モロニ
コモロ共和国の首都。グランドコモロ島の西岸に位置する。フランス領時代の1962年に、マヨット島のザウジから首都が移...
もろ‐に
[副]《「もろ」は諸の意か》まともに。直接に。完全に。「—ぶつかる」「—影響を受ける」
もろ‐ぬきで【諸抜(き)手】
日本泳法の一。足をあおりながら、両手を同時に背後から抜き、前方の水をかいて進むもの。
もろのぶ【師宣】
⇒菱川師宣(ひしかわもろのぶ)
もろ‐は【諸刃/両刃】
刀剣などで、鎬(しのぎ)を境に両方に刃がついていること。また、その刃物。りょうば。⇔片刃。
もろ‐はく【諸白】
麹(こうじ)用の米と蒸し米のどちらも、よく精白したもので造った上等の酒。
もろは‐ぐさ【両葉草】
フタバアオイの別名。
もろはし‐てつじ【諸橋轍次】
[1883〜1982]漢学者。新潟の生まれ。東京文理科大教授・静嘉堂文庫長などを歴任。昭和2年(1927)から同3...
もろ‐はず【双筈/諸筈/両筈】
相撲で、両手の親指と他の指を広げて矢筈(やはず)の形にし、相手のわきや胸などを押すこと。
もろ‐はだ【諸肌/両肌】
左右両方の肌。上半身の肌。両肌。⇔片肌。
諸肌(もろはだ)を脱(ぬ)・ぐ
1 衣の上半身全部を脱いで、両肌を現す。 2 全力を尽くし、事に当たる。
もろは‐づくり【諸刃造(り)】
日本刀の造り込みの一。鎬(しのぎ)を境に両方に刃があるが、左右対称でないもの。
諸刃(もろは)の剣(つるぎ)
《両辺に刃のついた剣は、相手を切ろうとして振り上げると、自分をも傷つける恐れのあることから》一方では非常に役に立つ...
もろ‐ばち【諸撥】
三味線の奏法で、撥で弦を上から弾いて、すぐ下から返すこと。→片撥(かたばち)
もろ‐ひざ【諸膝/両膝】
左右の膝。りょうひざ。「—をつく」
もろ‐びと【諸人】
《古くは「もろひと」》多くの人々。たくさんの人。衆人。
モロ‐ブランコ
ブラジル北東部、セアラー州の町ベベリベの郊外にある海岸。州都フォルタレザの南東約90キロメートルに位置する。波の浸...
モロヘイヤ
アオイ科の一年草。葉はシソに似て、花は黄色でオクラに似る。東地中海地方の原産で、アジア・アフリカの熱帯地方で野菜と...
もろ‐ほ【諸穂】
穂がたくさん出そろうこと。また、その穂。一説に、両茎の穂とも。「稲の穂の—に垂(し)でよこれちほもなし」〈神楽・木...
もろほし‐だいじろう【諸星大二郎】
[1949〜 ]漫画家。長野の生まれ。古代に題材をとった伝奇的な作品やSF作品などを手がける。代表作「妖怪ハンター...
もろ‐まい【諸舞】
東遊(あずまあそ)びを構成する駿河(するが)舞と求子(もとめご)舞の両方とも舞うこと。→片舞
もろ‐まゆ【諸眉】
「諸眉烏帽子(もろまゆえぼし)」の略。
もろまゆ‐えぼし【諸眉烏帽子】
立(たて)烏帽子。風折(かざおり)烏帽子の眉が左右両側にあるもの。
もろ‐み【諸味/醪】
酒・醤油などの醸造で、原料の混合したもの。また、それを熟成させたもの。まだ粕(かす)を絞ってないものをいう。
もろみ‐みそ【諸味味噌】
醤油(しょうゆ)のもろみを調味したり、塩漬け野菜などを刻んで漬け込んだりしたもの。醤(ひしお)味噌。
もろ‐むき【諸向き】
1 ウラジロの別名。 2 どちらにも向くこと。一説に、すべてが同方向を向くこと。「武蔵野の草は—かもかくも君がまに...
もろ‐め【諸目】
左右の目。両眼。両目。「—にてよく見んためにて候」〈就弓馬儀大概聞書〉
もろ‐もち【諸持ち】
複数の人で持つこと。共同ですること。「かの人々の口網も—にて」〈土佐〉
もろ‐もろ【諸/諸々】
多くのもの。さまざまのもの。また、多くの人。「—の出来事」「—の事情」
もろ‐もろ
[副] 1 まだらになるさま。液状のものに粒が浮いて、均質でないさま。名詞的にも用いる「古い絵の具に—(と)したも...
もろ‐や【諸矢】
1 対(つい)になった2本の矢。初めに射る甲矢(はや)と、あとに射る乙矢(おとや)。一手(ひとて)矢。→片矢(かた...
モロ‐ようさい【モロ要塞】
《Castillo del Morro》 キューバの首都ハバナのカサブランカ地区にある要塞。高さ20メートルの城壁...
もろ‐より【諸縒り/諸撚り】
片より糸を2本以上引きそろえて、そのよりと反対の方向により合わせること。
もろより‐いと【諸縒り糸/諸撚り糸】
諸よりにした糸。諸糸。
モロンダバ
マダガスカル西部の都市。モザンビーク海峡に面し、米などの農産物の積出港がある。バオバブの並木道で知られるほか、キリ...
モロンベ
マダガスカル南西部の町。モロンダバの南約200キロメートルに位置し、モザンビーク海峡に面する。付近には世界有数のバ...
モロー
[1826〜1898]フランスの画家。神話や聖書に想を得た象徴的、耽美(たんび)的な世界を描いた。門人にルオー・マ...
モロー‐はんしゃ【モロー反射】
新生児にみられる原始反射の一。大きな物音など外部から刺激があったとき、両腕を急に伸ばして何かにしがみつくような動き...
モワサック
⇒モアサック
もわっ‐と
[副](スル)煙や湯気、においなどが立ちこめるさま。「車の中の—した熱気」
もわ‐もわ
[副](スル)煙や湯気などが立ちこめるさま。もやもや。「タバコの煙で—(と)した部屋」
モワレ
⇒モアレ
もん【文/聞】
〈文〉⇒ぶん 〈聞〉⇒ぶん
もん【門】
[音]モン(呉) [訓]かど [学習漢字]2年 〈モン〉 1 出入り口。「門戸・門歯・門番/開門・関門・鬼門・軍門...
もん【紋】
[常用漢字] [音]モン(呉) [訓]あや 1 模様。あや。「紋様/衣紋(えもん)・小紋(こもん)・指紋・地紋・蛇...
もん【問】
[音]モン(呉) [訓]とう とい とん [学習漢字]3年 〈モン〉 1 といただす。とう。とい。「問診・問責・問...
もん【悶】
[音]モン(呉) [訓]もだえる 1 もだえ苦しむ。「悶死・悶絶・悶悶/苦悶・煩悶」 2 もつれる。「悶着」
もん【物】
「もの(物)」の音変化。近世後期頃から関東の言葉によく見られる。「うまい—が食いたい」「何か書く—はないか」「ばか...
もん【者】
「もの(者)」の音変化。近世後期頃から関東の言葉によく見られる。「若い—に任せる」
もん【文】
1 《中国、唐の開元通宝1枚の重さが1匁(もんめ)あったところから》銭貨の個数・貨幣単位。1貫の1000分の1。「...