よび‐と・る【呼び取る】
[動ラ四]そば近くに呼ぶ。呼び寄せる。「翁を—・りて言ふやう」〈竹取〉
よび‐どい【呼樋】
軒樋(のきどい)と竪樋(たてどい)とを連結する樋。上部の広がる形から、鮟鱇(あんこう)とも。
よび‐どき【呼び時】
1 呼ぶのに都合のよい時。呼ぶ潮時。 2 結婚にふさわしい年齢。特に、嫁をとるべき年ごろ。「その弟に—になり」〈浮...
よび‐どり【呼(び)鳥】
おとりに用いる鳥。
よび‐な【呼(び)名】
1 物や人が普通に呼ばれている名。特に、正式の名前に対して平常呼ばれている名。通称。通り名。「親分の—で通っている...
よび‐なら・す【呼(び)慣らす/呼び馴らす】
[動サ五(四)]そう呼ぶのを習慣とする。いつもそう呼ぶ。「先輩を兄貴と—・す」
よび‐ならわ・す【呼(び)慣らわす/呼び馴らわす】
[動サ五(四)]「よびならす」に同じ。「いつも—・しているニックネーム」
よび‐な・れる【呼(び)慣れる/呼び馴れる】
[動ラ下一][文]よびな・る[ラ下二]そう呼ぶことに慣れている。「—・れた名前」
よび‐ぬり【呼(び)塗(り)】
木舞壁(こまいかべ)の片面に粗(あら)塗りをしたのち、すぐに裏側にも粗塗りをすること。
よび‐ね【呼(び)値】
1 証券・商品取引所で、他の市場参加者に示される売買の希望価格。 2 ⇒ティック
ヨビバイト
コンピューターで扱う情報量や記憶容量の単位の一。280バイト。 [補説]もとは280バイトを表す単位はヨタバイト(YB...
よび‐ひ【予備費】
1 万一のときのために備えておく費用。 2 国または地方公共団体の予算において、予見することのできない歳出予算の不...
よび‐び【予備日】
予定通りに実施できないときに備えて、定めておく日。「工事の予定日と—」
よび‐みず【呼(び)水】
1 ポンプの水が出ないとき、またはポンプで揚水するとき、水を導くために外部から入れてポンプ胴内に満たす水。誘い水。...
よび‐むか・える【呼(び)迎える】
[動ア下一][文]よびむか・ふ[ハ下二]呼んで迎え入れる。招いて迎える。「妻を赴任先に—・える」
よび‐もどし【呼(び)戻し】
相撲のきまり手の一。相手の体を両手で手元にひきつけ、差し手をかえすように激しく前に突き出し、相手をあおむけに倒す技...
よび‐もど・す【呼(び)戻す】
[動サ五(四)] 1 呼んでもとへもどらせる。呼び返す。「国元へ—・す」 2 もとの状態に復させる。「失われた記憶...
よび‐もの【呼(び)物】
興行や催し物で、評判を呼んで、人を集めるもの。「今大会の—」
よび‐や【呼(び)屋】
1 海外から芸能人などを呼んで興行する職業の俗称。また、その人。プロモーター。 2 江戸時代、京坂地方で、囲い女郎...
よ‐びょう【余病】
一つの病気に伴って起こる別の病気。「—を併発する」
よびよせ‐こうれいしゃ【呼(び)寄せ高齢者】
遠く離れて暮らす子供に呼び寄せられて、長年暮らした土地を離れ、見知らぬ土地へ移住する高齢者。呼び寄せ老人。呼び込み老人。
よび‐よ・せる【呼(び)寄せる】
[動サ下一][文]よびよ・す[サ下二]招いて来させる。また、呼んで集める。「任地に家族を—・せる」「笛で小鳥を—・せる」
よびよせ‐ろうじん【呼(び)寄せ老人】
⇒呼び寄せ高齢者
よび‐りん【呼(び)鈴】
人を呼んだり、合図したりするために鳴らすベル。
よ‐ふう【余風】
残っている風習。遺風。
よ‐ぶか【夜深】
[名・形動ナリ]《「よふか」とも》夜が深まったこと。よふけ。また、そのさま。「いまだ—に京を出で」〈義経記・一〉
よ‐ふかし【夜更(か)し/夜深し】
[名](スル)夜遅くまで起きていること。「読書に夢中でつい—する」
よ‐ぶか・し【夜深し】
[形ク]《「よふかし」とも》夜がふけている。夜のけはいが濃い。深夜である。「節分違(せちぶんたがへ)などして—・く...
よ‐ふけ【夜更け/夜深け】
夜がふけたこと。また、その時分。深夜。
よふけ‐さふけ【夜更け早更け】
《「さふけ」は「よふけ」に語呂を合わせたもの》「夜更け」を強めて言う語。「—まで、いい気になって洒落(しゃれ)てる...
よ‐ふね【夜船】
《「よぶね」とも》夜間に航行する船。
よ‐ふん【余憤】
おさまらず残っている怒り。「—さめやらぬようす」
よ・ぶ【呼ぶ/喚ぶ】
[動バ五(四)] 1 相手に向かって声をあげて名前などを言う。「『おい』と—・ぶ」「—・んでも答えがない」 2 声...
ヨブき【ヨブ記】
旧約聖書中の一書。義人ヨブ(Job)が罪なくして子・財産・健康を失うが、絶望的苦悩のうちにあってなお神を求め、その...
よぶ‐こ【呼ぶ子】
「呼び子」に同じ。
よぶこ‐どり【呼子鳥】
《鳴き声が人を呼ぶように聞こえるところから》古今伝授の三鳥の一。カッコウといわれるが、ほかにウグイス・ホトトギス・...
よぶこ‐の‐ふえ【呼ぶ子の笛】
「呼び子」に同じ。
よ‐ぶすま【夜衾】
夜具。寝具。
よぶすま‐そう【夜衾草】
キク科の多年草。深山に生え、高さ約2メートル。葉は大きく三角状で、葉柄に翼があって茎を包む。夏から秋、白い花を円錐...
よ‐ぶり【夜振り】
夏の夜、カンテラやたいまつをともし、寄ってくる魚をとること。火振り。《季 夏》「雨後の月誰(た)そや—の脛(はぎ)...
よ‐ぶん【余分】
[名・形動] 1 余った分。残り。余り。「—が出る」 2 必要や予定より多いこと。また、その数量や、そのさま。余計...
よ‐ぶん【余聞】
本筋とは離れた話。また、聞き漏らしていた話。こぼれ話。余話。
よ‐へい【余弊】
1 後に残っている弊害。「如何(いか)に百千年来の—とは云いながら」〈福沢・福翁自伝〉 2 何かに伴って生じる弊害...
よ‐べ【昨夜】
昨晩。さくや。よんべ。
よ‐ほ【預保】
「預金保険機構」の略。
ヨホア‐こ【ヨホア湖】
《Lago de Yojoa》中央アメリカ、ホンジュラス中西部にある湖。サンペドロスーラの南約70キロメートルの内...
よ‐ほう【四方】
1 四つの方角。しほう。〈日葡〉 2 四すみに角のある形。四角。「大きなる石の—なる中に」〈更級〉 3 周囲。しほ...
よ‐ほう【予報】
[名](スル) 1 前もって知らせること。また、その知らせ。「将来の社益を慮て此に—す」〈森有礼・明六雑誌三〇〉 ...
よ‐ほう【余芳】
1 あとまで残っているよい香り。余香。 2 後世に残っている名誉。遺芳。
よほう‐えん【予報円】
天気予報の用語。台風や暴風域を伴う低気圧の中心が12時間、24時間、48時間、および72時間後に到達すると予想され...