てん‐か【天下】
《「てんが」とも》 1 天が覆っている全世界。 2 一国全体。国じゅう。また、国家。「—に号令する」「—を治める」...
てん‐か【天火】
1 落雷によって起こる火災。雷火。また、自然に起こる火災。 2 「天火日(てんかにち)」の略。
てん‐か【天花/天華】
1 《天から降る花の意》雪のこと。 2 ⇒てんげ(天花)
てん‐か【点化】
心などが改まり、変化すること。
てん‐か【点火】
[名](スル) 1 火をつけること。「ストーブに—する」 2 内燃機関を始動したり、爆薬を爆発させたりする操作。
てん‐か【添加】
[名](スル)別の物を加えること。また、別の物が加わること。「防腐剤を—する」「—物」
てん‐か【甜瓜】
マクワウリの漢名。
てん‐か【転化】
[名](スル) 1 ある状態・物が別の状態・物に変化すること。「戦況が—する」 2 蔗糖(しょとう)が加水分解され...
てん‐か【転科】
[名](スル)所属する学科を途中で変えること。また、変わること。「国文科から史学科に—する」
てん‐か【転訛】
[名](スル)語の本来の発音がなまって変わること。また、その音や語。「—した語形」
てん‐か【転嫁】
[名](スル) 1 自分の罪・責任などを他になすりつけること。「失敗の責任を—する」 2 心理学で、ある対象に対す...
てんかい【天海】
[1536〜1643]江戸初期の天台宗の僧。会津の人。号、南光坊。勅諡(ちょくし)号、慈眼大師。徳川家康に重んじら...
てん‐かい【天界】
1 天上の世界。⇔地界。 2 《「てんがい」とも》「天上界2」に同じ。
てん‐かい【展開】
[名](スル) 1 広くひろげること。また、広くひろがること。「眼下に—する平野」 2 物事をくりひろげること。「...
てん‐かい【転回】
[名](スル) 1 ぐるりと回ること。また、回すこと。回転。 2 向きが変わること。また、向きを変えること。「船の...
てんかい‐ガス【展開ガス】
⇒キャリアガス
てんかい‐こうしき【展開公式】
⇒乗法公式
てんかい‐ず【展開図】
立体を平面上に展開させてできる図。多面体では多角形のつながりとして表される。
てんかい‐ずほう【展開図法】
地球を地心から円筒や円錐に投影したあと、切り開いて平面とする地図投影法。円筒図法・円錐図法がある。
てんかい‐ソフト【展開ソフト】
圧縮ソフトで容量を減らされたデータを元の状態に戻すソフトウエアのこと。解凍ソフト。伸張ソフト。
てんか‐いち【天下一】
1 この世に比べるものがないこと。日本一。三国一。「—の板前」 2 近世、「天下一」を名のることを許された鋳物工・...
てんか‐いっとう【天下一統】
天下を統一すること。
てんか‐いっぴん【天下一品】
世の中で比べるものがないほどすぐれていること。また、そのもの。「—の料理」
てんかい‐ぶ【展開部】
楽曲において、提示された主題や素材をさまざまに発展させる部分。特にソナタ形式で顕著。
てんか‐カルテル【転嫁カルテル】
消費税の導入や税率引き上げの際に、増税分を価格に上乗せすることを、業者間で取り決めること。中小零細業者などが増税分...
てん‐かく【点画】
漢字をかたちづくる点と画。
てんか‐げい【天下芸】
天下に比べるものがないほどすぐれた芸。天下一の芸。「今春(こんぱる)太夫が舞に清五郎が鼓、又右衛門が片撥(かたばち...
てんか‐コイル【点火コイル】
内燃機関の点火装置で、高電圧を発生させる誘導コイル。
てんか‐こうそ【転化酵素】
⇒インベルターゼ
てんか‐こうどう【転嫁行動】
動物行動学において、闘争状態にある個体が、闘争相手ではなく別の個体を攻撃すること。主に上位の個体に攻撃されたとき、...
てんか‐こっか【天下国家】
天下と国家。特に、その政治。「—を論じる」
てんか‐ごめん【天下御免】
公然と許されること。はばかることなく堂々と振る舞えること。
てんかさんぶん‐の‐けい【天下三分の計】
後漢末、諸葛亮(しょかつりょう)が蜀(しょく)の劉備(りゅうび)に進言した、国土を三分割して曹操(そうそう)・孫権...
てん‐かす【天滓】
てんぷらを揚げるとき、衣が油に散ったもの。揚げ玉。
てんか‐すじ【天下筋】
手のひらの縦筋が手首から中指まで通っているもの。天下を取る手相といわれる。
てんか‐せん【点火栓】
⇒点火プラグ
てんか‐たいへい【天下太平/天下泰平】
[名・形動] 1 世の中が平和でよく治まっていること。また、そのさま。「—な(の)世」 2 なんの心配事もなくのん...
てんがちゃや【天下茶屋】
《「てんがぢゃや」「てんかちゃや」とも》大阪市西成区の地名。豊臣秀吉が住吉詣での折、この地の茶屋で休息したところか...
てん‐かつ【転活】
《「就活」をもじった語か》「転職活動」の略。
てんかつ‐きゅう【天蝎宮】
黄道十二宮の第8宮。蠍(さそり)座に相当したが、歳差のため現在は乙女座の東部から天秤(てんびん)座にかけてにあたる...
てんか‐とう【転化糖】
転化2によって得られる、ぶどう糖と果糖との等量混合物。甘味が強く、吸収されやすい。
てんか‐とり【天下取り】
1 一国の政権を手中におさめること。また、その人。 2 「陣取り」に同じ。
てんか‐にち【天火日】
暦注の一。天に火気が盛んであるという日。屋根ふき・棟上(むねあ)げ・かまど造り・種まきなどを忌む。天火。
てんか‐にん【天下人】
⇒てんかびと(天下人)
天下(てんか)の憂(うれ)いに先(さき)だちて憂(うれ)え天下(てんか)の楽(たの)しみに後(おく)れて楽(たの)しむ
《范仲淹「岳陽楼記」から》すぐれた為政者は天下国家の憂いを世の人々がまだ憂えない前に憂え、天下国家の楽しみを世の人...
てんか‐の‐だいどころ【天下の台所】
江戸時代、大坂の異称。蔵米をはじめとする諸国産物の集散地であったことから。
天下(てんか)は一人(いちにん)の天下(てんか)にあらず乃(すなわ)ち天下(てんか)の天下(てんか)なり
《「六韜」文師から》天下は君主一人の専有物ではなく、天下の人々の共有物である。
天下(てんか)は回(まわ)り持(も)ち
天下を握る人は次々と変わるものだということ。また、貴賤・貧富などの運命は人々の間をめぐるということ。
天下(てんか)晴(は)れて
世間に気がねする必要なく。おおっぴらに。「—夫婦になる」
てんか‐びと【天下人】
天下を取った人。天下を統一した人。てんかにん。