ぼん‐きょう【凡境】
1 仏語。凡夫(ぼんぶ)の境界。迷いの境地。 2 霊地に対し、普通の場所。ぼんけい。
ぼん‐きょうげん【盆狂言】
江戸時代の歌舞伎で、陰暦7、8月ごろに行われる興行。また、その狂言。多くは7月15日初日で、大立者は出演せず、怪談...
ぼん‐きん【凡近】
[名・形動]平凡で卑近なこと。また、そのさま。「事を—に取りて意を勧懲に発するに至れり」〈逍遥・小説神髄〉
ぼん‐ぎょう【梵行】
淫欲を断つ修行。また一般に、仏道の修行。
ぼん‐く【盆供】
盂蘭盆(うらぼん)にする供養。盆供養。また、その供物。
ぼん‐くよう【盆供養】
「盆供(ぼんく)」に同じ。
ぼん‐くら【盆暗】
[名・形動]《もと、ばくちで盆の上の勝負に暗い意》ぼんやりしていて物事の見通しがきかないこと。また、そのような人や...
ぼん‐くれ【盆暮れ】
盂蘭盆(うらぼん)と歳暮。また、その時分。「—の付け届け」
ぼん‐ぐ【凡愚】
平凡でおろかなこと。また、その人。「—の身」
ぼん‐けい【盆景】
1 盆栽に石などを置いて山水を写したもの。 2 水盤の上に、土をこねて山や岩をつくり、色砂で海などを表し、自然の風...
ぼん‐げ【凡下】
[名・形動] 1 平凡で、すぐれたところのないこと。また、その人や、そのさま。「私は全く—な執着に駆られて」〈有島...
ぼん‐こつ【凡骨】
平凡な才能や素質。また、その人。「—のなしうるわざではない」
ぼん‐ご【梵語】
サンスクリット語の異称。その起源が造物神ブラフマン(梵天)にあるというインドでの伝承に基づく、中国や日本での呼称。
ボンゴ
ウシ科の哺乳類。大形のレイヨウで体高約1.2メートル。体は赤褐色に十数本の白い横線があり、雌雄とも長くてねじれた角...
ボンゴ
ラテン音楽で用いられる小形の太鼓。音高の異なる二つをつないだもので、股(もも)の間に挟み、手で打って鳴らす。
ボンゴ‐さんち【ボンゴ山地】
《Massif des Bongo》アフリカ中部、中央アフリカ共和国北東部からスーダン国境近くまで広がる山地。最高...
ぼん‐ござ【盆茣蓙】
丁半ばくちで、壺をふせる所に敷くござ。
ぼん‐ごや【盆小屋】
盂蘭盆(うらぼん)のとき、竹や麦わらなどでつくって子供たちがこもる小屋。盆のあとで焼く。長崎県、徳島県などで行われ...
ボンゴレ
ボンゴラというアサリに似た二枚貝を使ったイタリア料理。「スパゲッティ—」
ぼん‐さい【凡才】
平凡で、特にすぐれたところのない才能。また、そのような才能の人。
ぼん‐さい【盆栽】
観賞用に枝や幹に手を加え整えて育てた鉢植えの草木。樹形や仕立て方により、直幹・双幹・懸崖・根上り・寄せ植えなどの種...
ぼん‐さい【梵妻】
僧侶の妻。大黒(だいこく)。
ぼん‐さく【凡作】
平凡でつまらない作品。
ぼん‐さく【凡策】
平凡なはかりごと。考えの足りない策略。
ぼん‐さつ【梵刹】
⇒ぼんせつ(梵刹)
ぼん‐さま【坊様】
《「ぼうさま」の音変化》 1 僧を敬っていう語。ぼうさま。ぼんさん。「これ、—、おくたびれかして早い御寝なりやう」...
ぼん‐さん【盆山】
1 庭に石などを積み上げてつくった人工の山。 2 箱庭や盆栽の上に自然の石や砂を用いてつくった山。
ぼんさん【盆山】
狂言。ある男が盆山を盗みにはいると主人に見つけられ、犬や猿の鳴きまねをさせられたうえ鯛(たい)の鳴き声まで要求され...
ぼん‐さん【梵讃】
仏・菩薩の徳をたたえる讃のうち、漢字で音写された梵語によるもの。梵語讃。→漢讃 →和讃
ボン‐サンス
正しい判断力。良識。
ぼん‐ざる【盆笊】
盆のような形の、浅く平たいざる。
ぼん‐しつ【凡失】
野球などで、つまらない失策。
ぼん‐しゅ【凡手】
1 平凡な腕前。また、その人。「—ではできないことだ」 2 碁・将棋などで、つまらぬ手。「—を打つ」
ぼん‐しゅ【凡主】
平凡な主人・主君。
ぼんしゅん【梵舜】
[1553〜1632]江戸初期の神道家・僧侶。号、神竜院。吉田兼右の子。豊臣秀吉を祀る豊国神社創立に参画。のち、徳...
ぼん‐しょ【凡書】
1 平凡な書物。つまらない本。 2 平凡な筆跡。
ぼん‐しょ【凡庶】
ふつうの人。凡人。庶民。
ぼん‐しょう【凡小】
[名・形動]平凡で器量の小さいこと。また、そのさま。「—な(の)作家」
ぼん‐しょう【凡聖】
《「ぼんじょう」とも》凡人と聖人。凡夫と聖者。
ぼん‐しょう【梵鐘】
寺院で、鐘楼につり下げ、撞木(しゅもく)でつき鳴らす鐘。音が大きいことから鯨鐘(げいしょう)・洪鐘などともいう。
ぼんしょう‐いちにょ【凡聖一如】
仏語。凡人も聖人も本性においては平等同一であるということ。凡聖不二。
ぼん‐しん【凡身】
仏語。凡夫の身。
ぼん‐じ【梵字】
古代インドでサンスクリット語を書くのに用いたブラーフミー文字と、その系統の文字の総称。その起源は北セム系文字。→悉...
ぼん‐じ【凡事】
ありきたりなこと。あたりまえのこと。
ボン‐ジェズス
ポルトガル北部の都市ブラガ近郊の巡礼地。海抜400メートルの丘の上に、18世紀から19世紀にかけて建造された新古典...
ぼん‐じまい【盆仕舞ひ】
盆節季の支払いをすませて盆の準備をすること。「—一荷で直(ね)ぎる鮨の魚/惟然」〈続猿蓑〉
ぼんじゃり
[副] 1 柔和でおっとりしているさま。「男の身にて傾城のあどめもなく、—としたる事は」〈役者論語・あやめぐさ〉 ...
ボンジュール
[感]おはよう。こんにちは。 [名](Bonjour)米国アップル社が開発した、特別な設定をせずにLANなどのネッ...
ぼん‐じょう【凡常】
[名・形動]平凡でありきたりであること。また、そのさま。「—な(の)人」
ボン‐ジョルノ
[感]おはよう。こんにちは。