ネガティブ‐シンキング
消極的、悲観的な考え方をすること。→ポジティブシンキング
ネガティブ‐ゾーン
拒絶相場圏。ある通貨が下落してはならない範囲のこと。例えば、1987年のG7声明当時の1ドル=125〜130円のド...
ネガティブ‐フィルム
⇒ネガティブ2
ネガティブ‐リスト
原則として規制がない中で、例外として禁止するものを列挙した表。特に、原則として輸入は自由とし、例外として制限する品...
値(ね)がで・きる
売り手と買い手の間で、価格の話し合いがつく。商談がまとまる。
根(ね)が生(は)・える
その場所から動かなくなる。「飲み始めると—・えたように動かない」
値(ね)が張(は)・る
値段が普通よりだいぶ高くなっている。「—・るけれども品はよい」
ネガ‐フィルム
《negative filmから》⇒ネガティブ2
ね‐がみ【根神】
沖縄本島で、村落の旧家(根屋)から出た神女。根屋の当主を根人(にっちゅ)というのに対し、その姉妹をいう。一般の家々...
ね‐がみ【寝紙】
印刷所で買い置きをして、そのまま使用されない紙。
ね‐がら【音柄】
音の調子。音のぐあい。「物の—の筋ことなるものなれば」〈源・末摘花〉
ね‐がらみ【根絡み/根搦み】
1 根がはびこること。 2 柱の根元や束(つか)などを連結する木。ねじがらみ。 3 セキショウの別名。
ねがわく‐は【願わくは/希わくは】
[副]《動詞「ねが(願)う」のク語法「ねがわく」+係助詞「は」から。「ねがわくば」とも》(多く、あとに願望を表す語...
ねがわし・い【願わしい】
[形][文]ねがは・し[シク]願うところである。そうなってほしい。「皆が協力し合うことが—・い」
ネガワット
《ネガティブのネガと電力の単位ワットを合わせた造語》使われなかった電力、節電可能な電力の意。米国のエネルギー学者エ...
ネガワット‐とりひき【ネガワット取引】
電力の消費者が節電や自家発電によって需要量を減らした分を、発電したものとみなして、電力会社が買い取ったり市場で取引...
ね‐き【根際】
(中部地方以西で)そば。かたわら。
ねき‐もの【ねき物】
売れずに残った品物。売れ残り。「大一座—までもさらへ出し」〈柳多留拾遺・七〉
ね‐きり【根切り】
1 木などの根を切ること。 2 物事の根を断つこと。根絶やし。
ねきり‐はきり【根切り葉切り】
[副]何もかもすべて。ことごとく。根こそぎ。根っ切り葉っ切り。「—これでおしまいだ」
ねきり‐むし【根切虫】
土中にいて作物の根際をかみ切る虫。カブラヤガ・タマナヤガなどのヤガ類や、コガネムシ類の幼虫。《季 夏》
ねぎ【葱】
ヒガンバナ科の多年草。葉は太い管状で先がとがり、中に粘液を含む。初夏、管状の花茎を出し、先にねぎ坊主とよばれる白緑...
ねぎ【禰宜】
《動詞「ね(労)ぐ」の連用形から》 1 神社で、宮司(ぐうじ)・権(ごん)宮司を補佐する職。また、一般に神職の総称...
ねぎ‐か・く【祈ぎ掛く/祈ぎ懸く】
[動カ下二]神仏に祈願をかける。「—・くる比叡(ひえ)の社(やしろ)のゆふだすき草のかき葉もことやめてきけ」〈拾遺...
ねぎ‐ごと【祈ぎ事/願ぎ事】
神仏に祈願する事柄。願い事。「若き男女の—の成就したる御礼の印だ」〈木下尚江・良人の自白〉
ね‐ぎし【根岸】
1 山のふもとに沿った地帯。 2 砂質の上等な壁土。
ねぎし【根岸】
東京都台東区北部の地名。江戸時代は初音(はつね)の里といわれた鶯の名所。 神奈川県横浜市中区の地名。日本の洋式競馬...
ねぎし【根岸】
姓氏の一。 [補説]「根岸」姓の人物根岸英一(ねぎしえいいち)根岸吉太郎(ねぎしきちたろう)根岸鎮衛(ねぎしやすもり)
ねぎし‐いろ【根岸色】
根岸2で塗った壁の色。緑がかった茶色。
ねぎし‐えいいち【根岸英一】
[1935〜2021]化学者。満州の生まれ。有機化合物の合成で、リチャード=ヘックが確立したヘック反応をクロスカッ...
ねぎし‐カップリングはんのう【根岸カップリング反応】
有機化合物の合成にパラジウムを触媒として用いるクロスカップリング反応の一。化学反応のある段階において、亜鉛を含む有...
ねぎし‐きちたろう【根岸吉太郎】
[1950〜 ]映画監督。東京の生まれ。ポルノ作品を手がけたのち一般映画に転じる。代表作「遠雷」「探偵物語」「雪に...
ねぎし‐クロスカップリングはんのう【根岸クロスカップリング反応】
⇒根岸カップリング反応
ねぎし‐たんかかい【根岸短歌会】
短歌結社。明治32年(1899)正岡子規が東京下谷区上根岸(現在の台東区内)の自宅で開いた短歌会に始まる。新聞「日...
ねぎし‐は【根岸派】
1 明治20年代、饗庭篁村(あえばこうそん)・森田思軒らを中心に、硯友社(けんゆうしゃ)と対峙(たいじ)した文人の...
ねぎし‐やすもり【根岸鎮衛】
[1737〜1815]江戸後期の江戸町奉行。在任は足掛け18年にも及び、名奉行とされる。著「耳嚢(みみぶくろ)」。
ねぎ‐とろ【葱とろ】
マグロなどの皮の裏にある脂身や中落ちの身をそぎ落とし、きざんだアサツキなどを散らしたもの。軍艦巻きや丼ものにする。...
ねぎ‐なんばん【葱南蛮】
かけそば・かけうどんに、煮たネギと油揚げをのせたもの。ねぎなん。
ねぎ‐ぼうず【葱坊主】
ネギの花。球状の花を坊主頭に見立てていう。《季 春》「—雨降ればまたさむくなる/林火」
ねぎ‐ま【葱鮪】
ネギとマグロを使った料理。ねぎま鍋・ねぎま汁など。《季 冬》
ねぎ‐ま【葱間】
《語源未詳》焼き鳥のうち、肉と長ネギを交互に串に刺したもの。
ねぎま‐なべ【葱鮪鍋】
マグロとネギを調味した汁で煮ながら食べる鍋料理。《季 冬》
ねぎ‐みそ【葱味噌】
細かく刻んだ長ネギを入れたなめ味噌。風呂吹きにつけたり、握り飯の具にしたりする。
ねぎやまぶし【禰宜山伏】
狂言。禰宜と山伏が茶店で争い、亭主の提案で大黒天を祈り合って験(しるし)のあるほうを勝ちとすることにしたが、大黒天...
ねぎらい【労い/犒い】
相手の労苦をいたわること。「—の言葉をかける」
ねぎら・う【労う/犒う】
[動ワ五(ハ四)]苦労や骨折りに感謝し、いたわる。現代では、同等または下の人に対して用いる。「従業員の労を—・う」
ね‐ぎり【値切り/直切り】
値切ること。
ね‐ぎり【根切り】
建物の基礎などとするために、地盤面以下の土を掘り取ること。また、その穴。
ねぎり‐こぎり【値切り小切り】
あれこれ言い立てて、値切ること。「八百屋などが来ると…やかましく—をする」〈寅彦・伊太利人〉
ね‐ぎ・る【値切る/直切る】
[動ラ五(四)]値段を安くさせる。まけさせる。「傷物を—・って買う」