ひのみさき‐じんじゃ【日御碕神社】
島根県出雲市大社町日御碕にある神社。祭神は下の本社に天照大日孁貴(あまてらすおおひるめむち)、上の本社に神素盞嗚尊...
ひのみ‐ばしご【火の見梯子】
火災を発見するために設けた梯子。頂上に半鐘をつるし、打ち鳴らして火災を知らせた。
ひ‐の‐みや【日の宮】
天上にある天照大神(あまてらすおおみかみ)の御殿。また、その子孫である天皇の御殿。「天照る国の—の聖(ひじり)の御...
ひのみ‐やぐら【火の見櫓】
火事を発見したり、その位置を見定めたりするために高く設けた櫓。《季 冬》
ひのみや‐びと【日の宮人】
天皇の宮殿に仕える人。大宮人。「ももしきの大宮人は…高光る—事の語り言もこをば」〈記・下・歌謡〉
ひのむすめたち【火の娘たち】
《原題、(フランス)Les Filles du feu》ネルバルの短編小説集。女性の名を冠した七つの小説からなる。...
ひ‐の‐め【日の目】
日光。日差し。「降り積った儘でまだ—に逢わぬ雪のように」〈二葉亭訳・あひゞき〉
日(ひ)の目(め)を◦見(み)る
それまで埋もれていたものが世に知られるようになる。また、長い間不遇だった者が世に認められるようになる。「五十年ぶり...
ひ‐の‐もと【日の本】
《日が昇る本の意》日本の異称。日の本の国。「—一の山」
ひ‐の‐もと【火の元】
火事のもととなるような火のある所。火を使う所。「—に注意する」
ひのもと‐の【日の本の】
[枕]日が昇る本の国の意から、「大和(やまと)」にかかる。「—大和の国の鎮(しづ)めともいます神かも」〈万・三一九〉
ひのもと‐の‐くに【日の本の国】
「日の本」に同じ。
ひ‐の‐もの【火の物】
火で煮たり焼いたりした食物。
ひのもの‐だち【火の物断ち】
祈願のために、火を通した物を断って食べないこと。
ひの‐やくし【日野薬師】
法界寺(ほうかいじ)の通称。
ひのやま【火の山】
津島佑子の長編小説。富士山麓に住む有森家の5代にわたる物語。平成10年(1998)刊行。同年、第34回谷崎潤一郎賞...
ひ‐の‐やまい【火の病】
高熱の出る病気。熱病。「清盛入道は—と申す難病に冒され」〈浄・孕常盤〉
ひ‐の‐ようじん【火の用心】
火事を出さないように、火の元に注意すること。
ひ‐の‐よこ【日の緯】
西。西の方向。「畝傍(うねび)のこの瑞山(みづやま)は—の大(おほ)き御門に」〈万・五二〉
ひ‐の‐よこし【日の横】
南北。「東西を以て日縦(ひのたたし)とし南北を—とす」〈成務紀〉
ひ‐の‐よそい【昼の装ひ】
「昼(ひ)の装束(そうぞく)」に同じ。「更衣たち、皆—し」〈宇津保・内侍督〉
ひ‐はい【疲憊】
[名](スル)疲れ果てて弱ること。疲労困憊(ひろうこんぱい)。「徹夜仕事が続いてすっかり—する」
ひ‐ばい【飛灰】
燃料を燃焼させたり、ごみを焼却したりするときに発生する排ガスに含まれる煤塵(ばいじん)。飛散灰。フライアッシュ。→主灰
ひはいぐうしゃかん‐じんこうじゅせい【非配偶者間人工授精】
配偶者以外の第三者から提供された精子を使用して行う人工授精。男性側に不妊の原因がある場合に用いられる方法。提供者の...
ひはかい‐けんさ【非破壊検査】
製品や試料を破壊することなく、内部の傷の有無や状態などを調べること。非破壊試験。探傷法。NDT(non-destr...
ひはかい‐しけん【非破壊試験】
⇒非破壊検査
ひはかい‐ぶんせき【非破壊分析】
試料を破壊、消費、損失することなく化学的な分析を行うこと。絵画や仏像などの文化財の調査、食品成分の分析や食味の測定...
ひはかい‐へんしゅう【非破壊編集】
コンピューターで、画像や音声などの元データに直接手を加えず、調整・修正などの編集作業を行うこと。元データを上書きし...
ひ‐はぎ【引剝ぎ】
「ひきはぎ」の音変化。「—は旅人を覗(うかが)うのみにて」〈鴎外訳・即興詩人〉
ひ‐はく【飛白】
1 漢字の書体の一。刷毛(はけ)状の筆でかすれ書きにしたもの。後漢の蔡邕(さいよう)の考案とされ、扁額(へんがく)...
ひ‐はく【菲薄】
[名・形動]粗末で劣っていること。才能などの乏しいこと。また、そのさま。「蘇蘭(スカツトランド)人民の産業甚だ—な...
ひ‐はだ【檜皮】
⇒ひわだ(檜皮)
ひはっこう‐バター【非発酵バター】
牛乳から分離したクリームを発酵させずに作ったバター。風味にくせがなく、日本で主流。未発酵バター。無発酵バター。甘性...
ひ‐はつ【被髪】
[名](スル)髪を結わないで、ばらばらに乱していること。ざんばら髪にすること。「上古は則ち男女皆—して」〈服部誠一...
ひはまたのぼる【日はまた昇る】
《原題The Sun Also Rises》ヘミングウェイの長編小説。1926年刊。第一次大戦後のロストジェネレー...
日(ひ)は夜(よ・よる)を知(し)らず月(つき)は昼(ひる)を知(し)らず
《「淮南子(えなんじ)」繆称訓から》太陽も月もともに明るく天空を照らすが、それぞれ昼と夜と別の世界のものなので、ど...
ひ‐ばら【檜原】
《「ひはら」とも》ヒノキの茂っている原。「巻向(まきむく)の—もいまだ雲居ねば小松が末(うれ)ゆ沫雪流る」〈万・二...
ひ‐はん【批判】
[名](スル) 1 物事に検討を加えて、判定・評価すること。「事の適否を—する」「—力を養う」 2 人の言動・仕事...
ひ‐はん【肥胖】
[名・形動]肥え太っていること。また、そのさま。「福格斯(フオツクス)は—なる人なりしが」〈中村訳・西国立志編〉
ひ‐はん【裨販】
いやしい物売り。小商人。また、人をいやしめていう語。「三百人のその内に女御百人、—公卿百人、伊勢平氏験者百人」〈盛...
ひ‐はんざいし【非犯罪死】
法医学において、自然死以外で犯罪によらない死亡。自然災害による死亡、事件性のない転落死や溺死、自殺など。⇔犯罪死。
ひはん‐しゅぎ【批判主義】
《(ドイツ)Kritizismus》 1 批判的精神によって物事に対応する思想傾向。批評主義。 2 哲学で、カント...
ひはんしょく‐う【非繁殖羽】
鳥類で、つがい形成または繁殖期以外の羽。繁殖羽に比べて地味な色・模様であることが多い。一般に繁殖期が終わると、雄は...
ひはん‐てき【批判的】
[形動]批判する態度や立場をとるさま。否定的に批評するさま。「—な内容の文書」
ひはんてき‐かんねんろん【批判的観念論】
⇒先験的観念論
ひはんてきさくしほうのこころみ【批判的作詩法の試み】
《原題、(ドイツ)Versuch einer critischen Dichtkunst》ゴットシェットの著作。1...
ひはんてき‐しこうほう【批判的思考法】
⇒クリティカルシンキング
ひはん‐てつがく【批判哲学】
批判主義の立場に立つカントおよびカント学派の哲学。先験哲学。
ひ‐ば【干葉/乾葉】
1 枯れて乾燥した葉。 2 ダイコンの茎や葉を干したもの。飯に炊き込んだり汁の実にしたりする。
ひ‐ば【檜葉】
1 ヒノキの葉。 2 アスナロの別名。 3 チャボヒバ・クジャクヒバなどとよばれるヒノキの園芸品種のこと。小形の針葉樹。