ひと‐ごえ【人声】
人が話をする声。「どこかで—がする」
ひと‐ごこち【人心地】
1 生きた心地。また、ほっと、くつろいだ感じ。「恐ろしくて—もなかった」 2 人間としての平常の感覚や意識。ひとご...
人心地(ひとごこち)が付(つ)・く
緊張から解放されて、ほっとした気持ちになる。「風呂につかって、やっと—・いた」
ひと‐ごころ【人心】
1 人間の気持ち。また、人としての情愛の心。「思えば無情(つれな)の—かな」〈樗牛・滝口入道〉 2 「人心地2」に...
ひと‐ごと【人毎】
どの人もみな。各人。めいめい。「—に好みが違う」
ひと‐ごと【人言/他人言】
1 他人のいう言葉。「—の頼みがたさはなにはなる蘆の裏葉のうらみつべしな」〈後撰・恋五〉 2 人のうわさ。世間の評...
ひと‐ごと【人事/他人事】
自分には関係のないこと。他人に関すること。よそごと。「境遇が似ていて、とても—とは思えない」 [補説]本来「他人事...
人事(ひとごと)言(い)わば筵(むしろ)敷(し)け
うわさをすればその当人が現れるものであるから、その席を用意しておくくらいの気持ちでうわさをするがよいということ。
人事(ひとごと)でな・い
他人事だとのんきに思ってはいられない。やがて自分の上にもふりかかってくるかもしれない。「—・い老年問題」
ひと‐ごのかみ【首長/魁帥】
上代、一群の人の長。首領。「自ら—となりて、穴を掘り堡(おき)を造りて常に住めり」〈常陸風土記〉
ひと‐ごみ【人込み/人混み】
たくさんの人がいて込み合っていること。また、その場所。雑踏。「—にまぎれる」「—を避ける」
ひと‐ころ・う【僭ふ】
[動ハ四]《「ひと」は人、「ころふ」は如しの意か。後世「ひとごろふ」「ひとごろぶ」とも》みずからを君主になぞらえる...
ひと‐ごろし【人殺し】
1 人を殺すこと。殺人。また、人を殺した者。殺人者。 2 (人を悩殺するの意から)美人のこと。「ここでの—小金とい...