わに【鰐】
1 ワニ目の爬虫(はちゅう)類の総称。大形のものは全長7メートルに達し、胴がやや平たく、尾が強大。体表は硬い鱗板(...
わに【王仁】
古代、百済(くだら)から渡来した学者。応神天皇のときに「論語」「千字文(せんじもん)」を伝えたとされ、西文氏(かわ...
わに‐あし【鰐足】
歩くときに、つま先またはかかとが、普通以上に外側に向くこと。つま先が外側に向くのを「外鰐」、その反対を「内鰐」という。
わに‐がめ【鰐亀】
カメ目カミツキガメ科のカメ。甲長約40〜80センチ。背甲によく目立つ3本の隆起線がある。頭は大きく、あごの力が強い...
わに‐がわ【鰐皮】
ワニの皮。黒茶色で光沢があり、じょうぶで軽い。かばん・ベルトなどの材料。
わに‐ぐち【鰐口】
1 神社仏閣の堂前に、布を編んだ太い綱とともにつるしてある円形の大きな鈴。中空で下方に横長の裂け目がある。参詣者が...
わに‐ざめ【鰐鮫】
1 性質の荒々しいサメ。 2 「鰐(わに)2」に同じ。「鯱(しゃちほこ)をはじめ—そのほか追っかけ来たり」〈咄・無...
ワニス
樹脂を溶剤に溶かした塗料。顔料は含まず、光沢のある透明な薄膜を形成するもの。ニス。仮漆。
わにつか‐さんち【鰐塚山地】
宮崎県南部にある山地。最高峰の鰐塚山(標高1118メートル)を中心とした、日南海岸・都井(とい)岬を含む南北に長い...
わに‐なし【鰐梨】
⇒アボカド
輪(わ)にな・る
多くの人々が円形に並ぶ。「—・って踊る」
輪(わ)にも葛(かずら)にも掛(か)からぬ
《「葛(かずら)」も桶(おけ)の輪の意》ひどすぎてどうしようもない。手に負えない。箸(はし)にも棒にもかからない。
わ‐にゅうどう【我入道/和入道】
[代]二人称の人代名詞。出家した人に向かって、親愛の気持ち、または軽んじる気持ちをこめて用いる語。「—殿も忠盛の嫡...
わ‐にょうぼう【我女房/和女房】
[代]二人称の人代名詞。女性に向かって親愛の気持ちをこめて用いる語。「まことにや、—の歎きをとぶらはぬと恨み給ふな...
ワニラ
⇒バニラ
ワニリン
⇒バニリン
わ・にる
[動ナ上一]恥ずかしがって尻ごみをする。はにかむ。「閻魔王惚れたといへば—・にられて」〈新増犬筑波集・上〉
輪(わ)に輪(わ)を掛(か)・ける
「輪を掛ける」を強めた言い方。「騒ぎが—・けて大きくなる」
わぬ【我/吾】
[代]一人称の人代名詞。「われ」の上代東国方言。「うべ児なは—に恋ふなも立(た)と月(つく)のぬがなへ行けば恋(こ...
わ‐ぬけ【輪抜け】
身をおどらせて、宙につった輪をくぐり抜けること。また、そのわざ。輪くぐり。
ワヌコ
ペルー中部の都市。ワヌコ県の県都。アンデス山脈東斜面、標高約2000メートルに位置する。インカ帝国時代に集落があっ...
わ‐ぬし【我主/和主】
[代]二人称の人代名詞。対等以下の者に、親愛の気持ちをこめて用いる。おぬし。おまえ。「兄(せうと)を見よといふ事あ...
わ‐ねこ【和猫】
日本産の家猫。洋猫に対していう。日本猫。
ワノ
《World Association of Nuclear Operators》チョルノービリ原発事故の教訓を生か...
わ‐の‐ごおう【倭の五王】
中国南北朝時代の「宋書」などの史書に記載される讃・珍・済・興・武の五人の倭国王。讃は応神あるいは仁徳か履中、珍は反...
わ‐の‐スイーツ【和のスイーツ】
《スイーツは菓子の意》日本風の菓子。和菓子。まんじゅう、カステラ、羊羹(ようかん)、汁粉、あんみつなど種類は多い。...
わのな‐こく【倭奴国】
⇒奴国(なこく)
わのなのこくおう‐の‐いん【倭奴国王印】
⇒漢倭奴国王印(かんのわのなのこくおうのいん)
わ‐の‐ほうそく【和の法則】
⇒確率の加法定理
わ‐のり【輪乗り】
馬術で、輪を描くように馬を乗り回すこと。
わはは
[感]大きく口をあけて笑う声。あはは。「—と笑う」
わ‐はん【和版】
日本で木版をおこして刷った本。和本。
ワハン‐かいろう【ワハン回廊】
《「ワハーン回廊」とも》アフガニスタン東部の、タジキスタンと、パキスタンやカシミールに挟まれた東西に細長い地域。東...
わ‐ばさみ【和鋏】
「握り鋏」に同じ。
ワバナ
カナダ、ニューファンドランドアンドラブラドル州の町。セントジョンズの北西約20キロメートル、アバロン半島北東部にあ...
わ‐ばり【和針】
日本で古くから使われてきた和裁用の針の総称。めど(糸通しのあな)が丸く、針先がしだいに細くなって運針がしやすい。太...
わ‐ばり【輪針】
短い棒針2本の一端どうしを、しなやかなコードでつないだ形の編み針。手袋や靴下など、輪状のものを編むのに適する。
わばん‐こうしゅ【和蕃公主】
中国の前漢・唐代に、西域などに住む異民族の君主を懐柔するために嫁がせられた王族または皇族の女性。匈奴(きょうど)に...
ワヒアワ
米国ハワイ州、オアフ島中央部の町。19世紀後半、カリフォルニアから入植した農場主により広大なパイナップル畑が開かれ...
ワヒグヤ
ブルキナファソ北部の都市。首都ワガドゥーグーの北西約180キロメートルに位置する。綿花の集散地で牧畜が盛ん。18世...
わ‐ひと【我人/和人】
[代]二人称の人代名詞。相手に向かって親愛の気持ち、または軽んじる気持ちをこめて用いる。「わひとども」の形で複数の...
ワヒバ‐さばく【ワヒバ砂漠】
《Wahiba sands》オマーン東部にある砂漠。南北180キロメートル、東西80キロメートルの広さがあり、南縁...
わび【侘び】
《動詞「わ(侘)びる」の連用形から》 1 茶道・俳諧などにおける美的理念の一。簡素の中に見いだされる清澄・閑寂な趣...
わび【詫び】
あやまること。謝罪すること。また、その言葉。わびごと。「—を言う」→御詫(おわ)び
ワビ
《Windows application binary interface》ウインドウズ用のアプリケーションソフト...
わび‐あ・う【侘び合ふ】
[動ハ四]嘆き合う。口々に嘆く。「かぎりなく遠くも来にけるかなと—・へるに」〈伊勢・九〉
わび‐い・る【詫び入る】
[動ラ五(四)]ひたすらあやまる。丁寧にわびる。「あやまちを—・る」
わび‐いんじゃ【侘び隠者】
わび住まいの隠者。
わび‐うた【侘び歌】
わびしい思いを詠んだ歌。「—など書きておこすれども、かひなし」〈竹取〉
わび‐こと【侘び言】
《「わびごと」とも》 1 わびしい気持ちから出る言葉。かこちごと。ぐち。「いられがましき—どもを書き集め給へる御文...