ゆう‐ちょう【悠長】
[名・形動]動作や態度などが落ち着いていて気の長いこと。また、そのさま。「—に構える」「—な話」 [派生]ゆうちょ...
ゆう‐ちょう【遊鳥】
1 遊んでいる鳥。 2 他の鳥をおびき寄せて捕らえるためにつないでおく鳥。おとり。
ゆう‐ちょう【優長】
[名・形動ナリ]物事にすぐれていること。また、そのさま。「しかれども能芸—にして、才智人にすぐれたり」〈古活字本保...
ゆうちょ‐かんぽ‐かんりきこう【郵貯・簡保管理機構】
⇒郵便貯金・簡易生命保険管理機構
ゆうちょ‐ぎんこう【ゆうちょ銀行】
「株式会社ゆうちょ銀行」の通称。
ゆう‐ちょく【遊直】
野球で、遊撃手が捕球したライナー。ショートライナー。
ゆう‐ちん【雄鎮】
1 強大な勢力のある藩。雄藩。 2 ある社会や団体で、その内部を抑える力のあるものや人。「市議会の—を自認する」
ゆう‐つ‐かた【夕つ方】
《「つ」は「の」の意の格助詞》「ゆうがた」に同じ。「この—内裏(うち)よりもろともにまかで給ひける」〈源・末摘花〉
ゆう‐つけ【木綿付け】
「木綿付け鳥」の略。「暁に鳴く—のわが声に劣らぬ音をぞ鳴きて帰りし」〈信明集〉
ゆうつけ‐どり【木綿付け鳥】
《昔、世の中が乱れたとき、鶏に木綿(ゆう)をつけて都の四境の関所で祓(はらえ)をしたところから。「ゆうつげどり」「...
ゆう‐つづ【夕星/長庚】
《古くは「ゆうづつ」とも》夕方、西の空に見える金星。宵の明星(みょうじょう)。「—も通ふ天道(あまぢ)をいつまでか...
ゆうつづ‐の【長庚の/夕星の】
[枕]金星が宵の明星として西に見えるところから「夕べ」に、また、明けの明星として東にも現れるところから「か行きかく...
ゆう‐つゆ【夕露】
夕方におく露。《季 秋》
ゆう‐づき【夕月】
夕方の月。《季 秋》 [補説]書名別項。→夕月
ゆうづき【夕月】
横瀬夜雨の詩集。明治32年(1899)刊行。
ゆう‐づきよ【夕月夜】
夕方に出る月。また、その月の出ている夜。ゆうづくよ。《季 秋》「—島山葛(くず)をうち纏(まと)ひ/たかし」
ゆう‐づ・く【夕付く】
[動カ五(四)]夕方になる。「外の日の光は、何時の間にか、黄いろく—・いた」〈芥川・運〉 [動カ下二]に同じ。「—...
ゆうづく‐ひ【夕付く日】
夕方、西に傾く太陽。夕方の日の光。夕日。⇔朝付く日。「—さすや川辺に作る屋の形(かた)を宜(よろ)しみうべ寄そりけ...
ゆう‐づくよ【夕月夜】
[名]「ゆうづきよ」に同じ。 [枕] 1 がほの暗いことから、地名の「小倉(をぐら)」にかかる。「—をぐらの山に鳴...
ゆうづつのうた【夕星の歌】
《原題、(ドイツ)Lied auf dem Abendstern》ワグナーのオペラ「タンホイザー」の第3幕で歌われ...
ゆうづる【夕鶴】
木下順二の戯曲。一幕。昭和24年(1949)発表。民話「鶴の恩返し」に素材を求めたもの。昭和27年(1952)には...
ゆう‐てい【友悌】
《「友」は弟をかわいがること。「悌」は兄に従うこと》兄弟の仲がよいこと。
ゆう‐てい【郵亭】
宿場。旅館。旅宿。「道に沿いて処々に—を設けたり」〈鴎外訳・即興詩人〉
ゆう‐てい【郵程】
宿駅と宿駅の間の距離。
ゆう‐てい【遊底】
銃の基部にある部位。薬室への弾薬の装塡(そうてん)、撃発、後部へのガス漏れの閉鎖、発射後の空薬莢(からやっきょう)...
ゆう‐てい【遊偵】
スパイ。間者。
ゆうてい‐るい【有蹄類】
ひづめをもつ哺乳類。奇蹄類の馬・サイ、偶蹄類の牛・シカなどのほか、象・ジュゴンなどがある。
ゆうてん【祐天】
[1637〜1718]江戸中期の浄土宗の僧。陸奥(むつ)の人。字(あざな)は愚心。号、明蓮社顕誉。徳川綱吉・家宣ら...
ゆう‐てん【融点】
固体が融解しはじめるときの温度。固体と液体とが共存する温度。ふつう1気圧のときの値で示す。融解点。
ゆうてん‐こうか【融点降下】
⇒凝固点降下
ゆうてん‐じ【祐天寺】
東京都目黒区にある浄土宗の寺。山号は明顕山。享保3年(1718)祐天が住んだ庵(いおり)のあとに、弟子祐海が創建。...
ゆう‐でく
《「ゆう」は「遊」かともいう。「でく」は土偶の意》田舎者。近世中期、江戸深川の遊里の通言。「金なきものは—頓直(と...
ゆう‐でん【郵伝】
宿場から宿場へ荷物などを運ぶこと。宿(しゅく)次ぎ。宿送り。
ゆうでん‐そんしつ【誘電損失】
誘電体に電界を作用させると、そのエネルギーの一部が誘電体内部の分子の熱運動のエネルギーに変わり、熱として失われること。
ゆうでん‐たい【誘電体】
電界内に置くと誘電分極を生じ、その両端の表面に正負の電荷が現れる物質。電気的絶縁体。電媒質。
ゆうでん‐ぶんきょく【誘電分極】
誘電体に電界を作用させると、正負の電荷が分かれて現れる現象。分極。電気分極。
ゆうでん‐りつ【誘電率】
誘電体で誘電分極が生じる程度を表す、誘電体に固有の定数。電束密度と電界の強さとの比。電媒定数。
ゆう‐と【雄図】
雄々しいはかりごと。雄大な計画。
ゆう‐と【雄途】
勇ましい出発。雄々しい門出。「未踏峰登頂の—に就く」
ゆう‐とう【友党】
政見や政策などに共通するところがあり、行動を共にする政党。
ゆう‐とう【遊蕩】
[名](スル)酒や女遊びにふけること。放蕩。「金にまかせて—しつくす」
ゆう‐とう【優等】
[名・形動]他より特にすぐれていること。また、そのさま。「—な(の)成績で卒業する」「—賞」⇔劣等。
ゆう‐どう【有道】
《「ゆうとう」とも》正しい道にかなっていること。正しい道にかなった行いをすること。また、その人。「左衛門佐殿は—の...
ゆうとう‐こつ【有頭骨】
手根骨を構成する短骨の一つ。大菱形骨(だいりょうけいこつ)・小菱形骨・有鉤骨(ゆうこうこつ)とともに遠位列をつくる。
ゆうとう‐じ【遊蕩児】
遊蕩をする人。放蕩者。
ゆうとう‐せい【優等生】
1 成績・品行とも特にすぐれている学生や生徒。 2 言動にそつがないが、個性がなくおもしろみに欠ける人。
ゆうとう‐れっしゃ【優等列車】
一般的な列車と比べて優れた設備をもつ列車。また、速達列車のこと。
ゆう‐とく【有徳】
[名・形動] 1 「うとく(有徳)1」に同じ。「—な(の)高僧」 2 「うとく(有徳)2」に同じ。「—ナ人」〈日葡〉
ゆうとく‐いなりじんじゃ【祐徳稲荷神社】
佐賀県鹿島市にある神社。祭神は倉稲魂神(うかのみたまのかみ)・大宮売神(おおみやのめのかみ)・猿田彦神。貞享4年(...
ゆう‐ど【尤度】
統計学で、もっともらしさ。「—比」