どう‐と【道途/道塗】
みち。道路。「—に飢凍することのないように」〈中島敦・山月記〉
どう‐と
[副]《古くは「どうど」とも》 1 大きく重い物が倒れたり、落ちたりするさま。「巨木が—倒れる」「馬から—落ちる」...
どう‐とう【同等】
[名・形動] 1 程度・等級などが同じであること。また、そのさま。「—な(の)資格」「—に扱う」 2 ⇒同値(どうち)
どう‐とう【堂塔】
堂と塔。仏教建築にいう。
どう‐とう【堂頭】
⇒どうちょう(堂頭)
どう‐とう【道統】
儒学を伝える系統。
どう‐とう【導灯】
夜間に船舶を安全に導くために、狭い水道や湾口に設けた左右一対の標識灯。一方を高く、一方を低くし、その間を安全航路とする。
どう‐とう【道東】
北海道東部の地域。釧路市や根室市などがある。→道央 →道南 →道北
とうとう‐たらり
能の「翁(おきな)」の冒頭に唱える言葉。語義未詳。流派によって「どうどうたらり」「どうとうたらり」などという。
どう‐とく【道徳】
1 人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体。外面的・物理的強制を伴う法律と...
どうとく‐いしき【道徳意識】
道徳上の正邪善悪を適切に判別し、正や善に基づいて行動しようとする意識。良心とほぼ同義だが、良心が主として個人的な体...
どうとく‐か【道徳家】
道徳を説く人。道徳を守り行動しようとする人。
どうとく‐かがく【道徳科学】
《(フランス)science des mœurs》道徳的規範・義務・権利など道徳意識の内容を社会的事実とみて実証的...
どうとく‐かんぜい【道徳関税】
ぜいたく品の輸入にかける税率の高い関税。
どうとく‐きょう【道徳経】
⇒老子
どうとく‐きょういく【道徳教育】
社会の成員としての道徳的判断力・態度や行動様式を身につけさせるための教育。徳育。
どうとく‐さいぶそう【道徳再武装】
⇒エムアールエー運動
どうとく‐しゃかいがく【道徳社会学】
道徳現象を社会現象としてとらえ、社会学的方法によって研究しようとする立場。デュルケームによって社会学の一分野として...
どうとく‐しん【道徳心】
道徳を守る心。善悪を判断し善を行おうとする心。
どうとく‐せい【道徳性】
1 道徳の本性。また、人格・判断・行為などが道徳的であること。「企業の—が問われる」 2 《(ドイツ)Morali...
どう‐とくせい【動特性】
電気機器や電子回路における、時間的に変化する状態での特性。交流電圧をかけたときの電流と電圧の関係にみられる入出力の...
どうとく‐てき【道徳的】
[形動]道徳に関係するさま。また、道徳にかなうさま。「—な責任」「—な見地」
どうとくてきしょうひんしゅう【道徳的小品集】
《原題、(イタリア)Operette morali》イタリアの詩人、レオパルディの散文集。1827年に初版刊行。邦...
どうとくてき‐しょうめい【道徳的証明】
神の存在証明の一。神の存在を道徳的に要請するもの。カントは、道徳性と幸福との一致である最高善を実現するためには、神...
どうとく‐てつがく【道徳哲学】
広義には、倫理学に同じ。狭義には、倫理学の一部門。先験的立場から、道徳的事実の基底をなす普遍的原理・法則を明らかに...
どうとく‐ほうそく【道徳法則】
道徳的行為の基準となる法則。「かくなすべし」という当為の形をとる。この法則を、行為の結果とは独立に、行為そのものを...
どうとく‐りつ【道徳律】
⇒道徳法則
どうと‐だいがく【道都大学】
星槎(せいさ)道都大学の旧称。
どう‐とも
[副]どのようにでも。いかようにも。どうでも。「—好きにしてくれ」「あとは—なれ」
どう‐とり【胴取/筒取】
ばくちをする場所を貸して歩合を取ること。また、その人。胴親。胴元。
どうとんぼり【道頓堀】
大阪市中央区にある、劇場・飲食店などが立ち並ぶ歓楽街。江戸初期に安井道頓の開いた運河、道頓堀川の南岸に沿う。
どうとんぼりがわ【道頓堀川】
宮本輝の小説。大阪の繁華街、道頓堀を舞台に、両親を亡くした青年邦彦の姿を描く青春小説。「文芸展望」誌の昭和53年(...
どうとんぼりのあめにわかれていらいなり【道頓堀の雨に別れて以来なり】
大正から昭和にかけての川柳作家、岸本水府の評伝。田辺聖子著。「中央公論」誌に連載ののち平成10年(1998)刊行。...