胸(むね)を借(か)・りる
相撲で、上位の力士にけいこの相手をしてもらう。また、一般に実力のある者に練習の相手をしてもらう。
胸(むね)を焦(こ)が・す
あれこれと思いわずらう。思いがつのって切なくなる。「恋に—・す」
胸(むね)を刺(さ)・す
心に強い衝撃をあたえる。「深い悲しみが—・す」
胸(むね)を摩(さす)・る
痛みや怒りを抑える。
胸(むね)を叩(たた)・く
相手の依頼をしっかりと引き受ける気持ちを表す動作。
胸(むね)を衝(つ)・く
1 心に衝撃を与える。ショックを受ける。「たわいのない冗談が—・く」 2 さまざまな思いがつのる。「前途への不安が...
胸(むね)を潰(つぶ)・す
1 驚く。ひどくびっくりする。 2 ひどく思い悩む。「この憎き御心の止まぬに、ともすれば御—・し給ひつつ」〈源・賢木〉
胸(むね)を撫(な)で下(お)ろ・す
心配事が解決してほっとする。安心する。「娘の無事に—・す」
胸(むね)を弾(はず)ま・せる
喜びや期待などで心が落ち着かなくなる。わくわくする。「—・せて入学式を待つ」
胸(むね)を張(は)・る
胸をそらせて、自信のある様子をする。得意になる。「—・って故郷へ帰る」
胸(むね)を冷(ひ)や・す
不安や危険を感じてぞっとする。肝を冷やす。「流石の鉄面皮(ずうずうしき)悪婆といえども、争(いか)でか—・さざらん...
胸(むね)をふくらま・す
期待や喜びで胸がいっぱいになる。「希望に—・す」
む‐ねん【無念】
[名・形動] 1 仏語。妄念のないこと。迷いの心を離れて無我の境地に入り、何事も思わないこと。正念。⇔有念(うねん...
む‐ねんきん【無年金】
70歳まで年金保険料を納付しても、受給要件を満たさないため、年金を受け取れないこと。→低年金
むねんきんたいさく‐ほう【無年金対策法】
《「公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律」の...
むねん‐むそう【無念無想】
1 仏語。一切の想念を離れること。無我の境地に入り、無心になること。 2 しっかりした考えを持っていないこと。思慮...
むねん‐りゅう【無念流】
《「神道無念流」の略称》剣術・居合術の流派の一。福井兵右衛門嘉平(よしひら)を祖とし、門人の戸賀崎熊太郎によって広...
ムネーメ
⇒ムネメ
む‐のう【無能】
[名・形動]能力や才能がないこと。役に立たないこと。また、その人や、そのようなさま。「—な指揮官」「—無策」⇔有能。
む‐のうやく【無農薬】
植物を栽培する際に農薬を使わないこと。「—野菜」「—農法」
む‐のうりょく【無能力】
[名・形動]能力がないこと。何もできないこと。また、そのさま。「—な人」
むのうりょく‐しゃ【無能力者】
1 能力のない者。何もできない人。 2 民法上、単独では完全な法律行為のできない者。未成年者・禁治産者・準禁治産者...
ムノート
スイス北部の都市シャフハウゼンにある円形城塞。ライン川の屈曲部を見下ろす高台に位置し、市街を一望できる。16世紀に...
む‐は【無派】
どの派閥にも属さないこと。
ムハ
⇒ミュシャ
む‐はい【無配】
「無配当」の略。「—株」⇔有配。
む‐はい【無敗】
試合や勝負に敗れたことがないこと。不敗。「—を守る」
むはいしゅつガス‐しゃ【無排出ガス車】
⇒ゼブ(ZEV)
むはい‐せいしょく【無配生殖】
無性生殖の一。通常、配偶体上で配偶子が合体する有性生殖によって胞子体を形成するが、無配生殖では、配偶子が受精を介さ...
む‐はいとう【無配当】
利益配当のないこと。無配。
むはいにゅう‐しゅし【無胚乳種子】
種子植物の種子で、胚乳が発生の初期にだけ生じ、成熟時には消滅するもの。養分は代わりに子葉に蓄える。ダイズなどのマメ...
むはいらん‐しゅっけつ【無排卵出血】
排卵を伴わない月経様の出血。排卵を促すホルモンが正常に分泌されないことによって生じる。過労やストレスなどによるホル...
む‐はっこう【無発酵】
発酵していなこと。特に、パン生地・乳製品・茶葉などが発酵していないこと。
むはっこう‐ちゃ【無発酵茶】
⇒不発酵茶
むはっこう‐バター【無発酵バター】
⇒非発酵バター
ムハラク
バーレーンの都市。バーレーン島北東のムハラク島にあり、シェイクハマドコーズウエーで結ばれる。19世紀初頭から20世...
む‐はんせい【無反省】
失敗を反省しないこと。自らを省みて改めようとするようすが見られないこと。「同じ間違いが—に繰り返される」
むはんどう‐ほう【無反動砲】
発射薬のガス圧を後方へ抜き、反動による砲身の後退をなくした火砲。歩兵が主として対戦車火器として使用。
ムハンマド
[570ごろ〜632]イスラム教の創唱者。メッカに生まれ、神アッラーの啓示を受けて伝道を始める。厳格な一神教を唱え...
ムハンマドごせい‐ひろば【ムハンマド五世広場】
《Place Mohammed Ⅴ》モロッコ北部の都市カサブランカの市街中心部にある広場。周辺に市庁舎、裁判所、郵...
ムハンマドごせい‐びょう【ムハンマド五世廟】
《Mausolée Mohammed Ⅴ》モロッコの首都ラバトにある霊廟。1971年に建造。国王だったムハンマド5...
ムハンマド‐アブドゥフ
[1849〜1905]近代エジプトのイスラム改革思想家。アフガーニーの感化を受け民族主義運動に参加。合理主義的立場...
ムハンマド‐アリー
[1769〜1849]近代エジプト、ムハンマド=アリー朝の開祖。オスマン帝国のエジプト太守。在位1805〜1848...
ムハンマド‐イクバール
[1877〜1938]現代インド‐ムスリムを代表する詩人・思想家。イスラム国家独立の構想をいだいた。パキスタン建国...
ムハンマドアミンハン‐メドレセ
ウズベキスタン西部、ホラズム州の都市ヒバにあるイスラム教の神学校。イチャンカラ(内城)と呼ばれる旧市街に位置する。...
ジンナー
[1876〜1948]パキスタンの政治家。ムスリム連盟の指導者となり、英国の分割統治に対応してヒンズー教との分離、...
ムハンマドアリー‐モスク
エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区のシタデル内にあるイスラム寺院。19世紀半ば、オスマン帝国からのエジプト...
ナギブ
[1901〜1984]エジプトの軍人・政治家。スーダンの生まれ。1952年ナセルとともに革命に成功し、国王ファルー...
モサデク
[1880〜1967]イランの政治家。1951年から首相。国内近代化を推進、アングロ‐イラニアン石油会社の国有化を...
むば【姥】
「うば」に同じ。「百年(ももとせ)の—と聞こえしは小町が果ての名なりけり」〈謡・関寺小町〉