俳優のこと。
たからじま【宝島】
1 《原題Treasure Island》R=L=スチーブンソンの小説。1883年刊。海賊フリントの財宝を隠した宝...
たからじま‐さい【宝島債】
中国本土の企業が台湾で発行する人民元建て債券の通称。フォルモサ債。
たから‐だに【宝蜱】
タカラダニ科のダニの総称。体長1〜2ミリ、全身が赤色で短毛に覆われる。幼虫はセミやイナゴなどの昆虫に寄生。成虫は地...
たからづか【宝塚】
兵庫県南東部の市。阪急電鉄が観光地として開発。温泉・宝塚大劇場がある。戦後、住宅地化。人口22.6万(2010)。...
たからづか‐いりょうだいがく【宝塚医療大学】
兵庫県宝塚市にある私立大学。平成23年(2011)開学。
たからづか‐おんがくがっこう【宝塚音楽学校】
宝塚市にある宝塚歌劇団の団員養成学校。宝塚唱歌隊を母体に大正7年(1918)私立宝塚音楽歌劇学校として開学、昭和2...
たからづか‐かげきだん【宝塚歌劇団】
宝塚市に本拠を置く女性だけの歌劇団。大正2年(1913)設立の宝塚唱歌隊が宝塚少女歌劇を経て、昭和15年(1940...
たからづか‐し【宝塚市】
⇒宝塚
たからづか‐だいがく【宝塚大学】
兵庫県宝塚市などにある私立大学。昭和62年(1987)に宝塚造形芸術大学として開学。平成22年(2010)現校名に...
たからづか‐だいげきじょう【宝塚大劇場】
宝塚市にある宝塚歌劇団の劇場。大正13年(1924)開館。平成5年(1993)に改築された。小劇場の宝塚バウホール...
たから‐づくし【宝尽(く)し】
1 いろいろな縁起のいい宝物を並べたてたもの。 2 如意宝珠・宝鑰(ほうやく)・打ち出の小槌(こづち)・金嚢(きん...
たから‐でら【宝寺】
⇒宝積寺(ほうしゃくじ)
たから‐の‐いち【宝の市】
10月17日、18日に大阪の住吉大社で行われる神事。農家で使う升などを売る市が立つ。升市。《季 秋》「買勝や—の国...
たから‐の‐きみ【宝の君】
大切に思う主君。大事な主君。
たからのつち【宝の槌】
狂言。打ち出の小槌(こづち)だとだまされて古い太鼓のばちを買った太郎冠者が、何も出ないので主人にいろいろ言いわけをする。