どよう‐なみ【土用波】
夏の土用のころ、海岸に打ち寄せる大波。はるか沖合にある台風の影響によるうねりがやって来たもの。《季 夏》「—はるか...
土用(どよう)布子(ぬのこ)に寒帷子(かんかたびら)
暑いさかりに綿入れを着、冬の寒いときに単衣(ひとえ)の帷子(かたびら)を着ること。物事の順序が逆になることのたとえ...
どよう‐ばき【土用掃き】
夏の土用中に行うすすはらい。
どよう‐び【土曜日】
「土曜」に同じ。
どようふじん【土曜夫人】
織田作之助の小説。昭和21年(1946)8月より「読売新聞」に連載。96回まで連載されたが作者の死亡により未完に終わる。
どよう‐ほしゅう【土曜補習】
公立小中学校が、学校教育法施行規則で原則として休業日と定められている土曜日に非正規の授業を行うこと。→土曜授業
どよう‐ぼし【土用干し】
夏の土用中に、衣類・書画・書籍などを陰干しにして風を通し、虫の害を防ぐこと。虫干し。虫払い。夏干し。《季 夏》
どよう‐め【土用芽】
樹木などで、夏の土用のころに二次的に伸長する芽。《季 夏》
どよう‐もち【土用餅】
夏の土用につく餅。力がつき、暑気あたりを防ぐという。《季 夏》「—腹で広がる雲の峰/許六」
どよう‐やすみ【土用休み】
夏季の休業。夏休み。
どよみ【響み】
《古くは「とよみ」》 1 大きな音が鳴りひびくこと。大声で騒ぐこと。また、その音や声。どよめき。「遠くでする市街(...
どよ・む【響む】
[動マ五(四)]《平安末期ころまで「とよむ」》 1 音が鳴りひびく。ひびきわたる。「砲声が—・む」 2 多くの人が...
どよ‐めき【響き】
どよめくこと。また、その音。「—が起こる」
どよ‐め・く【響く】
[動カ五(四)] 1 音が鳴りひびく。とどろきひびく。「雷鳴が—・き渡る」 2 ざわざわと騒ぐ。「新記録に場内が—...
どよも・す【響もす】
[動サ五(四)]《古くは「とよもす」》声や音をひびかせる。鳴りひびかせる。「その声は瀬を—・して響いていた」〈梶井...
どよん‐と
[副](スル) 1 空が暗く、雲が垂れ込めているさま。空気が重苦しく感じられるさま。「朝から—暗い天気だ」 2 気...
どら
怠惰。道楽(どうらく)。放蕩(ほうとう)。また、その人。現在では、多く「どら息子」「どら猫」など、接頭語的に用いる...
ど‐ら【銅鑼】
打楽器の一。青銅などでできた金属製円盤を枠につるし、ばちで打ち鳴らす。仏教の法要、民俗芸能の囃子(はやし)、歌舞伎...
どら【銅鑼】
詩誌。大正14年(1925)、草野心平が広東(カントン)留学中に創刊。宮沢賢治・八木重吉らの作品を紹介。昭和3年(...
ドラ
《ドラゴンから生じた語という》マージャンで、上がりの点数を高めるため、その場の初めに、ある牌をドラ牌ときめておき、...
どら
[感]決心したり思い立ったりして動作を始める時に発する語。どれ。どりゃ。「—、見てみよう」
ドラッグ
[名](スル)《引きずる、の意。「ドラァグ」とも書く》 1 コンピューターのマウスの操作で、ボタンを押したままマウ...
ドラッグ‐クイーン
女装した男性。特に、派手な衣装や化粧などのショー的な要素を含む扮装をしたホモセクシュアルの男性。 [補説]「ドラッ...
ドライ
[名・形動] 1 水気がないこと。水分が少ないこと。また、そのさま。「—な肌」「—シェービング」⇔ウエット。 2 ...
ドライ‐アイ
涙液の減少や乾燥により、眼球の表面の状態が悪くなる病気。目が疲れやすい、目がごろごろして痛む、まぶしくて目が開けら...
ドライ‐アイス
固体の二酸化炭素。炭酸ガスを圧縮・液化し、冷却して固化させたもの。昇華するため液体にならない。冷却剤として使用。
ドライアッド
ギリシャ神話で、森の妖精。また、木の精。ドリュアス。
ドライ‐イースト
⇒乾燥酵母(かんそうこうぼ)
ドライ‐ウエイト
1 体内に余分な水分がなく、血圧が正常で、心胸郭比が50パーセント以下のときの体重。透析療法で患者の目標体重となる...
ドライ‐ウェル
原子炉格納容器の圧力抑制プール以外の部分。圧力容器など主要な設備が収納されている。→ウエットウェル
ドライ‐エージング
熟成肉の製造方法の一つ。温度や湿度を適切に管理した保管庫内で風を当てて乾燥させることにより、うまみを凝縮させる。→...
ドライ‐エッチング
半導体集積回路などの微細回路を作製する際、プラズマガスやイオンを用いて、不必要な部分を取り去ること。乾式エッチング...
ドライ‐エリア
《(和)dry+area》地下室を持つ建築物の外壁に接する空堀。地下室の防湿・通風・採光のために設ける。 [補説]...
ドライ‐カレー
《(和)dry+curry》野菜とひき肉をいためてカレー粉を入れたもの。ご飯にかけて食べる。また、カレー粉で味を付...
ドライカンター
「三稜石(さんりょうせき)」に同じ。
ドライ‐キャスク
⇒乾式キャスク
ドライ‐クリーニング
水洗いでなく、蒸気や、揮発性の溶剤を用いて行う洗濯。毛織物・絹・皮革に適する。
ドライ‐げんそく【DRY原則】
《DRYはDon't repeat yourself(繰り返しを避けること)の頭文字》コンピューターのプログラミン...
ドライ‐コンテナ
常温で輸送されるコンテナ。工業製品や日用品などを積み込む一般的なコンテナ。リーファーコンテナに対していう。
ドライサー
[1871〜1945]米国の小説家。自然主義的手法で米国資本主義社会の諸相を批判的に描いた。作「シスター‐キャリー...
ドライ‐シェリー
《(和)dry+sherry》辛口のシェリー酒。多く食前酒とされる。→シェリー
ドライ‐シャンプー
頭毛をぬらさないでシャンプーする方法。卵白を頭皮に塗り、乾燥させた後ブラッシングを行う方法や、ヘアトニックやアルコ...
ドライ‐シロップ
甘味をつけた散剤または顆粒剤。水などに溶かして服用する。→シロップ剤
ドライ‐ジン
辛口のジン。もっとも一般的なジンで、カクテルにも多く用いられる。
ドライジーネ
1818年にドイツ人のドライスが発明した二輪車。前後に並べた二つの車輪の間にまたがり、足で地面を蹴って進んだ。今日...
ドライ‐スキン
皮膚脂肪の分泌が少なく、水分量が不足している、ひびやあかぎれになりやすい肌。アレルギー性の肌の一つ。乾性肌。乾燥肌。
ドライ‐スーツ
服内への浸水を防ぐ構造の潜水服。保温性が高いので、低水温下および長時間の潜水に適する。
ドライ‐デー
酒を一切飲まない日。
ドライデン
[1631〜1700]英国の詩人・劇作家・批評家。王政復古期に時代思潮を反映する作品を書いた。詩「アブサロムとアキ...
ドライトートガス‐こくりつこうえん【ドライトートガス国立公園】
《Dry Tortugas National Park》米国フロリダ州、フロリダキーズ諸島の西方113キロメートル...