ひ‐きゅう【匪躬】
《「易経」蹇卦の「王臣蹇々(けんけん)す。躬の故に匪(あら)ず」から》わが身を顧みず、主君または国家のために忠節を...
ひ‐きゅう【秘笈】
《「笈」は竹製の書箱》書物を秘蔵する箱。また、大切に保存された書物。「之を—に蔵し」〈岡倉天心・狩野芳崖〉
ひ‐きゅう【悲泣】
[名](スル)悲しみ泣くこと。
ひ‐きゅう【貔貅/豼貅】
1 古代中国で、飼いならして戦いに用いたという猛獣。貔は雄で、貅は雌。 2 古代中国で、1の形を描き、兵車に立てた...
ひ‐きゅう【髀臼】
⇒寛骨臼(かんこつきゅう)
ひ‐きゅう【避球】
ドッジボールのこと。
ひきゅう‐かんせつ【髀臼関節】
⇒股関節(こかんせつ)
ひ‐きゅうしゅうりつ【比吸収率】
単位質量の生体組織が単位時間当たりに吸収する電波のエネルギー量。→エス‐エー‐アール(SAR)
ひきゅうめん‐きょう【非球面鏡】
球面ではない曲面をもつ反射鏡。反射望遠鏡では球面収差を生じない回転放物面の反射鏡が使われることが多い。アスフェリカ...
ひきゅうめん‐レンズ【非球面レンズ】
球面ではない曲面を含むレンズ。放物面・楕円面・双曲面といった二次曲面や、より高次の多項式で表される四次曲面などを用...
ひき・ゆ【率ゆ】
[動ヤ上二]「ひき(率)いる」(上一)の上二段化。「武威をもて衆を—・ゆ」〈宮島春松訳・哲烈禍福譚〉
ひき‐ゆる・む【引(き)緩む】
[動マ五(四)]相場が下がり気味になる。「値が—・む」
ひ‐きょ【非拠】
道理に基づかないこと。非道。非理。「たとひ入道—を申し行ふとも」〈平家・三〉
ひ‐きょ【非挙】
よくない行為。非行。「友は甚しく之を—とし」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
ひ‐きょう【比況】
1 他とくらべて、それにたとえること。 2 文法で、動作・状態などを他とくらべ、たとえていう言い方。文語では助動詞...
ひ‐きょう【比興】
[名・形動ナリ] 1 他の物にたとえて、おもしろく言うこと。転じて、おもしろく興あること。また、そのさま。「後ろは...
ひ‐きょう【卑怯】
[名・形動]《本来は「比興」で「卑怯」は当て字か》勇気がなく、物事に正面から取り組もうとしないこと。正々堂々として...
ひ‐きょう【秘教】
1 秘密の儀式を重んじる宗教。 2 仏教で、密教のこと。
ひ‐きょう【秘経】
真言秘密の法を説いた経典。金剛頂経・大日経・蘇悉地(そしつじ)経など。
ひ‐きょう【秘境】
外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、まだ一般に知られていない地域。
ひ‐きょう【悲況】
悲しい状態。悲観すべき状況。
ひ‐きょう【悲境】
悲しい境遇。不幸な身の上。「—を嘆く」
ひ‐きょうい【比胸囲】
人間の形態を表す指数の一。胸囲を身長で割って100倍した数値。少ないほど細長い体型になる。
ひきょう‐えき【秘境駅】
山間部などにあり、乗降客がほとんどいない鉄道駅。開業時にあった近隣集落や炭坑などが廃れ、駅だけが存続している場合が多い。
ひきょうごう‐そがい【非競合阻害】
⇒非競争的阻害
ひきょうそう‐そがい【非競争阻害】
⇒非競争的阻害
ひきょうそうてき‐そがい【非競争的阻害】
酵素の活性部位に、基質の有無によらずに結合し、酵素活性を阻害する機構。基質の濃度が高くなると、阻害できる割合が減少...
ひきょう‐ど【比強度】
単位重量当たりの引っ張り強さ。引っ張り強さを密度で除した値。金属の場合、一般に軽合金の比強度が高く、軽量で強度を要...
ひきょう‐もの【卑怯者】
勇気のない者。心の卑しい卑劣な者。「—、名を名乗れ」
ひきょうゆう‐でんしつい【非共有電子対】
分子中の原子の最外殻電子の中で、共有結合に関与しない電子対のこと。配位結合において、電子を供与する働きをもつ。非結...
ひ‐きょく【秘曲】
特定の家系の者や、免許を受けた者にだけ伝授する、秘伝の曲目。
ひ‐きょく【悲曲】
悲しい音調の曲。
ひきょくせい‐えきたい【非極性液体】
⇒無極性液体
ひきょくせい‐ぶんし【非極性分子】
⇒無極性分子
ひ‐きょじゅうしゃ【非居住者】
税法で、外国に居住する個人や、外国に所在する法人・日本法人の支店などをいう。
ひ‐きょり【飛距離】
1 野球・ゴルフなどで、打ったボールの飛んだ距離。 2 スキーのジャンプ競技で、ジャンプ台を踏み切ってから着地する...
ひき‐よしかず【比企能員】
[?〜1203]鎌倉初期の武将。通称、藤四郎。武蔵国比企郡の豪族で、源頼朝の乳母比企禅尼の養子となる。娘若狭局が2...
ひき‐よ・ず【引き攀づ】
[動ダ上二]つかんで引っ張る。「—・ぢて折らば散るべみ梅の花袖に扱入(こき)れつ染まば染むとも」〈万・一六四四〉
ひきよせ‐かなぐ【引(き)寄(せ)金具】
⇒ホールダウン金物
ひきよせ‐かなもの【引(き)寄(せ)金物】
⇒ホールダウン金物
ひき‐よ・せる【引(き)寄せる】
[動サ下一][文]ひきよ・す[サ下二] 1 引っ張って近くに寄せる。「いすを—・せる」 2 そのものの方へ寄るよう...
ひき‐よもぎ【引艾】
ハマウツボ科の半寄生性の一年草。草原に生え、高さ30〜60センチ。葉は羽状に裂けていて、対生する。夏から秋、葉の付...
ひき‐らか【低らか】
[形動ナリ]「ひきやか」に同じ。「丈—なる衆の」〈宇治拾遺・二〉
ひ‐きり【火鑽り/火切り/燧】
乾燥したヒノキなどの木口に棒をあて、激しくもんで火を出すこと。また、その道具。
ひきり‐うす【火鑽り臼】
火鑽り杵(ぎね)ともみ合わせて発火させる木製の台。多くヒノキ材。登呂(とろ)遺跡などから出土。
ひきり‐ぎね【火鑽り杵】
火鑽り臼(うす)にもみ合わせて発火させる先のとがった棒。多くヤマビワの木。
ひき‐りょう【引両】
紋所の名。輪の中に横に1〜3本の太い線を引いたもの。新田(にった)氏・足利(あしかが)氏などの紋所。変形も含め、多...
ひき‐わ【引(き)輪】
アクセサリーなどに用いる、輪状の留め具。つめを引くことで、輪の一部が開く。ネックレスなどの一方の端に用いて、もう一...
ひき‐わか・る【引き別る】
[動ラ下二]はなればなれになる。離別する。「かたみにとどまり給へる姫君に、—・れむこともかなしく」〈とりかへばや・一〉
ひき‐わけ【引(き)分け】
1 勝負事で、決着がつかず、双方勝ち負けなしとして終えること。「試合を—に持ち込む」 2 平安時代、陰暦8月の駒牽...