あるおんな【或る女】
有島武郎(ありしまたけお)の長編小説。大正8年(1919)刊。自我に目覚めた女、早月葉子(さつきようこ)が、旧弊な...
あるおんなのグリンプス【或る女のグリンプス】
有島武郎の長編小説。明治44年から大正2年(1911〜1913)にかけて、雑誌「白樺」に連載。後に改稿され、長編「...
アルカイスム
1 文体上の擬古趣味。擬古体。アーケイズム。 2 古代人の素朴な表現にならおうとする文学・芸術上の主義。復古主義。
アルカイダ
《基地・基盤などの意。「アルカイーダ」「アルカエダ」とも》中東を中心に活動するイスラム原理主義テロ組織。1979年...
アルカイック
[形動]古風で素朴なさま。特に初期ギリシャ美術にみられる若々しさと原始性の残る芸術様式をいう。アーケイック。
アルカイック‐スマイル
《(和)archaïque(フランス)+smile》ギリシャのアルカイック彫刻にみられる、口もとに微笑を浮かべた表...
ある‐かぎり【有る限り】
[連語] 1 あるだけ全部。ありったけ。「—の力を出しきる」 2 その場にいる人のすべて。全員。「走り打ちて逃ぐれ...
アルカサバ
スペイン南部の都市グラナダのアルハンブラ宮殿にある城塞。アルハンブラの丘の西端に位置する。9世紀後半の砦に起源し、...
アルカサル
《スペイン語で王宮・王城の意。元は宮殿・城砦(じょうさい)・要塞を意味するアラビア語に由来》 《Alcázar d...
アルカサル‐デ‐コロン
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴの旧市街にあるルネサンス様式の建物。コロンブスの長子でスペイン提督だったディエゴ...
アルカション
フランス南西部、ジロンド県の都市ボルドー近郊の町。大西洋岸のアルカション湾に面し、19世紀後半より海岸保養地として...
アルカス
ギリシャ神話で、ゼウスとニンフのカリストの子。アルカディア人の祖。熊に変えられた母を、それと知らずに狩ろうとしてゼ...
アル‐カティフ
サウジアラビア東部の都市。ダンマムの北西約10キロメートルに位置し、ペルシア湾に面する。古代よりオアシス都市として...
アルカディア
ギリシャ南部、ペロポネソス半島の中央部の高原地帯。高い山や峡谷により他から孤立し、古代ギリシャでは理想郷とされ、1...
アルカディア
シドニーの散文小説。5巻。1580年までに完成したが出版には至らなかった。1584年頃から改訂に着手するも途絶、初...
アルカディアのぼくじん【アルカディアの牧人】
《原題、(フランス)Les Bergers d'Arcadie, dit aussi Et in Arcadia ...
アルカディウス
[377ころ〜408]東ローマ帝国の初代皇帝。在位395〜408。父テオドシウス1世の死後、弟のホノリウスとローマ...
アルカトラズ‐とう【アルカトラズ島】
《Alcatraz Island》米国カリフォルニア州、サンフランシスコ湾にある島。周辺の潮流が速く、海水温が低い...
あるか‐なきか【有るか無きか】
[連語] 1 あるのかないのかわからないほどに、かすかなようす。また、存在が意識されないほど存在価値のないようす。...
あるか‐なし【有るか無し】
[連語]あるのかないのかわからないほど、ごくわずかであるようす。「—の汚れ」
アル‐カポネ
アルフォンス=カポネの通称。
アルカミン
⇒アミノアルコール
アルカラ‐デ‐エナレス
スペインの首都マドリードから東約30キロメートルにある都市。15世紀末、枢機卿シスネロスによって大学都市の建設が始...
アルカラ‐デ‐エナーレス
⇒アルカラ‐デ‐エナレス
アルカラ‐もん【アルカラ門】
《Puerta de Alcalá》スペインの首都マドリードにある凱旋門。レティーロ公園の北西、アルカラ通りとアル...
アルカリ
《もとアラビア語で、海の草の灰の意》水に溶けて塩基性を示す物質の総称。ふつう、アルカリ金属・アルカリ土類金属の水酸...
アルカリ‐かんでんち【アルカリ乾電池】
電解液にアルカリ水溶液を用い、電極に二酸化マンガンや亜鉛を用いた乾電池。アルカリマンガン乾電池。
アルカリ‐がん【アルカリ岩】
ナトリウム・カリウムなどのアルカリ金属元素の含有量が多い火成岩の総称。アルカリ玄武岩質のマグマとその分化物に由来す...
アルカリ‐きんぞく【アルカリ金属】
⇒アルカリ金属元素
アルカリきんぞく‐げんそ【アルカリ金属元素】
周期表1(ⅠA)族のリチウム・ナトリウム・カリウム・ルビジウム・セシウム・フランシウムの6元素の総称。元素中で最も...
アルカリ‐けっしょう【アルカリ血症】
⇒アルカローシス
アルカリ‐こつざいはんのう【アルカリ骨材反応】
コンクリートに含まれるアルカリ性の水溶液と骨材中の成分が化学反応を起こし、その生成物の膨張によってコンクリートがひ...
アルカリ‐しょくぶつ【アルカリ植物】
アルカリ性土壌に生育する植物。クモノスシダ・ジャガイモなど。
アルカリ‐せい【アルカリ性】
物質が水溶液中で塩基性を示すこと。赤色リトマスを青く変え、フェノールフタレインを赤くし、酸を中和する。⇔酸性。
アルカリせい‐しょくひん【アルカリ性食品】
食品を燃焼して得た灰の成分中、カリウム・ナトリウム・カルシウムなどアルカリ性を示す元素を多く含むもの。野菜・果物・...
アルカリせい‐ひりょう【アルカリ性肥料】
⇒塩基性肥料
アルカリ‐セルラーゼ
セルロースを分解するセルラーゼのうち、アルカリ性の環境でも安定して活性を示す酵素。好アルカリ菌が産生する酵素の一つ...
アルカリ‐セルロース
セルロースを水酸化ナトリウム水溶液などのアルカリで処理したもの。ビスコース法による人造絹糸製造の中間体。アルカリ繊維素。
アルカリ‐せん【アルカリ泉】
「炭酸水素塩泉」に同じ。
アルカリ‐ちくでんち【アルカリ蓄電池】
電解液に水酸化カリウム水溶液などのアルカリを用い、電極にニッケルおよび水酸化ニッケルを用いた二次電池。負極に鉄を用...
アルカリ‐ちょうせき【アルカリ長石】
カルシウムをほとんど含まず、カリウム・ナトリウムを含む長石。カリ長石や曹長石など。
アルカリ‐ど【アルカリ度】
アルカリ性である度合い。水質測定に用いられる尺度の一。指示薬を用い、調べる水を強酸で中和滴定するときの酸の使用量で表す。
アルカリ‐どじょう【アルカリ土壌】
塩類を多量に含み、アルカリ性反応を示す土壌。主として乾燥地帯に分布。アルカリ土。
アルカリどるいきんぞく‐げんそ【アルカリ土類金属元素】
周期表2(ⅡA)族のベリリウム・マグネシウム・カルシウム・ストロンチウム・バリウム・ラジウムの6元素の総称。単体は...
アルカリ‐プロテアーゼ
たんぱく質分解酵素のうち、アルカリ性の環境でも安定して活性を示す酵素。好アルカリ菌が産生する酵素の一つで、衣料用洗...
アルカリマンガン‐かんでんち【アルカリマンガン乾電池】
⇒アルカリ乾電池
アルカロイド
植物体に存在する、窒素を含む特殊な塩基性成分の総称。一般に、少量で動物に対して強い生理作用をもつ。ニコチン・モルヒ...
アルカローシス
血液中の酸と塩基との平衡が乱れ、アルカリ側に傾いている状態。高山病で呼吸過多となり二酸化炭素が多く失われたときや、...
アルカン
⇒メタン系炭化水素
コレルリ
[1653〜1713]イタリアの作曲家・バイオリン奏者。トリオソナタ、合奏協奏曲の形式を確立。ビバルディやバッハ・...