ネル
「フランネル」の略。《季 夏》
ね・る【練る/煉る】
[動ラ五(四)] 1 熱を加えて、むらのないようにこね固める。また、こねまぜて、粘りけが出るようにする。「あんを—...
ねる【寝る/寐る】
[動ナ下一][文]ぬ[ナ下二] 1 眠りにつく。寝床に入る。睡眠をとる。眠る。「ぐっすりねた」「ねる間も惜しんで働...
寝(ね)る子(こ)は育(そだ)つ
よく眠る子は元気に育つ。
ネル‐シャツ
《「フランネルシャツ」の略》フランネルで作られたシャツ。
ネルスプリット
南アフリカ共和国北東部、ムプマランガ州の都市。同州の州都。モザンビーク国境から約60キロメートルに位置する。ヨハネ...
ネルスプロイト
⇒ネルスプリット
ネルソン
[1758〜1805]英国の海軍軍人。ナポレオン戦争中の1798年、ナイル河口アブキール湾にフランス艦隊を撃破。1...
ネルソン
レスリングで、相手の背後または側面からわきの下に手を入れて、首を攻める技。フルネルソン・ハーフネルソンがある。首攻め。
ネルソン
ニュージーランド南島北部の港湾都市。タスマン湾奥に位置する。晴天率が高く、温暖な気候のため「太陽の町」とよばれる。...
ネルソン‐さん【ネルソン山】
《Mount Nelson》オーストラリア、タスマニア州の州都ホバートの市街南郊にある山。標高340メートル。ホバ...
ネルソンズ‐ドックヤード
西インド諸島東部、アンティグアバーブーダのアンティグア島にある英国海軍の造船所跡。同島南岸の深い入り江であるイング...
ネルソンでん【ネルソン伝】
《原題The Life of Nelson》サウジーによる、英国海軍の英雄ネルソン提督の評伝。1813年刊。
マンデラ
[1918〜2013]南アフリカ共和国の黒人解放運動指導者・政治家。1990年、27年間の獄中生活ののち釈放され、...
ネルソンマンデラ‐スクエア
南アフリカ共和国北東部の都市ヨハネスブルクの新都心サントンにある大型商業施設。旧称サントンスクエア。2004年に現...
ネルソンレークス‐こくりつこうえん【ネルソンレークス国立公園】
《Nelson Lakes National Park》ニュージーランド南島北部にある国立公園。ネルソンの内陸約1...
ネルチンスク
ロシア連邦、東シベリアにある工業都市。アムール川支流シルカ川に注ぐネルチャ川の東岸に位置し、シベリア鉄道とも連絡。...
ネルチンスク‐じょうやく【ネルチンスク条約】
1689年、ネルチンスクで、ロシアと清国との間で結ばれた条約。アルグン川と外興安嶺を境とする両国国境の画定をはじめ...
ネルトリンゲン
ドイツ南部、バイエルン州の町。約1500万年前の隕石の衝突跡であるリース盆地に位置する。城壁に囲まれた旧市街には、...
ネル‐ドリップ
《「ネル」はフランネルの略》布製のフィルターを使用して、ひいたコーヒー豆を濾過(ろか)していれたコーヒー。また、そ...
ネルハ
スペイン南部、アンダルシア州の町。地中海に面し、コスタ‐デル‐ソルの海岸保養地の一。海に張り出した展望広場は、かつ...
ネルワ
[30〜98]ローマ皇帝。在位96〜98。二度執政官(コンスル)をつとめ、元老院の推薦により即位。元老院との協調の...
ネルバル
[1808〜1855]フランスの詩人・小説家。ロマン主義の運動に参加。のち狂気の発作に苦しみつつ、夢と幻想の世界を...
ネルンスト
[1864〜1941]ドイツの物理化学者。化学熱力学を研究。可逆電池の考察から、温度が絶対零度に近づくとエントロピ...
ネルンストエッティングスハウゼン‐こうか【ネルンストエッティングスハウゼン効果】
⇒ネルンスト効果
ネルンスト‐こうか【ネルンスト効果】
温度勾配により熱の流れている導体または半導体に垂直な磁界をかけると、熱流と磁界の両方に垂直な方向に電位差が現れる現...
ネルンスト‐の‐ねつていり【ネルンストの熱定理】
絶対温度が零となる極限において、エントロピーも零となるという定理。熱力学第3法則と同義。有限回の操作によって絶対零...
ネルンストプランク‐の‐ていり【ネルンスト・プランクの定理】
⇒ネルンストの熱定理
ネルー
[1889〜1964]インドの政治家。I=ガンジーの父。M=K=ガンジーとともに反英独立運動に参加。1947年イン...
ネルーダ
[1904〜1973]チリの詩人。シュールレアリスム的作風を経て、社会的テーマを追求。1971年ノーベル文学賞受賞...
ネレイド
海王星の第2衛星。1949年に発見。名の由来はギリシャ神話の海のニンフ。きわめて扁平な楕円軌道を公転している。直径...
ネレウス
ギリシャ神話の海神。ポントスとガイアの子。賢明・温和で、また、予言の力をもつ。船乗りの守護神とされた。ネーレウス。
ねれけ‐もの【練れ気者】
世なれた人。世間ずれして、ずるい人。「天道のお引合せを看板に、べったり附けた—」〈伎・戻橋脊御摂〉
ねれ‐もの【練れ者】
「練れ気者」に同じ。
ね・れる【寝れる】
[動ラ下一]寝ることができる。下一段活用の「ね(寝)る」を可能動詞化したもの。「ねられる」(「ねる」の未然形「ね」...
ね・れる【練れる】
[動ラ下一][文]ね・る[ラ下二] 1 練られてちょうどよいぐあいになる。「小麦粉がよく—・れる」 2 内容の検討...
ね‐ろ【嶺ろ】
《「ろ」は接尾語。上代東国方言》峰(みね)。ね。「馬来田(うまぐた)の—に隠り居かくだにも国の遠かば汝(な)が目欲...
ネロ
[37〜68]ローマ皇帝。在位54〜68。初め哲学者セネカらの補佐によって善政を行ったが、のちに残忍な性格をあらわ...
ネロてい‐の‐おうごんきゅうでん【ネロ帝の黄金宮殿】
⇒ドムスアウレア
ネロリ‐ゆ【ネロリ油】
《neroli oil》橙花油(とうかゆ)。
ね‐わけ【根分け】
[名](スル)草木の根を分けて植え、繁殖させること。株分け。分根(ぶんこん)。《季 春》「—せるもの何々ぞ百花園/虚子」
ね‐わざ【寝技/寝業】
1 柔道やレスリングで、からだを倒した姿勢で掛ける技。「—にもち込む」⇔立ち技。 2 表面に表れないかけひき。政治...
ねわざ‐し【寝業師/寝技師】
裏面での工作がたくみな人。
ね‐わす・れる【寝忘れる】
[動ラ下一][文]ねわす・る[ラ下二] 1 眠りこんで物事をし忘れる。「必ず灯を消して寝るのである…。—・れたので...
ね‐わら【寝藁】
家畜などの寝床に敷くわら。
音(ね)を上(あ)・げる
苦しさに耐えられず声を立てる。弱音を吐く。降参する。「つらい仕事に—・げる」
根(ね)を下(お)ろ・す
草木がしっかりと根を生やす。転じて、しっかりと位置を占める。定着する。「漫画文化が若者の間に—・す」
値(ね)を消(け)・す
高騰していた相場が急に下落する。
根(ね)を絶(た)・つ
すっかり取り除く。「汚職の—・つ」
音(ね)を泣(な)・く
声を出して泣く。「—・けば袖はくちてもうせぬめりなほ憂き事ぞつきせざりける」〈和泉式部集・上〉