うんじょうめいらん【雲上明覧】
《「雲上明覧大全」の略称》江戸時代の公家の名鑑。2巻。西本願寺光徳府編。天保8年(1837)初めて刊行され、慶応3...
うんじょう‐もの【運上物】
中世・近世、運上として納められた金や米。
うんじょう‐やま【運上山】
江戸時代、村または個人が所定の税を納めることで薪や柴(しば)の採取を認められた山林。
うんじょう‐りょうへん【雲蒸竜変】
雲が群がり昇るにつれ、蛇が竜となって天に昇る意。時流に乗じて、英雄・豪傑が大活躍するたとえ。
うん‐すい【雲水】
《「行雲流水」の略》 1 雲が定めなく行き、水が流れてやまないように、一所にとどまらない自由な人。また、そのような...
ウンスン‐カルタ
《ウン(um)は1、スン(sum)は最高の意のポルトガル語》ポルトガルから伝わり、江戸初期に流行した天正カルタを日...
うん・ずる【倦ずる】
[動サ変][文]うん・ず[サ変]《「う(倦)みす」の音変化》 1 あきる。「食堂の長椅子に、はたと身を倚(よ)せ掛...
うん‐せい【運星】
人の運命をつかさどるという星の巡り合わせ。星まわり。
うん‐せい【運勢】
人の持っている幸運・不運の巡り合わせ。「星座で—を占う」
うんせき‐ど【運積土】
岩石の風化物が水・風・重力などの作用で他の場所に運搬され、堆積(たいせき)して生じた土壌。移積土。⇔原積土。
ウンセット
[1882〜1949]ノルウェーの女流小説家。女性心理を描いた宗教性の濃い作品で知られる。1928年、ノーベル文学...
うん‐せん【暈渲】
色をぼかして表すこと。
うんせん‐しき【暈渲式】
地図で地形の起伏の表し方の一。地表の高低を色の濃淡で表す方式。ぼかし。→暈滃式(うんおうしき)
うんぜん【雲仙】
長崎県、島原半島の雲仙岳を中心とする地域。 長崎県、島原半島北西部を占める市。農業と橘湾での漁業が盛ん。平成17年...
うんぜんあまくさ‐こくりつこうえん【雲仙天草国立公園】
長崎・熊本・鹿児島の3県にまたがる国立公園。雲仙岳・雲仙温泉・天草諸島からなる。昭和9年(1934)指定の最初の国...
うんぜん‐おんせん【雲仙温泉】
長崎県雲仙市の温泉。雲仙岳の南麓にあり、泉質は硫酸塩泉・硫黄泉。地獄の名をもつ多くの硫気孔や間欠泉がある。
うんぜん‐し【雲仙市】
⇒雲仙
うんぜん‐だけ【雲仙岳】
島原半島中央部の活火山群。複式火山群で、最高峰は平成新山の標高1483メートル。ミヤマキリシマや霧氷がみられる。「...
うんぜん‐つつじ【雲仙躑躅】
ツツジ科の常緑低木。山地に自生。枝の先が細く、小さい葉を密生する。春、淡紅色の花が咲く。関東西部から九州にかけて分...
うん‐そ【運祚】
1 天から受けた幸せ。天運。 2 天子の位。天運によって帝位に就くこと。
うん‐そう【運送】
[名](スル)人や物を目的の所に運ぶこと。運搬。「救援物資をトラックで—する」
うん‐そう【運漕】
[名](スル)船で貨物を運ぶこと。
うんそう‐ぎょう【運送業】
運賃または手数料を取って、旅客や貨物の運送をする営業。
うんそう‐けいやく【運送契約】
運送人が旅客または貨物を運送することを約束し、旅客または荷送人はその運賃を支払うことを約束する契約。
うんそう‐しょうけん【運送証券】
運送状・貨物引換証・船荷証券などの総称。
うんそう‐じょう【運送状】
陸上運送で、荷送人が運送物品などに関する事項を記入し、運送人に渡す法定の証書。送り状。
うんそう‐とりあつかいにん【運送取扱人】
物品運送の取次を業とする者。運送人と委託者の間に立ち、取次者名義の運送契約を結ぶほか、運送の手配をする。
うんそう‐にん【運送人】
商法上、陸上・湖川・港湾において物品または旅客の運送を業とする者。港湾外の海上運送を業とする者は含まない。
うんそうひきうけ‐ぎむ【運送引(き)受(け)義務】
バスやタクシーなど自動車を使用して人を運送する一般旅客自動車運送事業者は、旅客から依頼を受けた際に、天災や公序良俗...
うんそう‐ほけん【運送保険】
貨物保険のうち、国内の陸上(河川・湖沼・港湾内を含む)および航空輸送中の貨物の損害を塡補(てんぽ)する保険。→積み荷保険
うんそう‐りょう【運送料】
荷物を運んでもらうために支払う料金。
うん‐そん【雲孫】
《雲のように遠く隔たっている子孫の意》自分より8代後の子孫。すなわち、子・孫・曽孫・玄孫・来孫・昆孫(こんそん)・...
うんぞう‐がゆ【温糟粥/紅糟粥】
12月8日の夜、禅寺で作るかゆ。初め味噌と酒かすを入れて煮たが、のちには昆布・串柿(くしがき)・大豆粉などを入れる...
うん‐だい【台】
《「うんたい」とも》書物を入れておく高殿。書庫。閣(うんかく)。
うんたんせんのみえるブライトンかいがん【運炭船の見えるブライトン海岸】
《原題、Brighton Beach, with Colliers》コンスタブルの絵画。紙に油彩。縦15センチ、横...
ウンターエンガディン
スイス東部、グラウビュンデン州南東部の地方名。イン川流域のエンガディン地方のうち、下流(北側)をさす。主な町はツェ...
ウンタースベルク
ドイツとオーストリアの国境にある山。ドイツのベルヒテスガーデンとオーストリアのザルツブルクの間に位置する。標高19...
ウンターデンリンデン‐どおり【ウンターデンリンデン通り】
《Unter den Linden》ドイツの首都、ベルリンの中心部にある大通り。「菩提樹の下」を意味する。ブランデ...
うん‐だい【雲台】
三脚の上に取り付けて、カメラを任意の方向に固定できるようにする装置。
生(う)んだ子(こ)より抱(だ)いた子(こ)
自分が世話をしなかった実子よりも、小さいときから育てた他人の子のほうがかわいい。生みの子より育ての子。
うん‐だめし【運試し】
賭け事などをして、運がよいか悪いかを試すこと。成功するかどうか思いきって挑戦してみること。「—に宝くじを買ってみる」
ブンダーカマー
15世紀末ごろからヨーロッパ各地で始まった、動植物標本・美術品・機械類などの珍品を収集・展示する施設。現在の博物館...
うん‐ち
[名](スル)大便をいう幼児語。うんこ。
うん‐ちく【蘊蓄/薀蓄】
[名](スル)《「蘊」「薀」とも、たくわえる意》 1 蓄えた深い学問や知識。「東西の古典に—が深い」 2 物を積み...
蘊蓄(うんちく)を傾(かたむ)・ける
自分の持っている知識・技能のすべてを出しつくす。「—・けて書いた本」
うん‐ちゃん【運ちゃん】
自動車の運転手を親しんで、また、気安く呼ぶ語。タクシーやトラックの運転手に対していうことが多い。
うん‐ちょう【雲頂】
雲の最頂部。雲のいちばん高い所。⇔雲底。
うん‐ちん【運賃】
《近世まで「うんぢん」とも》旅客や貨物を運ぶ料金。運送賃。
うんちん‐きょうてい【運賃協定】
運送業者が同業者間の競争を避けるため、運賃について行う協定。
うんちん‐ひょう【運賃表】
旅客や貨物の運賃を行き先・種類別に記した表。