どうしょう【道昭】
[629〜700]飛鳥(あすか)時代の法相(ほっそう)宗の僧。河内(かわち)の人。入唐して玄奘(げんじょう)に学び...
どう‐しょう【銅賞】
展覧会・品評会などで、金賞・銀賞に次ぐ第3位の賞。
どう‐じょう【堂上】
《古くは「とうしょう」「どうしょう」とも》 1 建物の床の上。 2 室町時代以降の公家の家格の一。清涼殿への昇殿を...
どうしょう‐いむ【同床異夢】
《陳亮「与朱元晦書」から》同じ床に枕を並べて寝ながら、それぞれ違った夢を見ること。転じて、同じ事を行いながら、考え...
どう‐しょく【同色】
同じ色。同一の色彩。
どう‐しょく【同職】
1 職業・職務が同じであること。また、その人。 2 前に述べた、その職業・職務。
どう‐しょく【銅色】
銅のような赤黒い色。あかがねいろ。
どうしょく‐くみあい【同職組合】
同一職業の手工業者が結成した組合。→ツンフト
どうしょく‐ぶつ【動植物】
動物と植物。
如何(どう)しようも無(な)・い
1 ほかにどうすることもできない。それ以外に方策がない。「ここまできたら、もう—・い」 2 手段を尽くしても見込み...
どうし‐るい【同翅類】
半翅目同翅亜目の昆虫の総称。翅(はね)はすべて膜質。セミ・アブラムシなど。
どう‐しん【同心】
[名](スル)《「どうじん」とも》 1 目的・志などを同じくすること。一つ心になること。「それが我々—の道かと思わ...
どう‐しん【童心】
子供の心。純真でけがれのない心。「—に返る」
どう‐しん【道心】
1 道徳心。「—に基づく行為」 2 ㋐仏道を修め仏果を求める心。仏道に帰依する心。菩提(ぼだい)心。 ㋑13歳また...
どうしん‐えん【同心円】
中心を共有する二つ以上の円。 [補説]書名別項。→同心円
どうしんえん【同心円】
野坂昭如の連作小説集。平成8年(1996)刊行。翌年、第31回吉川英治文学賞受賞。
どうしん‐じゃ【道心者】
1 仏道に帰依した人。「年ごろきはめたる—にぞおはしける」〈大鏡・伊尹〉 2 「道心坊2」に同じ。「傾城狂ひを必ず...
どうしん‐すんぽう【同身寸法】
経穴(けいけつ)を取るときの尺度の一。本人の中指の第2・第3関節の間か母指の幅を基準にするが、どちらも1寸と定める...
どうしん‐せん【同深線】
⇒等深線
どうしん‐ぼう【道心坊】
1 成人してから仏門にはいった人。「年ごろ五十近き—」〈洒・田舎談義〉 2 乞食(こじき)僧。乞食坊主。「物乞ひの...
どうしん‐むすび【同心結び】
「華鬘(けまん)結び」に同じ。
どう‐じ【同字】
かな・漢字の同じ文字。
どう‐じ【同次】
多項式の各項の次数が等しいこと。
どう‐じ【同時】
1 時を同じにすること。同じ時に行われること。「到着はほとんど—だ」「—進行」 2 同じ時代。同じ年代。
どう‐じ【童子/童児】
1 幼い少年。子供。わらわ。「三歳の—でもわかる話だ」 2 貴人の身のまわりの世話をする、召し使いの少年。 3 《...
どうじ【道慈】
[?〜744]奈良時代の三論宗の僧。大和の人。俗姓は額田氏。大宝2年(702)に入唐して三論と密教を学び、養老2年...
どうじきょう【童子教】
江戸時代、寺子屋の教科書として広く利用された教訓書。1巻。作者未詳。鎌倉後期の成立という。童子を対象とした教訓を漢...
どうじきょう‐ほう【童子経法】
密教で、乾闥婆(けんだつば)王か不動明王を本尊とし、小児の病気・災厄を除き、また安産を祈る修法。
どうじ‐ぎれ【同字切れ】
連歌・連句で、前句にも付句にも句の切れ目に「てにをは」の同一文字があること。
どうじく‐ケーブル【同軸ケーブル】
1本の中心導体を外部導体が同心状に取り巻き、その間を絶縁体で絶縁した伝送線。テレビのアンテナ線、コンピューターのネ...
どうじく‐デジタルおんせいたんし【同軸デジタル音声端子】
《coaxial digital audio interface》オーディオ機器のデジタル音声信号のインターフェー...
どうじくん【童子訓】
江戸中期の教訓書。5巻。貝原益軒著。宝永7年(1710)刊。儒学の立場から、児童教育についての意見を述べたもの。和...
どうじ‐ごうし【童子格子】
《酒呑(しゅてん)童子の着衣の模様から》子持ち筋のある太い格子縞。
どうじ‐さり【同字去り】
連歌・連句で、同じ文字は3句隔てなければ用いられないという規定。字去り。
どうじ‐しき【同次式】
多項式で、どの項も次数が同じである式。
どう‐じだい【同時代】
同じ時代。同じ時期。また、同じ時代に存在すること。「—の作家」
どうじだい‐じん【同時代人】
同じ時代に生きる人。
どうじだい‐せい【同時代性】
1 同じ時代のものに共通する性質。「—に富む二人の作家」 2 ある時代がもつ共通の性質。「—を強く打ち出した作品」
どう‐じつ【同日】
1 同じ日。「同年—生まれ」 2 すでに話題に出た、その日。「—午後三時に出発」
どうじ‐つうやく【同時通訳】
[名](スル)話者の話の進行と並行して、ほとんど同時に通訳すること。「大統領の声明を—する」→逐次通訳
同日(どうじつ)の論(ろん)ではな・い
差が大きくて同じ扱いはできない。同日の談ではない。「技術面において二人は—・い」
どうじてき‐しゆうどうたい【同時的雌雄同体】
雌雄同体の生物のうち、同一個体が同時に雄雌両方の生殖機能をもち、雌雄どちらでも生殖できる生物。自家受精(1個体単独...
どうじ‐どうりょう【同時同量】
電気の供給(発電量)と需要(消費量)が常に同じであること。電気の安定供給に必要な基本原則であり、このバランスが大き...
どうじ‐に【同時に】
[連語] 1 (副詞的に用いて)同じ時に。いちどきに。「上下線とも—発車する」 2 (接続詞的に用いて) ㋐それと...
どうじ‐はいしん【同時配信】
1 ライブストリーミングやゲームなどのコンテンツを、複数のウェブサイトで同時に見られるようにすること。 2 テレビ...
どうじ‐はん【同時犯】
二人以上の者が、意思の連絡なしに、たまたま同時に同一被害者に対する加害行為をすること。犯罪の成否に関しては各人個別...
どうじ‐はんのう【同時反応】
⇒並発反応
どうじ‐べっしん【同字別心】
連歌・連句で、同一漢字ではあるが別の意味に使われているもの。同字去りの例外として認める。「春日(かすが)」と「春日...
どうじま【堂島】
大阪市北区の地名。もと中之島と並ぶ島で、南は堂島川、北は明治期に埋め立てられた曽根崎川に接していた。元禄年間(16...
どうじま‐げた【堂島下駄】
《大阪堂島の米仲買人が用いたところから》くり歯の桐台に、畳表をつけた駒下駄。