にじゅう‐ぜい【二重税】
⇒二重課税
にじゅう‐そう【二重奏】
二つの楽器による重奏。デュエット。デュオ。
にじゅう‐そしょう【二重訴訟】
同一事件について、同一審級での訴訟を重ねて求めること。民事訴訟・刑事訴訟とも認められていない。
にじゅう‐ぞこ【二重底】
容器などの底が二重になっていること。また、その底。
にじゅう‐ちょうぼ【二重帳簿】
事実を記録する帳簿のほかに、脱税や粉飾決算などのために作成された帳簿があること。また、その帳簿。
にじゅうつうか‐さい【二重通貨債】
⇒二重通貨建て債
にじゅうつうかだて‐さい【二重通貨建(て)債】
払い込み、利息、償還を異なる通貨で行う債券のこと。購入代金の払い込みと利息が円建てで、償還がドルなどの外貨建てのも...
にじゅう‐つうしん【二重通信】
⇒双方向通信
にじゅう‐ていこく【二重帝国】
二つの帝国、または一つの帝国と王国が同一の君主を戴き、統一した政府を持つ同君連合。また、その体制。一般にオーストリ...
にじゅう‐ていとう【二重抵当】
すでに抵当権が設定されている不動産にさらに抵当権を設定すること。
にじゅう‐とうこう【二重投稿】
小説・論文・写真などの作品を、二つの公募先に同時に投稿すること。
にじゅう‐とうひょう【二重投票】
一人の有権者が同じ選挙で二度投票すること。期日前投票を済ませていたにもかかわらず投票日に再度投票するケースや、複数...
にじゅう‐とび【二重跳び/二重飛び】
縄跳びの、跳び方の一。跳躍を1回している間に、縄を2回転させる。
にじゅう‐どり【二重取り】
取り分をすでに受け取っておきながら、再度受け取ること。
にじゅう‐どり【二重撮り】
「二重露出」に同じ。
にじゅう‐ないりくこく【二重内陸国】
内陸国のうち、国境を接するすべての国が内陸国である国。海に出るために最低2回国境を通過しなければならない。リヒテン...
にじゅう‐なんみん【二重難民】
祖国を逃れた難民が、避難先の国を追われ、別の国に逃れること。「内戦で難民キャンプを追われ—となる」
にじゅうに‐し【二十二史】
二十一史に旧唐書(くとうじょ)または明史(みんし)を加えた正史の称。
にじゅうにしさっき【二十二史箚記】
中国の歴史評論書。清の趙翼著。36巻。史記から明史に至る二十二史の記事を比較研究し、精密な考証を加えている。
にじゅうに‐しゃ【二十二社】
平安時代、朝廷から奉幣使の立った22の神社。伊勢・石清水(いわしみず)・賀茂(かも)・松尾・平野・稲荷(いなり)・...
にじゅうのあいのしとひとつのぜつぼうのうた【二十の愛の詩と一つの絶望の歌】
《原題、(スペイン)Veinte poemas de amor y una canción desesperada...
にじゅうのかぎ【二重の鍵】
《原題、(フランス)À double tour》フランス映画。1959年公開。監督はシャブロル。監督初のカラー作品...
にじゅう‐はけん【二重派遣】
派遣元から労働者の派遣を受けた派遣先Aが、その派遣労働者をさらに別の派遣先Bに派遣し、派遣先Bの指揮命令下で労働に...
にじゅうはちぶ‐しゅう【二十八部衆】
千手観音の眷属(けんぞく)である、28人の善神。神名には諸説があり、一定でない。
にじゅうはっ‐しゅく【二十八宿】
1 古代中国で、月・太陽などの位置を示すために、赤道・黄道(こうどう)付近で天球を28に区分し、それぞれを一つの宿...
にじゅうはっしゅく【二十八宿】
横瀬夜雨の詩集。明治40年(1907)刊行。
にじゅうはっ‐しょう【二十八将】
中国で、後漢の光武帝(劉秀)の功臣で、明帝のときにその像を雲台に描かれた28人。鄧禹(とうう)・馬成(ばせい)・呉...
にじゅう‐ばいばい【二重売買】
売り主が同一の目的物を別々の買い主に二重に売ること。民事上、先に登記または引き渡しなどの対抗要件を備えた買い主が完...
にじゅう‐ばし【二重橋】
皇居正門の堀にかかる鉄製の橋の俗称。江戸時代は木橋で、堀が深いため上下二重に橋桁(はしげた)を組んだところからよば...
にじゅう‐ひかぜい【二重非課税】
多国籍企業が、居住地国と源泉地国のどちらでも課税されないこと。各国間の課税制度の違いや二重課税の回避を目的とする租...
にじゅう‐ひてい【二重否定】
否定の言葉を二度重ねて肯定の意味を強めたり、その肯定を婉曲(えんきょく)に表したりする語法。「辞退したいわけではな...
にじゅう‐ふりこ【二重振り子】
単振り子にもう一つの単振り子を連結したもの。運動方程式は解析的な解が得られず、その運動は非周期的で、カオスになるこ...
にじゅう‐ぶた【二重蓋】
器物で、蓋の内側にもう一つ蓋のある作り。また、そのような蓋。
にじゅう‐ぶたい【二重舞台】
劇場で、平舞台より一段高い舞台。平台と箱馬を組み合わせ、必要に応じて平舞台上に組み立てる。高さによって、常足(つね...
にじゅうへんぱ‐ドップラーレーダー【二重偏波ドップラーレーダー】
⇒マルチパラメーターレーダー
にじゅうへんぱ‐レーダー【二重偏波レーダー】
⇒マルチパラメーターレーダー
にじゅう‐ベータほうかい【二重β崩壊】
一つの原子核内で二つの中性子がほぼ同時にベータ崩壊して二つの陽子になる現象。電子と反電子ニュートリノを二つずつ放出...
にじゅう‐ほうそう【二重放送】
一つの放送所から、異なる番組を周波数の違う電波で同時に放送すること。また、その放送。
にじゅう‐ぼいん【二重母音】
連続する二つの異なった母音で、一つの音節をなすもの。東京語の「貝」の[ai]など。重母音。
にじゅう‐まど【二重窓】
遮音・断熱などのため、二重の構造に作られた窓。
にじゅう‐まる【二重丸】
二重の丸。「◎」。丸「◯」より評価が高いこと、重要であることなどを示す。
にじゅう‐まわし【二重回し】
男性用の和装防寒コート。インバネスの和装化したもので、袖ぐりが大きくあき、ケープ風の袖がついている。とんび。《季 冬》
にじゅう‐もうけんほう【二重盲検法】
治験薬の薬効を客観的に調べる臨床試験の方法。多数の患者に調べたい薬と偽薬(プラセボ)とを投与し、だれにどちらを与え...
にじゅう‐やきつけ【二重焼(き)付け】
写真・映画で、別々に撮影した2枚の陰画を同一の印画紙やフィルムに焼き付けること。二重焼き。
にじゅうやほし‐てんとう【二十八星瓢虫】
テントウムシ科の昆虫。体長6〜7ミリ。背面は橙色で28個の黒紋がある。幼虫・成虫ともナス・ジャガイモ・トマトなどの...
にじゅうよくみ‐どいや【二十四組問屋】
江戸時代、大坂の江戸積問屋の仲間。17世紀末に成立。当初10組、のち24組。同じころ成立した江戸の十組問屋(とくみ...
にじゅうよ‐じかん【二十四時間】
午前零時から午後12時までの間。まる一日。
にじゅうよじかんのじょうじ【二十四時間の情事】
1959年公開の日仏合作映画。原題はHiroshima mon amour(ヒロシマ、私の恋人)。脚本デュラス、監...
にじゅうよにんのビリーミリガン【二十四人のビリー・ミリガン】
《原題The Minds of Billy Milligan》米国の作家キースによるノンフィクション。1981年発...
にじゅうよねん‐もんだい【二十四年問題】
⇒二〇二四年問題