ちゅうしょ‐しょう【中書省】
1 中国の中央官庁。魏晋時代に設置され、明初に廃止。 2 中務省(なかつかさしょう)の唐名。
ちゅうしょとく‐しゃ【中所得者】
中程度の所得を得ている人。中間所得者。
ちゅうしょ‐れい【中書令】
1 中書省の長官。 2 中務卿(なかつかさきょう)の唐名。
ちゅう‐しん【中心】
1 まんなか。中央。「町の—に公民館がある」「地域の—」 2 物事の集中する場所。また、最も重要な位置にある物や人...
ちゅう‐しん【中身】
武士の位・身分・禄高などが中位であること。また、その人。「大身、—、小身によらず、色を好むとてもくるしからざる」〈...
ちゅう‐しん【中震】
地震の強さの旧階級。家が激しく動揺し、座りの悪い器物が倒れ、8分目に入った水が器外にあふれ出る程度のものとされ、震...
ちゅう‐しん【忠心】
忠を尽くす心。忠実な心。
ちゅう‐しん【忠臣】
1 忠義な臣下。忠義を尽くす家来。 2 准大臣(じゅんだいじん)の異称。
ちゅう‐しん【忠信】
忠と信。まごころをこめ、うそいつわりのないこと。
ちゅう‐しん【注進】
[名](スル)《「注」は、しるす意》事件を書き記して上申すること。転じて、事件を急いで目上の人に報告すること。「御...
ちゅう‐しん【衷心】
心の中。心の底。衷情。「—よりわびる」
ちゅうしん‐かく【中心角】
円の二つの半径が挟む角。円周上の弧の両端と円の中心とを結んでできる角。
ちゅうしん‐がい【中心街】
その町の重要な施設や商店などが集中し、町の活動の中心となっている地域。
ちゅうしん‐きょうぎ【中心教義】
⇒セントラルドグマ
ちゅうしんきょくげん‐ていり【中心極限定理】
母集団から無作為にn個の標本を抽出することで得られる標本平均の分布は、nが大きくなるにしたがって、正規分布に近づく...
ちゅう‐しんくう【中真空】
日本のJIS(日本産業規格)で定められた真空の区分の一。真空度が0.1〜100パスカルをさす。大気圧で示すと、上空...
ちゅうしんぐら【忠臣蔵】
浄瑠璃・歌舞伎・講談などの一系統で、赤穂義士のあだ討ちを主題としたもの。 「仮名手本忠臣蔵」の通称。
ちゅうしんぐらとはなにか【忠臣蔵とは何か】
丸谷才一による文芸評論。昭和59年(1984)刊行。第38回野間文芸賞受賞。
ちゅうしん‐げんし【中心原子】
錯体の中心となる原子。1個のものがふつうであり、単核錯体とよばれる。複数の場合は複核錯体という。
ちゅうしんしがいちかっせいか‐きほんけいかく【中心市街地活性化基本計画】
都市の中心となる市街地の都市機能を増進させ、経済活力を向上させるための施策を総合的かつ一体的に推進するための基本的...
ちゅうしんしがいちかっせいか‐ほう【中心市街地活性化法】
《「中心市街地の活性化に関する法律」の略称》都市の中心となる市街地の都市機能を増進し、経済活力の向上をさせるための...
ちゅうしん‐しど【中心示度】
高気圧・低気圧などの中心部の気圧の値。
ちゅうしん‐しょく【中心食】
日食で、太陽と月との中心を結ぶ直線が地球の表面と交わるときの食。皆既食や金環食が観測される。
ちゅうしん‐じょう【注進状】
中世の上申文書の一。荘園の代官が現地の状況や年貢の収支を本所に報告するときなどに用いた。注文。
ちゅうしんじょうみゃく‐えいよう【中心静脈栄養】
鎖骨下などからカテーテルを入れ、右心房近くの大静脈のところで栄養液を補給する方法。高カロリー輸液。TPN(tota...
ちゅうしん‐じんぶつ【中心人物】
ある物事を行う際に中心となる重要な人物。「話題の—」
ちゅうしん‐せい【中新世】
地質時代の区分の一。新生代新第三紀を二分した場合の初めの時期。2400万年前から510万年前まで。東北日本にはこの...
ちゅうしんせい‐とうつう【中心性疼痛】
⇒中枢性疼痛
ちゅうしん‐せん【中心線】
二つの円または二つの球の中心を結ぶ線分。
ちゅうしん‐たい【中心体】
細胞内小器官の一。細胞分裂の際にだけみられる顆粒(かりゅう)で、二つに分かれて細胞の両極に行き、これを中心として紡...
ちゅうしん‐ち【中心地】
中心となる重要な場所。「経済の—」
ちゅうしん‐ちゅう【中心柱】
シダ植物および種子植物の茎や根の、内皮より内側の部分。基本組織と維管束からなり、維管束の形や配列によっていくつかの...
ちゅうしん‐てき【中心的】
人や物事のなかで中心を占めるさま。「改革派の—人物」
ちゅうしん‐てん【中心点】
1 物事の中心となるところ。 2 図形や物体の中心にあたる点。
ちゅうしん‐てんか【中心点火】
レーザー核融合炉における点火方式の一。重水素と三重水素を収めた燃料球を、一度のレーザー照射で爆縮し、熱核融合を引き...
ちゅうしんとうごう‐ほう【中心統合法】
主要教科を中心として、他の教科をこれと内容的に関連づけて教科課程を編成する方法。
ちゅうしん‐ドグマ【中心ドグマ】
⇒セントラルドグマ
ちゅうしんのはっけん【中心の発見】
《Finding the center: two narratives》トリニダード出身のインド系英国人作家、ナイ...
忠臣(ちゅうしん)は二君(にくん)に事(つか)えず
《「史記」田単伝から。中国春秋時代、燕の将軍の、燕に仕えれば大きな領土を与えるという申し入れを断って首をつって死ん...
ちゅうしん‐ふんか【中心噴火】
火山の中央部にある火口で起こる噴火。→割れ目噴火
ちゅうしん‐ぶ【中心部】
物事の中心となる部分。「市の—を流れる川」
ちゅうしん‐めいだい【中心命題】
⇒セントラルドグマ
ちゅうしん‐りょく【中心力】
物体に働く力の作用線が、ある一定点を常に通るような力。太陽・惑星間の万有引力、荷電粒子間のクーロン力など。
忠臣(ちゅうしん)を孝子(こうし)の門(もん)に求(もと)む
《「後漢書」韋彪伝から》親に孝行する者は主君にも忠義を尽くすから、忠臣を求めようと思えば、孝子の家から求めなさい。
ちゅうしんをみつめながら【中心を見詰めながら】
⇒中心の発見
ちゅう‐じ【中耳】
外耳と内耳との間の部分。鼓室・耳管からなり、空気で満たされている。鼓室には耳小骨があって鼓膜の振動を内耳に伝え、耳...
ちゅうじ【仲尼】
孔子の字(あざな)。
ちゅうじ‐えん【中耳炎】
中耳に化膿菌(かのうきん)が感染して起こる病気。耳痛・発熱・耳鳴りなどを訴え、慢性になると症状の軽快をみるが、難聴...
ちゅう‐じき【中食】
1日2食の習慣のとき、朝食と夕食の間に軽くとる食事。後には昼の食事。
ちゅう‐じき【昼食】
「ちゅうしょく(昼食)」に同じ。「—をとる」