ねつ【捏】
[音]ネツ(呉) デツ(漢) [訓]こねる こねて作りあげる。でっちあげる。「捏造(ねつぞう・でつぞう)」
ねつ【熱】
[音]ネツ(呉) [訓]あつい [学習漢字]4年 1 温度が高い。あつい。「熱気・熱帯・熱湯・熱風」 2 温度を高...
ねつ【熱】
1 あついこと。肌に感じるあつさ。気候などの暑さ。また、高い気温。「—を逃がす」「—を加えて調理する」 2 病気な...
ねつ‐あい【熱愛】
[名](スル)熱烈に愛すること。また、その愛情。「一人息子を—する」
ねつ‐あんこくぶっしつ【熱暗黒物質】
⇒熱い暗黒物質
ねつ‐い【熱意】
物事に対する意気込み。熱心な気持ち。「—がこもる」「仕事に対する—を買う」
ねつ・い
[形]《名詞「熱」の形容詞化》 1 粘りづよい。熱心である。「—・い性格」 2 しつこい。くどい。「いつまでも—・...
ねつ‐いどう【熱移動】
⇒伝熱
ねつ‐いんきょく【熱陰極】
電子管で、加熱により電子を放出する陰極。
ねついんきょく‐かん【熱陰極管】
⇒エッチ‐シー‐エフ‐エル(HCFL)
ねついんきょく‐けいこうかん【熱陰極蛍光管】
⇒エッチ‐シー‐エフ‐エル(HCFL)
ねついんきょく‐けいこうランプ【熱陰極蛍光ランプ】
⇒エッチ‐シー‐エフ‐エル(HCFL)
ねついんきょく‐ほうしゅつ【熱陰極放出】
熱陰極からの電子の放出。陰極を加熱することで熱電子を放出させる。陰極自体が加熱する方式と、ヒーターで加熱する方式と...
ねつ‐うん【熱雲】
火砕流の一。火口から噴出した高温のガスと火山灰や火山岩塊のまじったものが山腹を急速に流下する噴火現象。
ねつ‐うんどう【熱運動】
熱平衡の状態にある物体内で原子や分子が個々に行う微視的で無秩序な運動。熱エネルギーの本質をなす。
ねつ‐エネルギー【熱エネルギー】
1 内部エネルギーのこと。また、そのうち、原子・分子の熱運動のエネルギー。 2 燃料を燃やしたときに生じる熱がもつ...
ねつ‐えん【熱延】
《「熱間圧延」の略》金属を加熱してから圧延機にかけて、板状・棒状にすること。
ねつ‐えん【熱演】
[名](スル)熱意を込めて意欲的に演じること。「主役で—する」
ねつえん‐じゅんかん【熱塩循環】
海水の密度の変化によって生じる、地球規模の海水の循環。高緯度海域で表層水の水温が下がり、また塩分濃度が高くなること...
ねつ‐おうりょく【熱応力】
物体が温度変化による膨張や収縮を外部的な拘束によって妨げられたときに、物体内部に生じる応力。
ねつ‐おせん【熱汚染】
石炭・石油の消費の増大や原子力発電などに伴って発生する熱エネルギーが、大気中や海水中に放出され、気温や海水温を上昇...
ねつ‐かいしゅう【熱回収】
⇒サーマルリサイクル
ねつ‐かいらい【熱界雷】
熱雷と界雷の要因が重なって起きる雷。熱的界雷。
ねつ‐かいり【熱解離】
温度の上昇によって起こる解離。塩化アンモニウムを加熱するとアンモニアと塩化水素に可逆的に分解するなど。
ねつ‐かがく【熱化学】
化学反応に伴う熱現象、およびこれと関連する諸現象を研究対象とする化学の一部門。
ねつかがく‐すいそせいぞう【熱化学水素製造】
高温の熱を用いた化学反応によって水を分解し、水素を得る製造法。沃素(ようそ)(元素記号I)と硫黄(元素記号S)の化...
ねつかがく‐ほう【熱化学法】
⇒熱化学水素製造
ねつかがく‐ほうていしき【熱化学方程式】
化学反応による熱量の出入り(反応熱)を付加した化学反応式。反応物質と生成物質の両片を等号(=)で結び、着目する物質...
ねつ‐かく【熱核】
《「熱原子核」の略》核融合反応によって激しい熱エネルギーを放出する原子核。重水素・三重水素(トリチウム)・重水素リ...
ねつ‐かくさん【熱拡散】
混合流体の内部に温度差があるとき、各成分流体それぞれが少しずつ一方の方向に移動して、全体の成分組成が拡散する現象。...
ねつかく‐はんのう【熱核反応】
⇒熱核融合
ねつかく‐ゆうごう【熱核融合】
熱原子核が核反応によって重い原子核に融合(核融合)し、大きなエネルギーを放出する現象。恒星のエネルギー源や水素爆弾...
ねつ‐かそせい【熱可塑性】
常温では変形しにくいが、加熱すると軟化して成形しやすくなり、冷やすと再び固くなる性質。プラスチックの性質の一。
ねつかそせい‐じゅし【熱可塑性樹脂】
熱可塑性をもつ合成樹脂の総称。ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニル・弗素(ふっそ)樹脂などがあり、加熱によ...
ねつかそせい‐ポリウレタン【熱可塑性ポリウレタン】
⇒ティー‐ピー‐ユー(TPU)
ねつ‐カルスト【熱カルスト】
永久凍土地帯で、表土が融解・凍結を繰り返すことで形成される、不規則な凹凸がある地形。石灰岩からなるカルスト地形に似...
ねつ‐かん【熱感】
全身または炎症のある局所に感じられる、熱っぽい感じ。
ねつ‐かんすう【熱関数】
⇒エンタルピー
ねつ‐かんせい【熱慣性】
物質の熱しにくさ、冷えにくさの度合い。温度変化に対する抵抗の度合いを表す尺度で、熱伝導度・密度・比熱の積の平方根で...
ねつ‐がく【熱学】
熱現象を研究対象とする物理学および化学の一部門。熱力学・統計力学・分子運動論を総称していう。
熱(ねつ)が冷(さ)・める
熱中する度合いが下がる。「テレビゲームへの—・める」
ねつがぞう‐カメラ【熱画像カメラ】
⇒サーモグラフィー
ねつ‐がれ【熱枯れ】
地熱発電などの地熱利用において、採熱を繰り返すことで地中の温度が低下し、熱交換の効率が低下する現象。→熱籠もり
ねつ‐がん【熱願】
[名](スル)熱烈に願うこと。また、その願い。「目標の達成を—する」
ねつ‐がんりょう【熱含量】
⇒エンタルピー
ね‐つき【根付き】
1 草木に根がついていること。また、根がついている草木。 2 「根付き魚」の略。
ね‐つき【寝付き】
眠りに入ること。「—が早い」
ねつき‐うお【根付き魚】
「根魚(ねうお)」に同じ。
ねつ‐きかん【熱機関】
熱エネルギーを機械エネルギーに変換して動力を発生させる機関の総称。蒸気機関・蒸気タービンなどの外燃機関と、ガスター...
ねつ‐ききゅう【熱気球】
気密性の袋の中に、下方からバーナーなどで熱した空気を送り、その浮力で空中に浮揚して飛行する気球。ホットバルーン。ホ...