たい‐こ【大呼】
[名](スル)《「だいこ」とも》大声で叫ぶこと。「路傍の石に坐して—して曰く」〈織田訳・花柳春話〉
だい‐こ【大根】
「だいこん(大根)」の音変化。
だい‐こう【代行】
[名](スル)当事者に支障があるときなどに、代わってその職務を行うこと。また、その人。「事務手続きを—する」「学長—」
だい‐こう【代香】
代理の焼香をすること。また、その人。
だい‐こう【代講】
[名](スル)本来行うべき人に代わって講演や講義などをすること。また、その人。「ほかの教授が—する」
だい‐こう【乃公】
[代]一人称の人代名詞。男性が、目下の人に対して、または尊大に、自分をさしていう語。我が輩。ないこう。「それでも筆...
だい‐ごう【大剛】
《「だいこう」「たいこう」「たいごう」とも》非常に強いこと。また、その人。
乃公(だいこう)出(い)でずんば
他の者に何ができるのか、我が輩が出なければならないの意。自信を表す言葉。
だいこう‐いん【大光院】
群馬県太田市にある浄土宗の寺。山号は義重山。慶長18年(1613)徳川家康が新田義重の菩提所として建立。開山は、呑...
だいこうかい【大航海】
伴野朗による長編の冒険歴史小説。昭和59年(1984)、上下2巻で刊行。
だいこうかい‐じだい【大航海時代】
15世紀から17世紀前半にかけて、ポルトガル・スペインを中心とするヨーロッパ諸国が地球規模の遠洋航海を実施して新航...
だいこう‐きゅうふ【代行給付】
国が支払う老齢厚生年金の一部を厚生年金基金が代わって支給すること。
だいこう‐ぎょう【代行業】
当事者に代わって、さまざまな手続きや事務、雑用などを行うサービス。「運転—」
だいこうずい【大洪水】
《原題、(フランス)Le Déluge》ル=クレジオの長編小説。1966年刊。万物の死の予感から逃れようとしてさま...
だい‐こうずい【大洪水】
大規模で、被害の大きい洪水。 [補説]書名別項。→大洪水
だいこうぜん‐じ【大興善寺】
中国、隋の文帝が582年に都の長安に建立した寺。隋・唐を通じて長安第一の大寺。756年、不空が灌頂道場を開いてから...
だいこう‐だい【大工大】
大阪工業大学の俗称。
だい‐こうとうこう【大後頭孔】
後頭骨の前下方にある大きな卵円形の開口部。延髄・椎骨動脈などが通っている。
だい‐こうどう【大講堂】
1 (‐カウダウ) 学校・会社などの講堂のうち、大きいもの。 2 (‐コウダウ) 寺院にある大きな講堂。 (‐コ...
だいこうふしょう‐じ【大光普照寺】
埼玉県児玉郡神川町にある天台宗の寺。山号は金鑽(かなさな)山。聖徳太子の開創と伝え、のち円仁が中興。元山大師の寺と...
だいこう‐へんじょう【代行返上】
厚生年金基金が国に代わって運用・給付を行っていた老齢厚生年金の一部(報酬比例部分から過去の報酬の再評価・物価スライ...
だいこうほう【大公報】
中国の日刊新聞。1902年、天津で創刊。上海の「申報(しんぽう)」と並ぶ有力紙となる。日本の新聞を参考にし、写真も...
だい‐こうり【大行李】
旧日本陸軍で、食糧・衣料などを運んだ部隊。
だいこう‐われ【代行割れ】
厚生年金基金の保有資産が最低責任準備金(厚生年金の代行部分を給付するために企業が最低限保有していなければならない額...
だいこ‐おろし【大根卸し】
「だいこんおろし」に同じ。
だい‐こく【大黒】
「大黒天」の略。 1 僧侶の妻。梵妻(ぼんさい)。「尼僧(あま)ともつかず、—ともつかず」〈藤村・破戒〉 2 「...
だいこく‐がさ【大黒傘】
近世、大坂の大黒屋が大黒天の印を押して売り出した番傘。粗末だが丈夫な作りで、江戸では番傘の総称になった。
だいこく‐こう【大黒講】
大黒天を信仰する者の講中。
だいこく‐こがね【大黒金亀子】
コガネムシ科の昆虫。体長約2.5センチ。体は楕円形で厚みがあり、黒色。雄には長い角がある。山地の牧場にみられ、地中...
だいこく‐じょうぜ【大黒常是】
江戸時代の銀座役人の世襲名。→常是
だいこく‐ずきん【大黒頭巾】
焙烙頭巾(ほうろくずきん)の異称。七福神の大黒天がかぶっているのでいう。
だいこく‐てん【大黒天】
《(梵)Mahākālaの訳》 1 もとインドで破壊を意味する暗黒の神。密教では、大自在天の眷(けん)族として三宝...
だいこく‐ねずみ【大黒鼠】
シロネズミの別名。白色が吉兆とされ、福をもたらす大黒天の使いとされた。
だいこく‐ば【大黒歯】
上あごの第一切歯のうち左側のものの俗称。右側のものを恵比須歯という。
だいこく‐ばしら【大黒柱】
1 民家の土間と床との境の中央に立てる、特に太い柱。また、建物の中央に最初に立てる柱。亭主柱。 2 家や国の中心と...
だいこく‐ふとう【大黒埠頭】
神奈川県横浜市にある埠頭。総面積は3.22平方キロメートル。横浜港初の島式埠頭で、首都圏の物流拠点の一つとなっている。
だいこく‐ぼうし【大黒帽子】
大黒頭巾に似た、上が平らな丸形で縁のない帽子。明治中期に男性がかぶった。大黒帽。
だいこく‐まい【大黒舞】
室町時代から江戸時代にかけて行われた門付け芸の一。正月に大黒天の面をつけて赤い頭巾(ずきん)をかぶり、打ち出の小槌...
だい‐こくみん【大国民】
1 大国の国民。 2 りっぱな国民。
だいこくや‐こうだゆう【大黒屋光太夫】
[1751〜1828]江戸中期の船頭。伊勢の人。名は幸太夫とも書く。天明2年(1782)米を江戸に回漕(かいそう)...
だいこくれんが【大黒連歌】
狂言。子(ね)祭りに信者たちが大黒天に連歌を奉納すると、大黒天が現れて打ち出の小槌(こづち)や袋などの宝を与える。
だいこ‐たき【大根焚き】
京都市右京区鳴滝の了徳寺で、12月9日に行う行事。大根を煮て開山の親鸞(しんらん)上人に供え、信者にも分ける。《季 冬》
だい‐こつばん【大骨盤】
骨盤のうち、分界線よりも上の広がった部分。左右の腸骨翼によって形成され、腹部内臓の一部を収めている。仮骨盤。→小骨盤
だいこつばん‐くう【大骨盤腔】
骨盤の上方に位置する大骨盤の内腔。→小骨盤腔
だい‐こん【大根】
《「おおね」を音読みにした語》 1 アブラナ科の越年草または一年草。白い長大な円柱状の根をもつ。葉は長く、羽状に深...
だいこん‐あし【大根足】
太くて不格好な女性の足をいう語。
だいこん‐おろし【大根卸し】
1 大根をおろし器ですりおろした食物。おろし大根。おろし。 2 大根をおろす道具。おろし金。おろし器。
だいこん‐じま【大根島】
島根県北東部、中海(なかうみ)にある楯状(たてじょう)火山島。最高点は大塚山の42メートル。面積約5平方キロメート...
だいこん‐じめ【大根注連】
神棚などに飾る太めの注連縄(しめなわ)。《季 新年》
だいこん‐そう【大根草】
バラ科の多年草。山野に生え、高さ10センチ〜1メートル。葉はダイコンに似る。初夏、黄色の5弁花を開く。