ろう‐ぞめ【蝋染(め)】
蝋で防染して模様を染め出す染色法。﨟纈(ろうけち)など。
ろう‐たい【老体】
1 年とったからだ。老身。老躯(ろうく)。また、老人。年寄り。「—をいたわる」 2 (「御(ご)老体」の形で)老人...
ろう‐たい【陋態/陋体】
見苦しい態度やようす。醜態。「醜状—を極めたり」〈独歩・愛弟通信〉
ろう‐だい【楼台】
《古くは「ろうたい」とも》高い建物。また、あずまやなど、屋根のある建物。
ろう‐たいか【老大家】
年功や経験を積んで、その道にすぐれた老人。「日本画の—」
ろう‐たいこく【老大国】
昔は繁栄していたが、現在は衰えている国。
ろう‐たいじん【老大人】
1 老人や年長者を敬っていう語。 2 他人の老父を敬っていう語。
ろう‐たく【陋宅】
1 狭くむさくるしい家。 2 自分の家をへりくだっていう語。拙宅。
ろう‐た・ける【﨟長ける/﨟闌ける】
[動カ下一][文]らふた・く[カ下二] 1 洗練された美しさと気品がある。特に、女性にいう。「二度とああ云う—・け...
ろうた・し
[形ク] 1 《「ろう」を「ろうたける」の「﨟」と意識したものか》上品で美しい。洗練されている。「朝のめざめも美し...
ろう‐だい【老大】
[名・形動]年をとっていること。また、その人や、そのさま。「縦令君、—なるも」〈織田訳・花柳春話〉
ろう‐だい【老台】
[代]二人称の人代名詞。老人や年長の人を敬っていう語。多く手紙文で用いる。
ろうだいこ【籠太鼓/弄太鼓】
謡曲。四番目物。脱獄した夫の身代わりに牢に入れられた妻が、狂乱して牢に掛けてある鼓を打って舞うと、同情した領主が夫...
ろう‐だつ【漏脱】
[名](スル)もれ落ちること。また、もらし落とすこと。脱漏。
ろう‐だん【壟断】
[名](スル) 1 高い丘の切り立っている所。 2 《いやしい男が高い所から市場を見下ろして商売に都合のよい場所を...
ろう‐ちょう【籠鳥】
かごの中に飼われている鳥。かごのとり。
籠鳥(ろうちょう)雲(くも)を恋(こ)・う
《かごの中の鳥が大空の雲を恋い慕うの意から》拘束されているものが、自由な境遇をあこがれるたとえ。また、遠い故郷を恋...
ろう‐ちん【労賃】
労働に対する報酬としての賃金。労働賃金。労銀。
ろう‐づけ【鑞付け】
金属材料を、鑞(ろう)を用いて接合すること。溶接の一種。母材よりも融点が低い金属を鑞(ろう)といい、これを用いて接...
ろう‐てい【老丁】
律令制で、61歳から65歳まで(のち60歳から64歳まで)の男子。調・庸は正丁(せいてい)の2分の1を負担した。
ろう‐てがた【牢手形】
江戸時代、出牢の許可証。
ろう‐てつ【朗徹】
清く透きとおること。
ろう‐でん【漏電】
[名](スル)配電の不備や電線の絶縁不良により、電流が回路以外にもれて流れること。
ろうでん‐しゃだんき【漏電遮断器】
漏電による感電事故や火災の発生を防ぐため、漏電を検知すると回路を自動的に遮断する装置。漏電ブレーカー。
ろうでん‐ブレーカー【漏電ブレーカー】
⇒漏電遮断器
ろう‐と【漏斗】
液体を口の狭い容器に移したり、濾過(ろか)したりするときに使う器具。一般に注ぎ口の広い円錐形で下端は細長い。じょうご。
ろう‐とう【郎等/郎党】
⇒ろうどう(郎等)
ろうと‐うん【漏斗雲】
積乱雲や積雲などの底から垂れ下がるようにできる、漏斗(ろうと)状の雲。竜巻が発生するときに見られる。ろうとぐも。
ろうと‐きょう【漏斗胸】
胸骨下部の剣状突起のあたりが内側へへこんでいる状態の胸。
ろうと‐して【牢として】
[副]固くしっかりしていて、動かしたり、変えたりすることができないさま。「此頑固は本人にとって—抜くべからざる病気...
ロートル【老頭児】
《(中国語)》老人。年寄り。
ろう‐どい【牢問い】
「ろうもん(牢問)」に同じ。「数度—に掛けられて」〈伎・島鵆月白浪〉
ろう‐どう【労働】
[名](スル) 1 からだを使って働くこと。特に、収入を得る目的で、からだや知能を使って働くこと。「工場で—する」...
ろう‐どう【郎等/郎党】
1 《「ろうとう」とも》身分的に主人に付き従う従僕。従者。 2 中世、武家の家臣で、主家と血縁関係がない者。郎従。...
ろうどうあんぜんえいせい‐そうごうけんきゅうしょ【労働安全衛生総合研究所】
事業場における災害の予防や労働者の健康の保持増進、職業性疾病に関する総合的な調査・研究を行う国の研究所。平成18年...
ろうどうあんぜんえいせい‐ほう【労働安全衛生法】
労働者の安全と健康を確保し、快適な職場環境の形成を促進することを目的として定められた法律。労働災害を防止するため、...
ろうどうあんぜん‐コンサルタント【労働安全コンサルタント】
事業者の依頼を受けて、事業場の安全水準を向上させるために、診断・指導などを行う専門家。国家資格。→労働衛生コンサルタント
ろうどう‐いいんかい【労働委員会】
労働争議の調整や不当労働行為の審査などを行う行政委員会。労働者・使用者・公益を代表する委員からなり、中央労働委員会...
ろうどう‐いどう【労働移動】
産業間、地域間、職業間における労働者の移動。
ろうどういどうしえん‐じょせいきん【労働移動支援助成金】
事業規模の縮小などにより離職を余儀なくされる労働者に対し、民間の職業紹介事業者に労働者の再就職支援を委託し再就職を...
ろうどういどう‐しゃ【労働移動者】
ある一定の期間に就職・転職・退職など労働移動を行った者。入職者と離職者のこと。雇用形態(一般労働者かパートタイム労...
ろうどう‐うんどう【労働運動】
労働者が団結して労働条件の改善や社会的地位の向上を目ざして行う運動。
ろうどうえいせい‐コンサルタント【労働衛生コンサルタント】
事業者の依頼を受けて、事業場の衛生水準を向上させるために、診断・指導などを行う専門家。国家資格。→労働安全コンサルタント
ろうどう‐か【労働歌】
1 「労作歌(ろうさくうた)」に同じ。 2 労働運動の中で、団結・士気高揚などのためにうたわれる歌。
ろうどう‐かがく【労働科学】
労働を、生理学・心理学・衛生学・病理学など自然科学的方法によって研究する学問。労働の質の向上や労働者の生活の福祉に...
ろうどうかち‐せつ【労働価値説】
商品の価値は、その商品を生産するための社会的必要労働時間によって決定されるとする価値理論。英国のペティに始まり、ス...
ろうどうかんけいちょうせい‐ほう【労働関係調整法】
労働関係の公正な調整を図り、労働争議の予防または解決を目的とする法律。労働争議について自主的解決を原則としながら、...
ろうどう‐がっこう【労働学校】
労働者の自覚や知識の向上のために、労働組合などが設立した学校。日本では大正9年(1920)に設立されたのが最初。
ろうどうきじゅん‐かんとくかん【労働基準監督官】
労働基準法およびその関連する法律の実施を監督する国家公務員。労働Gメン。→労働基準監督署
ろうどうきじゅん‐かんとくしょ【労働基準監督署】
労働基準法および労働安全衛生法・最低賃金法などの法律に基づいて、労働条件確保・改善の指導、安全衛生の指導、労災保険...