なら‐の‐みやこ【奈良京/寧楽京】
平城京のこと。
なら‐の‐やえざくら【奈良の八重桜】
桜の一品種。カスミザクラの改良種とされる。4月下旬から5月にかけて、淡紅色で八重咲きの花を開く。東大寺知足院のもの...
なら‐は【奈良派】
江戸時代の装剣金工の一派。江戸初期の奈良利輝を祖とする。
ならわ‐かし【習はかし】
「習わし1」に同じ。「一家一門みな侍、その—か、思ひ切っては見返らず」〈浄・油地獄〉
ならわ‐か・す【習はかす】
[動サ四]こらしめる。思い知らせる。「あまり気随にあたった程に、ちと—・いておぢゃる」〈虎明狂・髭櫓〉
なら‐はく【奈良博】
「奈良国立博物館」の略称。
ならわし‐もの【習はし物】
習慣で身につけられるもの。慣れによってどうともなるもの。「人の身も—をあはずしていざ試みむ恋ひや死ぬると」〈古今・恋一〉
なら‐ば
[連語]《動詞「な(成)る」の未然形+接続助詞「ば」》できることならば。それなら。「すっかり気おくれがして了って、...
なら‐ばん【奈良版】
鎌倉時代に、奈良地方の諸大寺が出版した版本の総称。東大寺・西大寺・唐招提寺・法隆寺などのものをいい、大部分が仏典。...
ナラバーレ‐ダム
ウガンダ南東部、ビクトリアナイルのオーエン滝に建設された重力式コンクリートダム。旧称オーエン滝ダム。1954年に建...
ならび【並び/双び】
1 並ぶこと。並んだようす。並んでいるもの。列。「歯の—が悪い」「このビルの—にある書店」 2 たぐい。比類。「天...
ならび‐が‐おか【双ヶ岡】
京都市右京区御室(おむろ)にある丘陵。一ノ岡・二ノ岡・三ノ岡に分かれ、西麓に吉田兼好が住んだ。双の岡。
ならび‐ぐら【並び倉】
二つの倉が並んで立ち、中間に連結部分のあるもの。正倉院はその例。
ならび‐しょう・する【並び称する】
[動サ変][文]ならびしょう・す[サ変]あるものを他と並べて、同じようにほめたたえる。「モーツァルトと—・される作曲家」
ならび‐た・つ【並び立つ】
[動タ五(四)] 1 並んで立つ。「街道に—・つ松」 2 対等の位置に並ぶ。同等の勢力をもつ。「諸大国と—・つ」「...
ならび‐だいみょう【並び大名】
1 歌舞伎で、大名の扮装をして、ただ並んでいるだけの役。また、それに扮した俳優。 2 人数に加わっているだけで、あ...
ならび‐な・い【並び無い】
[形][文]ならびな・し[ク]他と比較できるものがない。類がない。たぐいない。「—・い権力者」
ならび‐に【並びに】
[接]前後二つの事柄をつなぐのに用いる語。および。また。と。「氏名—電話番号を明記のこと」 →及(およ)び[用法]
ならび‐へいし【並び瓶子】
紋所の名。瓶子を二つ並べたもの。
なら・ぶ【並ぶ/双ぶ/列ぶ】
[動バ五(四)] 1 列などをつくって位置する。また、隣り合う。つらなる。「切符を買いに—・ぶ」「店に品物が—・ん...
なら‐ぶぎょう【奈良奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。奈良の市政や寺社を管掌した。老中の支配下で、京都所司代の指揮を受けた。
なら‐ぶろ【奈良風炉】
奈良で製出した茶の湯用の土風炉(どぶろ)。京都でも同形のものがつくられた。
なら‐ぶんかざいけんきゅうじょ【奈良文化財研究所】
奈良市にある調査研究機関。独立行政法人国立文化財機構に属する。遺跡・建造物・庭園などの文化財の調査・保存・活用を目...
ならべ‐か・える【並べ替える/並べ換える】
[動ア下一][文]ならべか・ふ[ハ下二]並んでいるものの順番を入れかえる。今までとは別の基準で並べる。「商品を—・...
ならべ‐た・てる【並べ立てる】
[動タ下一][文]ならべた・つ[タ下二] 1 多くの物を次々に並べる。また、立て並べる。「品物を—・てる」「看板を...
なら・べる【並べる/双べる】
[動バ下一][文]なら・ぶ[バ下二] 1 並んだ状態に位置させる。列をなすように位置させる。また、隣り合わせに置く...
なら‐ほうし【奈良法師】
《「ならぼうし」とも》奈良の東大寺・興福寺などにいた法師。長巻といわれる長い太刀を持つ。中世、興福寺の大衆(だいし...
なら‐ぼり【奈良彫】
1 装剣金工の一派、奈良派の手になる彫り物。 2 ⇒奈良一刀彫(いっとうぼり)
なら‐ぼんち【奈良盆地】
奈良県北西部の盆地。東を大和高原、西を生駒・金剛山地に囲まれる。古代に都城の置かれた地で、藤原宮跡・平城宮跡などが...
なら◦む
[連語]《断定の助動詞「なり」の未然形+推量の助動詞「む(ん)」》 1 断定的な推量の意を表す。…であろう。…だろ...
なら‐もの【奈良物】
⇒奈良刀(ならがたな)
なら‐もろはく【奈良諸白】
奈良酒のこと。
なら‐やま【奈良山】
奈良市街地北部一帯の丘陵。平城宮跡の北方を佐紀丘陵、その東を佐保丘陵とよび、奈良坂が通じる。
ならやまぶしこう【楢山節考】
深沢七郎の小説。昭和31年(1956)発表。姨捨山伝説を題材とする。 木下恵介監督・脚本による映画の題名。昭和33...
ならや‐もざえもん【奈良屋茂左衛門】
[?〜1714]江戸中期の豪商。江戸深川の材木商。日光東照宮の修築で巨富を積み、紀国屋文左衛門と並び称された。資産...
ナラヤンガンジ
バングラデシュ中部の都市。首都ダッカの南東約15キロメートル、メグナ川やプラマトプトラ川の合流点に位置する。古くか...
ナラヨンゴンジ
⇒ナラヤンガンジ
ならレポート【ナラ・レポート】
津島佑子の長編小説。平成16年(2004)刊。引き裂かれた母と子が時空を越えて求め合う姿を壮大なスケールで描く。平...
ならわし【習わし/慣わし】
1 しきたり。習慣。風習。「世間の—」「家の—」 2 習わせること。けいこ。「舞—などは、里にていとようしたてて」...
ならわ・す【習わす/慣わす】
[動サ五(四)] 1 学ばせる。習わせる。「英会話を—・す」 2 習慣づける。慣れさせる。「深き山住みせむにも、か...
なら◦ん
[連語] 1 ⇒ならむ 2 ⇒ならぬ
ナランバイ
オーストラリア、ノーザンテリトリー北部、ゴーブ半島にある町。同国を代表するボーキサイトの鉱山があり、ボーキサイト、...
ナランホ
グアテマラ北部、ペテン県東部にあるマヤ文明の遺跡。ティカルの北東約40キロメートルに位置する。先古典期から古典期に...