ねぐされ‐びょう【根腐れ病】
農作物の根や地下茎が、糸状菌の寄生などにより、腐る病害。地上部の生育が悪くなり、やがて立ち枯れる。根腐れ。
ね‐ぐせ【寝癖】
1 寝ている間についた髪の毛のくせ。「—のついた髪」 2 寝ている間に、からだを動かしたりするようなくせ。「—が悪...
ね‐ぐみ【根組み】
根深い意図。たくらみ。「問ふに及ばぬ悪事の—」〈伎・名歌徳〉
ね‐ぐら【塒】
《「寝座(ねぐら)」の意》 1 鳥の寝る所。巣。とや。「—に帰る烏(からす)」 2 人の寝る場所。また、自分の家。...
ネグリ
[1870〜1945]イタリアの女流詩人・小説家。貧苦との戦いと労働の尊さを追求。詩集「宿命」「あらし」、小説「暁...
ネグリジェ
《飾り気のない、構わない、の意》ワンピース型でゆったりした、女性用の部屋着・化粧着・寝巻。
ネグリ‐センビラン
⇒ヌグリスンビラン
ネグリチュード
アフリカ黒人の文化の独創性を主張し、それを誇りとする立場。サンゴールやセゼールらが主張して運動を展開した。
ネグリト
《小さな黒人の意》東南アジアの一部に居住し、身長が低く暗褐色の肌を特徴とする民族の称。マレー半島のセマン族、フィリ...
ネグリル
ジャマイカ西部の町。カリブ海に面するセブンマイルビーチをはじめとするビーチリゾートが点在する。同国の観光・保養地と...
ネグリート
⇒ネグリト
ネグ・る
[動ラ五(四)]《「ネグレクト」を略し動詞化したもの》無視する。「細部の説明を—・る」
ね‐ぐるし・い【寝苦しい】
[形][文]ねぐる・し[シク]暑さなどのために、なかなか眠りにつけない。気持ちよく眠れない。「蒸し暑くて—・い」
ネグレクト
[名](スル) 1 無視すること。ないがしろにすること。「住民の要望が—される」 2 子供に対する適切な養育を親が...
ネグロ
⇒ニグロ
ネグロイド
⇒ニグロイド
ネグロス‐とう【ネグロス島】
《Negros Island》フィリピン中央部、ビサヤ諸島南西部の島。フィリピン群島中、4番目に大きい。南北に細長...
ネグロポンテ‐とう【ネグロポンテ島】
《Negroponte》エビア島の旧称。
ネグローニ
ジン・カンパリ・スイートベルモットを合わせ、オレンジスライスを添えたカクテル。この飲み物を好んだイタリアの貴族の名...
ネケブ
古代エジプト中王国時代にあった町。エル‐カブの遺跡はこの町のものとされる。
ネッケル
[1732〜1804]フランスの財政家・政治家。ジュネーブ生まれ。文学者スタール夫人の父。フランス革命前後、財務総...
ね‐げしょう【寝化粧】
寝る前にする化粧。
ネゲブ‐さばく【ネゲブ砂漠】
《Negev》イスラエル南部にある砂漠。東はヨルダン地溝帯、西はシナイ半島に挟まれる。主な都市は北部のベールシェバ...
ネゲントロピー
負のエントロピー(negative entropy )を表す造語。フランスの物理学者L=ブリュアンが考案。生命現象...
ね‐こ【猫】
《「ね」は鳴き声の擬声、「こ」は親愛の気持ちを表す接尾語》 1 食肉目ネコ科の哺乳類。体はしなやかで、足裏に肉球が...
ね‐こ【寝粉】
1 古くなって使えなくなった粉。ひねこ。 2 継粉(ままこ)のこと。
ねこ【猫】
洋画家、藤田嗣治の絵画。油彩。昭和15年(1940)制作。副題は「闘争」。猫の群れが争うさまを描いたもの。東京国立...
ねこ‐エイズ【猫エイズ】
ネコ後天性免疫不全症候群の通称。ネコがFIV(ネコ免疫不全ウイルス)に感染することにより起こる。発症すると免疫機能...
ねこ‐あし【猫足/猫脚】
1 猫のように音を立てないで歩くこと。また、その歩き方。「例の如く—にあるいて来て」〈漱石・坊っちゃん〉 2 膳(...
ねこあし‐こんぶ【猫足昆布】
コンブ科の褐藻。葉は長さ2、3メートルの帯状。葉の基部の両端に耳状の突起ができ、そこから新葉ができる。北海道の北東...
ねこ‐いし【猫石】
板塀などの土台の下端で柱の真下にすえる石。
ねこ‐いた【猫板】
長火鉢の端の引き出し部分にのせる板。そこに猫がうずくまるところからいう。
ねこ‐いらず【猫いらず】
黄燐(おうりん)や亜砒酸(あひさん)を主成分とした殺鼠剤(さっそざい)。商標名。
ねこ‐おろし【猫下ろし】
猫が物を食い残すこと。また、その食い残した物。「猫殿は小食(せうじき)におはしけるや。聞こゆる—し給ひたり」〈平家・八〉
ね‐こかし【寝転かし】
《「ねごかし」とも》寝ている人をそのまま放っておくこと。特に、遊里で客が寝ている間に、遊女がこっそりいなくなってし...
ね‐こか・す【寝転かす】
[動サ四]《「ねごかす」とも》寝ている人をそのまま放っておく。特に、遊里で客が寝ている間に、遊女がこっそりいなくな...
ねこ‐カフェ【猫カフェ】
⇒キャットカフェ
ねこ‐かぶり【猫被り】
本性を隠して、おとなしそうなふりをすること。また、知っていて知らないふりをすること。また、そういう人。ねこっかぶり。
ねこ‐かわいがり【猫可愛がり】
[名](スル)猫をかわいがるように、甘やかしてかわいがること。「孫を—する」
ねこ‐かん【猫缶】
キャットフードの缶詰。
ねこ‐がき【猫掻き】
1 陶磁器で、猫の爪で引っ掻(か)いたような短い櫛目(くしめ)状の刻線。中国の珠光青磁、朝鮮の金海茶碗にみられる。...
ね‐こぎ【根扱ぎ】
草木を根ごと引き抜くこと。転じて、すべて取ること。根こそぎ。「古い松の木を—にする」
ねこ‐ぐさ【猫草】
1 オキナグサの別名。 2 飼い猫に食べさせるための草。市販品ではエンバクの若芽が多い。 [補説]猫は、毛づくろい...
ねこ‐ぐるま【猫車】
土砂などを運搬する一輪の手押し車。ねこ。
ねこ‐ざめ【猫鮫】
ネコザメ目ネコザメ科の海水魚。全長約1メートル。頭部が丸みを帯び、猫の顔に似る。体色は褐色で7本の暗色横帯がある。...
ね‐こじ【根掘じ】
樹木などを根のついたまま掘り取ること。「見やるに、大(おほい)なる木の—にて流れくだるが」〈読・春雨・樊噲下〉
ねこ‐じた【猫舌】
《猫が熱い食べ物を嫌うところから》熱い食べ物を口にできないこと。また、その人。
ねこ‐じゃらし【猫じゃらし】
1 エノコログサの別名。《季 秋》 2 後ろで結んだ帯の両端を不均等に長く垂れ下げたもの。
ねこ‐すな【猫砂】
室内で飼っている猫の排泄物を受けるための砂。また、鉱物・木・紙などを砂状・粒状にしたもの。
ね‐こ・ず【根掘ず】
[動]《活用は四段か上二段か未詳》樹木を、根の付いたまま掘り起こして取る。「若木の梅を—・じつるかな」〈源師光集〉