の・びる【伸びる/延びる】
[動バ上一][文]の・ぶ[バ上二] 1 ものの長さ・高さ・広がりが増す。 ㋐(伸びる)生長して、長くなったり、高く...
のびる‐うんが【野蒜運河】
宮城県東松島市にある運河。松島湾岸の東名(とうな)と鳴瀬川河口の野蒜とを結ぶ。明治11年(1878)開削。東名運河。
ノビレ
[1885〜1978]イタリアの軍人・探検家。飛行船ノルゲ号を設計し、1926年アムンゼンらとともに北極横断飛行に...
の‐ふうぞく【野風俗】
風俗のいやしいこと。また、無作法であること。〈諺草〉
の‐ふく【野服】
遠出・旅行などのとき着用した衣服。野袴(のばかま)・打裂羽織(ぶっさきばおり)などの類。
の‐ふず【野風俗】
[名・形動ナリ]《「のふうぞく(野風俗)」の音変化》無作法であること。図太くいばっていること。また、そのさま。のふ...
ノブ
《ノッブとも》ドア・引き出し・ステッキなどの、握(にぎ)り。取っ手。
の・ぶ【伸ぶ/延ぶ】
[動バ上二]「のびる」の文語形。 [動バ下二]「の(伸)べる」の文語形。
の・ぶ【述ぶ/宣ぶ/陳ぶ】
[動バ下二]「の(述)べる」の文語形。
のぶいえ【信家】
桃山時代の鐔工(たんこう)。鉄の鐔(つば)に毛彫りの文様やその題目、兵法の歌などを刻し、金家(かねいえ)と並ぶ名工...
の‐ぶか【篦深】
[形動ナリ]矢が深く突き刺さるさま。「引き合はせを—に射られて」〈保元・中〉
のぶか・い【篦深い】
[形][文]のぶか・し[ク]矢が深くささっている。「太腿(ふともも)を—・く射られて」〈芥川・偸盗〉
の‐ぶき【野蕗】
キク科の多年草。山地の木陰などの湿地に自生。高さ約50センチ。葉はフキに似るが、小さい。夏から秋、白い小花を円錐状...
のぶこ【伸子】
宮本百合子の長編小説。大正13年(1924)から大正15年(1926)にかけて「改造」誌に発表。自身のアメリカへの...
ノブゴロド
ロシア連邦北西部、ノブゴロド州の都市。同州の州都。正式名称ベリーキーノブゴロド。ボルホフ川沿いに位置する。交通・商...
の‐ぶし【野伏/野臥】
1 山野に寝起きして修行する僧。山伏。 2 (「野武士」とも書く)中世、山野に隠れて、追いはぎや強盗などを働いた武...
の‐ぶすま【野衾/野臥間】
1 たたいた小鳥の肉と鯛(たい)の身を湯に通し、薄くそいだアワビとともにたまりで煮て、袋状になるアワビに肉が包まれ...
の‐ぶせり【野伏せり/野臥せり】
1 「のぶし(野伏)2」に同じ。 2 「のぶし(野伏)4」に同じ。「—の乞食まで片端に責め問へども」〈浄・蘆屋道満〉
の‐ぶたい【野舞台】
全国の農村にあり、歌舞伎や人形浄瑠璃などを上演する舞台。農村舞台。
の‐ぶち【野縁】
天井裏などの隠れている部分に用いる細長い材。
の‐ぶと・い【野太い/篦太い】
[形][文]のぶと・し[ク] 1 神経が太いさま。大胆不敵であるさま。ずぶとい。「—・いやつ」 2 声が太いさま。...
のぼとうら【登戸浦】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の千葉県千葉市付近にあった登戸浦の浅瀬に立つ登戸神...
のぶとき‐きよし【信時潔】
[1887〜1965]作曲家。大阪の生まれ。ドイツに留学し、ゲオルク=シューマンに師事。作品に「海行かば」など。
の‐ぶどう【野葡萄】
ブドウ科の落葉性の蔓植物(つるしょくぶつ)。山地に自生。葉は広卵形で三つから五つに裂けていて、葉と対生して巻きひげ...
のぶどうをつむ【野ぶどうを摘む】
中沢けいの短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は昭和56年(1981)刊行。
のぶながき【信長記】
⇒しんちょうき(信長記)
のぶながこうき【信長公記】
⇒しんちょうこうき(信長公記)
のぶ‐の‐き【化香樹】
ノグルミの別名。
ノブ‐ヒル
米国カリフォルニア州サンフランシスコ中心部の一地区。西側に高級ホテルや高級住宅街、東側に全米有数のチャイナタウンが...
のぶふさ【信房】
鎌倉前期の刀工。備前の人。後鳥羽院番鍛冶をつとめて延房とも銘した。同名の刀工が数名いる。生没年未詳。
のぶよ【伸予】
高橋揆一郎の短編小説。50歳に近付いた女性の恋を描く。昭和53年(1978)発表。同年、第79回芥川賞受賞。
ノブレス‐オブリージュ
⇒ノーブレスオブリージュ
のぶれ‐ば【陳者】
[連語]《動詞「の(述)ぶ」の已然形+接続助詞「ば」》申し上げますが。さて。候文(そうろうぶん)などの手紙で、時候...
の‐ぶろ【野風呂】
「野天風呂(のてんぶろ)」に同じ。
の‐ぶろ【野風炉】
茶道で、野点(のだて)に用いる風炉。
の‐べ【野辺】
《古くは「のへ」》 1 野のあたり。野原。「—に咲く草花」 2 火葬場。また、埋葬地。
のへじ【野辺地】
青森県東部、上北郡の地名。下北半島の基部にあり、野辺地湾に面する。江戸時代は商港として栄えた。馬門(まかど)温泉がある。
のへじ‐まち【野辺地町】
⇒野辺地
のへじ‐わん【野辺地湾】
青森県東部、夏泊(なつどまり)半島と下北半島にはさまれた湾。陸奥湾東部の支湾。ホタテガイの養殖が盛ん。
のべ【延べ】
1 ひらたく延ばされたもの。特に、延べ金・延べ銀をいう。「—の指環」 2 同一のものがいくつ重複しても、それぞれ一...
のべ‐いた【延(べ)板】
1 金属を打ち延ばして板状にしたもの。「金の—」 2 物を延ばすのに用いる、平たく広い板。
のべ‐うち【延(べ)打ち】
金属をきたえて、平たく延ばすこと。また、そのもの。「銀の—のキセル」
のべ‐うり【延(べ)売り】
延べ払いで商品を売ること。
のべおか【延岡】
宮崎県北部の市。日向灘(ひゅうがなだ)に面する。もと内藤氏の城下町。化学工業が盛ん。平成18年(2006)に北方町...
のべおか‐し【延岡市】
⇒延岡
のべ‐おくり【野辺送り】
死者を火葬場または埋葬地まで見送ること。また、その行列や葬式。野辺の送り。野送り。
のべ‐かがみ【延(べ)鏡】
1 物を直接見ないで、鏡にうつして見ること。「思ひついたる—、出してうつして読み取る文章」〈浄・忠臣蔵〉 2 懐中...
のべ‐かんじょう【延(べ)勘定】
⇒延べ払い
のべ‐がい【延(べ)買い】
延べ払いで商品を買うこと。
のべ‐がく【延(べ)楽】
雅楽で、延べ拍子を用いる曲。延べ物。→早楽(はやがく)