ぼく‐しゃ【牧者】
牧場で、牛馬などの番や世話をする人。牧人。
ぼく‐しゅ【牧守】
《古代中国で、州の長官を牧、郡の長官を守といったところから》地方の長官。
ぼく‐しゅ【墨守】
[名](スル)《中国で、思想家の墨子が、宋の城を楚(そ)の攻撃から九度にわたって守ったという「墨子」公輸の故事から...
ぼく‐しょ【墨書】
[名](スル)墨で書くこと。また、その書いたもの。「座右の銘を—する」
ぼく‐しょう【木匠】
大工。こだくみ。
ぼく‐しょう【乏少】
[名・形動ナリ] 1 とぼしく少ないこと。また、そのさま。「所従なども—なりけり」〈平家・三〉 2 貧乏なこと。ま...
ぼく‐しょう【墨床】
すりかけの墨をのせておく台。墨台。
ぼく‐しょう【墨象】
前衛書道の異称。
ぼく‐しょく【墨色】
書かれたものの、墨の色つや。また、墨のように黒い色。すみいろ。
ぼくしょ‐どき【墨書土器】
裏底や側面に、文字や模様、顔などが描かれた土器。
ぼく‐しん【牧神】
ギリシャ神話のパン、およびローマ神話のファウヌスのこと。いずれも山野と牧畜をつかさどる半人半獣の神。牧羊神。半獣神。
ボクシング
二人の競技者がロープを張って囲んだ四角の競技場(リング)で相対し、両手にグローブをはめて上半身を打ち合い、ノックア...
ぼくしんのごご【牧神の午後】
《原題、(フランス)L'Après-midi d'un faune》 ニジンスキーによるバレエ作品。1912年初演...
ぼくしんのごごへのぜんそうきょく【牧神の午後への前奏曲】
《原題、(フランス)Prélude à l'après-midi d'un faune》ドビュッシーの管弦楽曲。1...
ぼく‐じ【卜辞】
中国の殷代、亀甲・獣骨に刻んだうらないの文字。→甲骨文
ぼく‐じ【墨字】
墨で書いた文字。
ぼく‐じつ【卜日】
日の吉凶をうらなうこと。
ぼく‐じつ【朴実/樸実】
[名・形動]飾り気がなく律気であること。また、そのさま。「—な人となり」
ぼく‐じゅう【墨汁】
1 墨をすった汁。特に、すぐに使えるように製造した黒色の墨液。 2 イカ・タコの体内にある黒い汁。
ぼくじゅう‐のう【墨汁嚢】
イカ・タコの体内にあり、分泌される墨汁を蓄える袋。
ぼく‐じょう【卜定】
吉凶をうらない定めること。ぼくてい。「国郡を—あって、抜穂(ぬきぼ)の使ひを丹波の国へ下さる」〈太平記・二五〉
ぼく‐じょう【牧場】
牛・馬・羊などの家畜を放牧する設備をもった場所。まきば。
ぼく‐じょう【墨帖】
「法帖(ほうじょう)」に同じ。
ぼく‐じょう【墨場】
文人や書家・画家などの集まる場所。また、その仲間。
ぼくじょうのせいぼ【牧場の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna del Prato》⇒ベルベデーレの聖母
ぼくじょうひっけい【墨場必携】
書家の便に供するために、古人の成句・詩歌などを集めて字数ごとに配列した書。市河米庵著。天保7年(1836)佐藤一斎...
ぼく‐じん【卜人】
うらないをする人。卜者。
ぼく‐じん【牧人】
「牧者」に同じ。 [補説]書名別項。→牧人
ぼくじん【牧人】
《原題The Shepherd》⇒羊飼い
ぼくじんのこよみ【牧人の暦】
《原題The Shepheardes Calender》スペンサーの詩集。1月から12月までの月の名を冠した12編...
ぼく‐すい【墨水】
《隅田川の「すみ」に「墨」の字を当てたものから》隅田川の異称。
ぼく・する【卜する】
[動サ変][文]ぼく・す[サ変] 1 うらなう。うらなって、よしあしを判断する。「朝の晴は以て夕の雨を—・す可らず...
ぼく・する【牧する】
[動サ変][文]ぼく・す[サ変] 1 家畜を飼ってふやす。「羊を—・するを以て業と為せしが」〈中村訳・西国立志編〉...
ぼく‐せいき【朴正熙】
⇒パクチョンヒ
ぼく‐せき【木石】
1 木と石。樹木と岩石。 2 情を解さないもの、人間らしい感情のないもののたとえ。 [補説]書名別項。→木石
ぼく‐せき【墨跡/墨蹟】
墨で書いたあと。筆跡。また特に、禅僧の筆跡。
ぼくせき【木石】
舟橋聖一の短編小説。昭和13年(1938)、雑誌「文学界」に発表。
ぼくせき‐かん【木石漢】
人情や男女間の情を解さない男。
ぼくせき‐ちょう【木石腸】
人情や情趣を解さない心。
ボクセル
《ボリューム(volume)+ピクセル(pixel)からの造語》三次元グラフィックスなどで、立体物の表現に用いられ...
ぼく‐せん【卜占】
うらなうこと。占卜。
ぼく‐ぜい【卜筮】
《「卜」は亀の甲、「筮」は筮竹(ぜいちく)を用いてうらなうこと》うらない。卜占。
ぼく‐そ【朴素】
[名・形動]かざりけがなく、自然のままであること。また、そのさま。素朴。「荷蘭の質実—なる画風其ものの」〈蘆花・自...
ぼく‐そう【牧草】
家畜の飼料とする草。
ぼくそう‐ひいく【牧草肥育】
肉牛を牧草だけで育てること。脂の少ない赤身の肉になる。グラスフェッド。→穀物肥育
ぼく‐たく【木鐸】
1 古代中国で、法令などを広く人民に示すときに振り鳴らした、木の舌のついている大きな鈴。 2 《「論語」八佾(はち...
ぼくたちのしっぱい【僕たちの失敗】
石川達三の小説。昭和36年(1961)「読売新聞」に連載され、昭和37年(1962)刊行。3年間という期間限定での...
ぼく‐だい【墨台】
⇒墨床(ぼくしょう)
ぼく‐ち【卜地】
土地の吉凶をうらなうこと。また、土地を選定すること。「—の注意も亦深重ならず乎」〈服部誠一・東京新繁昌記〉
ぼく‐ち【牧地】
牧場のある土地。また、牧草地。