むそう‐れんじ【無双連子/夢想櫺子】
作り付けにした連子に、同様の連子のある引き戸を内側に重ね、引き戸を引くと両方のすきまが互い違いになって一面の板張り...
む‐そく【無足】
[名・形動ナリ] 1 中・近世、主君に奉公しながら、領地を与えられないこと。また、その人や、そのさま。「—なる人一...
むそく‐にん【無足人】
1 無足1である人。 2 近世、準士分の上層農民。
むそく‐るい【無足類】
無足目の両生類の総称。外形はミミズに似て多数の体節状の輪がある。アシナシイモリとも。尾がないか、あっても短い。ほと...
むそ‐じ【六十/六十路】
ろくじゅう。また、60歳。60年。→十路
むそ‐ち【無租地】
地租を課さない土地。国有地・公有地など。
ムソマ
タンザニア北部の都市。マラ州の州都。ビクトリア湖東岸、マラ川河口付近に位置する。ナイルパーチ漁をはじめとする漁業、...
ムソルグスキー
[1839〜1881]ロシアの作曲家。国民楽派五人組の一人。ロシア国民音楽の創造に尽力。作品に、オペラ「ボリス=ゴ...
む‐ぞうさ【無造作/無雑作】
[名・形動] 1 たやすいこと。また、そのさま。「頼みを—に引き受ける」 2 技巧をこらさないこと。念入りでないこ...
む‐ぞり【無反り】
刀身に反りがなく、まっすぐなこと。また、その刀。
むた【与/共】
名詞または代名詞に格助詞「の」「が」が付いた形に接続して、…とともに、…のままに、の意の副詞句をつくる。「波の—か...
む‐たい【無体/無代/無台】
[名・形動]《古くは「むだい」とも》 1 無理なこと。無法なこと。また、そのさま。「—を働く」「—な所業」 2 (...
むたい‐こう【無対光】
仏語。阿弥陀仏の発する十二光の一。他に比べようのないほどすぐれている光明。また、無対光仏すなわち阿弥陀仏のこと。
むたいこう‐ぶつ【無対光仏】
阿弥陀仏の異称。
むたい‐さいばい【無袋栽培】
生育途中の果実に袋掛けをしないで栽培すること。⇔有袋栽培。
むたい‐ざいさんけん【無体財産権】
⇒知的財産権
むたいせき‐きかん【無堆積期間】
⇒ハイエイタス
むたい‐ぶつ【無体物】
法律で、音響・香気・電気・熱・光などのように、有形的存在でないもの。⇔有体物。
む‐たか【無高】
1 知行高(ちぎょうだか)が定まっていないこと。 2 江戸時代、石高のない土地。また、田地を所有しない農民。
ムタツミンダ‐さん【ムタツミンダ山】
《Mtatsminda》ジョージアの首都トビリシの市街西方にある山。標高727メートル。グルジア語(ジョージア語)...
む‐たまがわ【六玉川】
古歌に詠まれた6か所の玉川の総称。→玉川 題材をにとり、また歌詞に織り込んだ邦楽曲の題名または通称。 ㋐箏曲(そう...
むたまがわ【武玉川】
江戸中期の雑俳集。18編。15編まで慶紀逸(けいきいつ)、16編以下は2世紀逸編。寛延3〜安永5年(1750〜17...
ムタワ
⇒宗教警察
む‐たんぽ【無担保】
担保を提供しないこと。また、担保をとらないこと。「—貸付」
むたんぽ‐うらがき【無担保裏書】
裏書人が手形または小切手上の担保責任を負わない旨を記載した裏書。
むたんぽコールレート‐オーバーナイトもの【無担保コールレートオーバーナイト物】
《O/N Call Rate》⇒コールレート
むたんぽコールレート‐よくじつもの【無担保コールレート翌日物】
「無担保コールレートオーバーナイト物」に同じ。→コールレート
むたんぽ‐しゃさい【無担保社債】
社債を担保の有無で分類する場合に、担保が設定されていない社債をさす。現在は無担保社債が主流。社債が債務不履行になっ...
むたんぽ‐ゆうし【無担保融資】
不動産や有価証券などの担保を必要としない融資。融資先の信用力が高い場合や、カードローンやキャッシングサービスなどの...
むだ【無駄/徒】
[名・形動] 1 役に立たないこと。それをしただけのかいがないこと。また、そのさま。無益。「—な金を使う」「時間を...
むだ‐あし【無駄足/徒足】
わざわざ行ってもなんの役にも立たないこと。「相手が留守のため—になる」「—を踏む」
む‐だい【無代】
代価がいらないこと。無料。
む‐だい【無題】
1 作品に題がないこと。 2 題を設けずに作った詩歌。題詠でない詩歌。
むだ‐がき【無駄書(き)/徒書(き)】
役にも立たない字や絵を慰みに書くこと。また、その書いたもの。いたずら書き。
むだ‐がね【無駄金/徒金】
使っただけの効果のない金。むだぜに。
む‐だ・く【抱く】
[動カ四]《「身(む)綰(た)く」の意か。「綰く」は手を使ってある動作をする意》だく。いだく。「上野(かみつけの)...
むだ‐ぐち【無駄口/徒口】
1 つまらないおしゃべり。むだごと。「—をきく」 2 言語遊戯の一。語呂によってもとの文句をもじっていうもの。「お...
無駄口(むだぐち)を叩(たた)・く
無駄口を言う、の意を強めた言い方。「—・いてないで仕事をしろ」
むだ‐ぐい【無駄食い/徒食い】
[名](スル) 1 必要以上に食うこと。間食をすること。「学校帰りに—する」 2 働きもしないで食うだけであること...
むだ‐げ【無駄毛/徒毛】
美容や化粧の妨げになる、顔・襟足・腕・足などの毛。
むだ‐ごと【無駄言/徒言】
「無駄口」に同じ。「—を言う」
むだ‐ごと【無駄事/徒事】
役に立たないこと。無益な行い。
むだ‐ごま【無駄駒/徒駒】
将棋で、指しても役に立たない駒。
むだ‐じに【無駄死に/徒死に】
[名](スル)役に立たない死に方。無益の死。犬死に。
むだ‐だま【無駄玉/徒玉】
撃っても命中しない弾丸。転じて、注ぎ込んでも役に立たない資金。
むだ‐づかい【無駄遣い/徒遣い】
[名](スル)金銭などを、必要のないことや役に立たないことに使うこと。浪費。「デパートで—する」「石鹸(せっけん)の—」
むだ‐ば【無駄歯】
歯車で、かみ合わせの相手となる歯を順に変えて摩滅を平均化するために、1枚余計に加える歯。
むだ‐ばな【無駄花/徒花】
咲くだけで実を結ばない花。また、雌雄異花の植物の雄花。はなばなしい行動が成果につながらなかった場合のたとえにもいう...
むだ‐ばなし【無駄話/徒話】
役に立たないおしゃべり。雑談。
むだ‐ばら【無駄腹/徒腹】
無益の切腹。転じて、何の意味もない責任をとらされること。「—を切る」