わり‐もど・す【割(り)戻す】
[動サ五(四)]いったん受け取った金銭の一部を元へ返す。「売上高に応じて—・す」
わり‐もの【割り物】
割り算。また、割り算を必要とする計算。「算用はむつかしき—も埒(らち)をあけ」〈浮・織留・一〉
わり‐やす【割安】
[名・形動]品質や分量の割合からみると安価であること。また、そのさま。「—な品物」「まとめて買うと—になる」⇔割高。
わりやす‐かぶ【割安株】
企業の株価水準を測る指標からみて、割安と判断される株式のこと。指標にはPER・PBR・PCFRなどを用いる。
わりやすかぶ‐ファンド【割安株ファンド】
割安株を中心に運営される投資信託のこと。
わりやすこうにゅう‐えき【割安購入益】
M&Aによって企業を買収した際に、被取得企業の純資産が取得原価を上回る場合に発生する利益。
わ‐りゅう【和硫】
⇒加硫(かりゅう)
わり‐ルビ【割ルビ】
ルビの付け方の一種。縦組みの印刷で、文字の下に2行に分けてルビを付けるやり方。行間が狭かったり、親文字(ルビを付け...
わり‐わた・す【割(り)渡す】
[動サ五(四)]分けて渡す。配分する。配当する。「それぞれ持口を—・して外郭を固めさせつ」〈逍遥・沓手鳥孤城落月〉
割(わり)を言(い)・う
道理を言う。弁解する。また、理屈をこねて不平を言う。「もてぬやつ舟宿へ来て—・ひ」〈柳多留・三〉
割(わり)を入(い)・れる
1 仲裁者を入れる。 2 衣服や帯などで、別の布を間に入れて縫い、幅を広げる。
割(わり)を食(く)・う
損をする。自分のほうに不利となる。「正直者が—・う世の中」
わ‐りんご【和林檎】
バラ科の落葉高木。高さ約3メートル。春に白色の5弁花が咲き、秋に小形の実を結ぶ。中国の原産で、果樹としても栽培された。
わる【悪】
《形容詞「わるし」の語幹から》 1 悪いこと。また、いたずら。わるさ。「—をする」「性(しょう)—」 2 悪人。悪...
わ・る【割る】
[動ラ五(四)] 1 強い力を加え固体の物をいくつかに分けて離す。「茶碗を—・る」「クルミを—・る」「まきを—・る...
わる‐あがき【悪足掻き】
[名](スル) 1 してもしかたのないことをあせってあれこれと試みること。「今さら—してもしかたがない」 2 ひど...
わる‐あそび【悪遊び】
よくない遊び。特に、ばくち・女遊びなど。
わる・い【悪い】
[形][文]わる・し[ク] 1 人の行動・性質や事物の状態などが水準より劣っているさま。 ㋐質が低い。下等である。...
わるいうわさ【悪い噂】
玄月の小説集。平成12年(2000)刊行。表題作と「宵闇」の2作を収録。
わるい‐ざいこ【悪い在庫】
会社が抱える在庫のうち、過剰に仕入れすぎた品やデッドストックなど、今後の需要が見込まれないものをいう。→良い在庫
悪(わる)い冗談(じょうだん)
相手を不快にさせるような無駄口や、いたずら。悪ふざけ。「—はやめてくれ」
わる‐いたずら【悪戯】
たちの悪いいたずら。
わるいなかま【悪い仲間】
安岡章太郎の短編小説。昭和28年(1953)発表。同年、「陰気な愉しみ」とあわせ第29回芥川賞受賞。
わるい‐ぶっかじょうしょう【悪い物価上昇】
需要の拡大や実質賃金の増加を伴わない物価の上昇をいう。需要が停滞している中で、原材料の輸入価格の高騰分が最終消費財...
悪(わる)い虫(むし)
1 好ましくない交際相手。たちの悪い恋人。「娘に—がつく」 2 癇癪(かんしゃく)。
わる‐えんりょ【悪遠慮】
度の過ぎた遠慮。「自己(おのれ)を責めた—を云う」〈露伴・いさなとり〉
わる‐おち【悪落ち】
演芸で、構成・演出・演技などが悪趣味になったり失敗したりして、観客の失笑を買うこと。また一般に、失笑や罵倒(ばとう...
ワルカ
メソポタミアにあった古代都市ウルクの現代名。
わる‐がしこ・い【悪賢い】
[形][文]わるがしこ・し[ク]悪いほうによく知恵がまわる。ずるくて抜け目がない。「—・い子供」
わる‐がね【悪金】
1 不正な手段によって得た金銭。悪銭。 2 悪いことに使う金。 3 質の悪い貨幣。悪銭。「一代に—つかまして立った...
わる‐が・る【悪がる】
[動ラ五(四)] 1 恐縮・謝罪などの気持ちを態度や言葉に表す。「それではすまないと、ひどく—・る」 2 悪者のよ...
ワルキューレ
《Valkyria》ゲルマン神話で、戦士の神オーディンに仕える武装した乙女たち。馬を駆り、戦場で倒れた勇士たちを、...
わる‐ぎ【悪気】
相手に害を与えようとする気持ち。悪意。「—があって言ったのではない」
悪気(わるぎ)を回(まわ)・す
意地悪く推量する。邪推する。
悪(わる)くすると
悪いほうの結果になると。へたをすると。「—もう会えないかも知れない」
わる‐くち【悪口】
《「わるぐち」とも》他人を悪く言うこと。また、その言葉。あっこう。「上司の—を言う」
わるくち‐いい【悪口言ひ】
好んで他人の悪口を言う性質。また、その人。「伏見堀の—も、これをよしとぞ申し侍る」〈浮・一代男・六〉
わるくちがっこう【悪口学校】
《原題The School for Scandal》シェリダンの戯曲。1777年の作。社交界の偽善を風刺した喜劇。
わるくち‐まつり【悪口祭(り)】
社寺の参詣人が互いに悪口を言い合ったり、ののしりあったりする祭り。勝ったものには好運があるという。悪口(あっこう)...
わる‐ぐせ【悪癖】
悪い癖。あくへき。
ワルグラ
アルジェリア東部、サハラ砂漠にあるオアシス都市。10世紀に建設。フランス植民地時代、同地方の支配拠点となった。ナツ...
わる‐ごう【悪功】
1 悪事に年功を積んでいること。「—の入った吏官の如くなぞ」〈玉塵抄・三〉 2 悪質ないたずら。わるふざけ。わるて...
わる‐ごたち【悪御達】
口の悪い女房たち。「後の大殿のわたりにありける—の」〈源・竹河〉
わる‐さ【悪さ】
1 悪いこと。悪い状態。また、その度合い。「歯切れの—」 2 いたずら。悪ふざけ。「子供相手に—をする」「—を覚え...
わる‐さわぎ【悪騒ぎ】
他人の迷惑もかまわずに騒ぐこと。また、その騒ぎ。
ワルザザート
モロッコ中部の都市。オートアトラス山脈の南西麓に位置する。マラケシュとサハラ砂漠を結ぶ交通の要衝であり、ダデス川沿...
ワルシャワ
ポーランド共和国の首都。同国中部、ウィスワ川中流に位置し、交通の要地。機械・金属・印刷工業が盛ん。1596年以来の...
ワルシャワ‐おうきゅう【ワルシャワ王宮】
《Zamek Królewski w Warszawie》ポーランドの首都ワルシャワ旧市街にある宮殿。16世紀末、...
ワルシャワ‐きゅうおうきゅう【ワルシャワ旧王宮】
《Zamek Królewski w Warszawie》⇒ワルシャワ王宮
ワルシャワ‐こくさいえいがさい【ワルシャワ国際映画祭】
ポーランドの首都ワルシャワで毎年10月に開かれる国際映画祭。第1回は1985年開催。