よく‐そん【抑損/抑遜】
[名](スル)おさえて控えめにすること。慢心をおさえること。「大いなれども能く—せる我心とは」〈鴎外訳・即興詩人〉
よく‐ぞ【善くぞ】
[副]《「ぞ」は強意の係助詞》よくもまあ。本当によく。「—がんばった」「—言ってくれた」
よく‐たん【翌旦】
翌日の朝。翌朝(よくあさ・よくちょう)。
よく‐たん【翼端】
航空機などの翼のはし。「—灯」
よくたん‐うず【翼端渦】
飛行機の翼端で発生する渦。翼の上下面で生じる圧力差により、下面から上面に向かって空気が流れ込もうとするために発生す...
よくたん‐しんどう【翼端振動】
航空機において、翼の先端が乱気流によって振動する現象。
世(よ)下(くだ)・る
1 後世になる。「—・りて後、唐土(もろこし)にも日の本にも」〈増鏡・新島守〉 2 末世(まっせ)になる。「今は—...
よく‐ち【沃地】
地味のよく肥えた土地。沃土。
よく‐ちょう【翌朝】
翌日の朝。よくあさ。
よく‐ちょう【翼長】
翼の長さ。特に鳥の翼の、付け根から末端までの長さ。
よく‐づら【欲面】
欲の深い顔つき。また、その人。「—の継父(ままてて)めが」〈浄・女腹切〉
よく‐てん【欲天】
仏語。欲界の中にある6種の天。六欲天。
よく‐でん【沃田】
地味の肥えた田地。
ヨクト
国際単位系(SI)で、10−24倍を意味する接頭語。記号y
よく‐とう【浴湯】
[名](スル)湯を浴びること。また、その湯。「西洋人は日に—して」〈福沢・学問のすゝめ〉
よく‐とう【翌冬】
翌年の冬。
よく‐とく【欲得】
貪欲と利得。ほしがって手に入れようとすること。また、その心。「—で言っているのではない」
よくとく‐ずく【欲得尽く】
欲得に基づいて物事をすること。打算的なこと。そろばんずく。「—でしか人とつきあわない」
よく‐とし【翌年】
その次の年。よくねん。
欲(よく)と相談(そうだん)
欲得ずくで物事を行うこと。
欲(よく)と二人連(ふたりづ)れ
欲につられて行動すること。
よく‐ど【沃土】
地味の肥えた土壌・土地。沃地。
よく‐どし・い【欲どしい】
[形][文]よくど・し[シク]《近世語》欲張りである。欲が深い。よくどうしい。「—・い奴が福茶に寝付けえず」〈柳多...
欲(よく)に転(ころ)・ぶ
欲のために、考えや態度を変える。
欲(よく)に目(め)が眩(くら)・む
欲のために正常な判断力を失う。「—・んで法を犯す」
よく‐ねん【欲念】
欲望の念。欲心。
よく‐ねん【翌年】
その次の年。よくとし。
欲(よく)の皮(かわ)が突(つ)っ張(ぱ)・る
⇒欲の皮が張る
欲(よく)の皮(かわ)が張(は)・る
ひどく欲深くなる。欲の皮が突っ張る。「—・った人」
欲(よく)の熊鷹(くまたか)股(また)を裂(さ)く
《熊鷹が、同時に2匹の猪(いのしし)につかみかかったが、猪はそれぞれ反対の方向に駆けだしたので、熊鷹の股が裂けたと...
よく‐ばり【欲張り】
[名・形動]欲張ること。また、その人や、そのさま。「—を言う」「—な人」
よく‐ば・る【欲張る】
[動ラ五(四)]なんでもかんでもほしがる。欲深く振る舞う。「—・って食いすぎる」「—・ってあちこち見物する」
よく‐ばん【浴盤】
湯浴みに用いるたらい。行水だらい。
よく‐ばん【翌晩】
翌日の晩。
よく‐ふか【欲深】
[名・形動]《「よくぶか」とも》欲の深いこと。また、その人や、そのさま。「—な業者」
よく‐ぶか・い【欲深い】
[形][文]よくぶか・し[ク]《「よくふかい」とも》ほしがる気持ちが度を超えている。欲張りである。「—・い人」「—...
よく‐ふく【翼幅】
飛行機や鳥などの翼の両翼端を結ぶ距離。生物の場合、翼を開いた状態であることを明示して翼開長ともいう。スパン。ウイン...
よく‐ぶつ【浴仏】
⇒灌仏(かんぶつ)1
よくぶつ‐え【浴仏会】
「灌仏会(かんぶつえ)」に同じ。《季 春》
よく‐ぶとり【欲太り】
欲心を太らせること。また、欲深らしく憎々しいようすに太っていること。
よく‐べん【翼弁/翼瓣】
蝶形花(ちょうけいか)で、左右一対ある花びら。鳥の翼に見立てていう。その上方に旗(き)弁、下方に竜骨(りゅうこつ)...
よく‐ぼう【欲望】
不足を感じてこれを満たそうと強く望むこと。また、その心。「—にかられる」
よくぼうがくきょうじゅ【欲望学教授】
《The Professor of Desire》米国の作家、フィリップ=ロスの小説。1977年刊行。1972年刊...
よくぼうというなのでんしゃ【欲望という名の電車】
《原題A Streetcar Named Desire》テネシー=ウィリアムズの戯曲。3幕。1947年初演。過去の...
よくぼうのむなしさ【欲望のむなしさ】
《原題The Vanity of Human Wishes》サミュエル=ジョンソンによる長詩。1749年発表。
よく‐ぼ・る【欲ぼる】
[動ラ四]「よくばる」に同じ。「壱文に千貫の入替よきをくわっとなげ給へと、—・りける」〈浮・織留・四〉
よく‐め【欲目】
自分の希望などから実際以上に評価すること。自分の都合のよいように判断すること。また、そのような見方。ひいきめ。「—...
よく‐めんせき【翼面積】
飛行機や鳥などの翼を平面に投射した時の最大射影面積。一般に胴体と重なる部分も含める。
よく‐も【善くも】
[副]「よく」を強めた言い方。賞賛・驚き・意外・憎しみなどの気持ちをそえる。よくまあ。「—こんなに食べたものだ」「...
欲(よく)も得(とく)も無(な)・い
欲心や利得を全く考えない。また、欲も得も考える余裕がない。「疲れ果てて—・く眠りに落ちる」