ちょう‐えい【寵栄】
君主などの寵愛を得て、はぶりがよいこと。「やはり思われるものは、…—を好まないであろうこと」〈嘉村・途上〉
ちょうえき【張掖】
中国甘粛省中部の都市。漢代以来、交通の要地として栄え、現在は蘭新(らんしん)鉄道が通り、綿花・穀物の集散地。
ちょう‐えき【腸液】
腸腺や腸粘膜から分泌されるほぼ透明な液。アルカリ性で、エレプシン・マルターゼなどの消化酵素を含み、消化吸収を助け、...
ちょう‐えき【懲役】
自由刑の一。刑事施設に拘置して一定の労役に服させる刑罰。無期と有期の2種がある。 [補説]令和7年(2025)から...
ちょうえき‐かん【懲役監】
旧監獄法で規定されていた監獄の種類の一つで、懲役の刑に処せられた者を拘禁する場所。刑務所がこれにあたる。 [補説]...
ちょう‐えつ【張説】
[667〜730]中国、初唐・盛唐期の詩人、玄宗朝初期の宰相。洛陽(河南省)の人。字(あざな)は道済、また説之(え...
ちょう‐えつ【超越】
[名](スル) 1 普通に考えられる程度をはるかにこえていること。ずばぬけていること。「人間の能力を—した技術」 ...
ちょうえつ‐かんすう【超越関数】
代数関数でない関数。三角関数・指数関数・対数関数など。
ちょうえつ‐すう【超越数】
代数的数でない数。自然対数の底(てい)e、円周率π(パイ)など。有理数を係数とする代数方程式の解として表すことがで...
ちょうえつ‐ほう【超越法】
⇒トランセンド法
ちょうえつろん‐てき【超越論的】
[形動]⇒先験的
ちょう‐エルエスアイ【超LSI】
《very large scale integration》⇒ブイ‐エル‐エス‐アイ(VLSI)
ちょう‐えん【長円】
「楕円(だえん)」に同じ。
ちょう‐えん【腸炎】
腸粘膜の炎症。腹痛・下痢がみられ発熱を伴うこともある。原因は細菌感染または細菌性毒素による場合と、食事の不摂生によ...
ちょう‐えんきせいがん【超塩基性岩】
火成岩のうち、二酸化珪素(けいそ)の含有量が塩基性岩より少なく、45パーセント以下の岩石。橄欖(かんらん)岩など。
ちょう‐えんしんき【超遠心機】
超高速回転により重力の数十万倍もの遠心力が得られる遠心分離機。分子量の分析やウイルス・たんぱく質の濃縮・分離などに...
ちょうえんしん‐ぶんりき【超遠心分離機】
⇒超遠心機
ちょうえん‐ビブリオ【腸炎ビブリオ】
食中毒の原因となる細菌の一種。好塩性の桿菌(かんきん)で、コレラ菌に似る。海産の魚介類などに付着し、それを夏期に生...
チョウ‐エンライ【周恩来】
⇒しゅうおんらい(周恩来)
ちょう‐おつ【超越】
「ちょうえつ(超越)4」に同じ。「次男宗盛中納言にておはせしが、数輩の上﨟を—して」〈平家・一〉
ちょう‐おん【長音】
1 長くのばして発音する音。⇔短音。 2 音声学上の用語。ある音節の母音を長くのばした発音。普通には語音として定ま...
ちょう‐おん【重恩】
⇒じゅうおん(重恩)
ちょう‐おん【朝恩】
朝廷の恩。天子の恩。
ちょう‐おん【潮音】
1 海の波の音。潮声。海潮音。 2 仏・菩薩(ぼさつ)の広大な慈悲を大海の波音にたとえていう語。海潮音。
ちょう‐おん【調音】
[名](スル) 1 ある音声を発するために、声門より上の音声器官を閉鎖したり狭めたりすること。→調音器官 2 ⇒調律
ちょう‐おん【聴音】
1 耳または機械で、音を聞きとること。「—能力」 2 音楽教育において、耳で聞いた旋律や和音を、楽譜に書き記すこと...
ちょう‐おん【寵恩】
目上の人から受けた、いつくしみの深い恩。
ちょう‐おんかい【長音階】
《major scale》全音階のうち、主音と第3音との間が長3度をなし、第3音と第4音、第7音と第8音との間が半...
ちょうおん‐き【聴音機】
あるものの発する音を感受し、その方向や距離などを探知する機械。空中聴音機・水中聴音機などがある。
ちょうおん‐きかん【調音器官】
声帯以外の、調音の役をする音声器官。唇・歯・歯茎・口蓋(こうがい)・舌・咽頭(いんとう)など。構音器官。
ちょう‐おんそく【超音速】
音速よりもはやい速度。マッハ数で表す。
ちょうおんそく‐き【超音速機】
超音速で航行する飛行機。 [補説]かつては民間機として超音速旅客機が就航していたが、2003年のコンコルド運航終了...
ちょうおんそく‐りゅう【超音速流】
速度が音速以上の気流。
ちょうおん‐たい【調音体】
ある音を発音する際、積極的にその音の調音活動にかかわる音声器官。[t][d]を発音する際の舌の類。
ちょうおん‐てん【調音点】
発音に際して、音声通路に閉鎖や狭めがつくられる箇所。英語では、[k]の調音における軟口蓋、[s]の調音における歯茎など。
ちょう‐おんぱ【超音波】
人間の耳には音として感じられないほど周波数が高い音波。通常、人が聞き取れる音の上限とされる16〜20キロヘルツより...
ちょうおんぱ‐かがく【超音波化学】
⇒音化学
ちょうおんぱ‐カッター【超音波カッター】
超音波で刃先を振動させることで、切断を容易にする工具。樹脂、ゴム、プラスチックなどを軽い力で切断することができる。
ちょうおんぱ‐けんさ【超音波検査】
⇒超音波診断法
ちょうおんぱ‐けんさそうち【超音波検査装置】
⇒超音波診断装置
ちょうおんぱ‐けんびきょう【超音波顕微鏡】
超音波を利用する顕微鏡。周波数が100メガヘルツから3ギガヘルツの超音波パルスを試料に照射し、その反射波や透過波を...
ちょうおんぱ‐しんだんそうち【超音波診断装置】
超音波を利用し、生体内部の組織の構造や動きを画像化する診断装置。超音波検査装置。→超音波診断法
ちょうおんぱ‐しんだんほう【超音波診断法】
超音波を利用して行う診断法。生体に超音波を当て、その反射やドップラー効果、エコー(反響)、透過の状況を画像化し、異...
ちょうおんぱ‐せんじょう【超音波洗浄】
超音波による振動で、液体に浸した器具などの汚れを除去すること。通常、歯科器具、眼鏡、宝石などの洗浄には15キロヘル...
ちょうおんぱそしき‐だんせいえいぞうほう【超音波組織弾性映像法】
⇒エラストグラフィー
ちょうおんぱ‐たんしょうき【超音波探傷器】
超音波を鋼材などに当てて、その反射波や通過波の強弱から材料内部の欠陥を探知する装置。
ちょうおんぱ‐ないしきょう【超音波内視鏡】
先端部に超音波診断装置を備えた内視鏡。胃や腸などの消化管の内部から高分解能の超音波診断が可能であり、従来の内視鏡で...
ちょうおんぱないしきょう‐けんさ【超音波内視鏡検査】
超音波内視鏡を利用して行う検査法。消化管(食道・胃・小腸・大腸など)の粘膜下のほか、膵臓や胆嚢の病変を詳細に観察す...
ちょうおんぱにゅうかきゅういん‐じゅつ【超音波乳化吸引術】
白内障の治療で行われる手術。水晶体の一部を切開して、内部の乳化した核と皮質を吸引し、眼内レンズを取り付ける。
ちょうおんぱ‐モーター【超音波モーター】
圧電素子に高周波を加えて1万ヘルツ以上の超音波で振動させ、素子の上にのせた回転子を回す方式のモーター。小型・軽量化...