ごしょ‐どころ【御書所】
平安時代、宮中の書物を管理した役所。別当・預(あずかり)・開闔(かいこう)・覆勘(ふっかん)などの職員を置いた。今...
ごしょ‐にんぎょう【御所人形】
江戸時代、享保(1716〜1736)のころ京都で創始された幼児の人形。胡粉(ごふん)塗りで肌を白く磨き出し、大きな...
ごしょの‐いせき【御所野遺跡】
岩手県北部、一戸(いちのへ)町にある縄文時代中期の遺跡。配石遺構群や竪穴住居跡などが発見された。盛り土からは、祭祀...
ごしょのごろぞう【御所五郎蔵】
歌舞伎狂言「曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)」の後半部分の通称。皐月(さつき)をめぐる五郎蔵と土右衛...
ごしょ‐はじめ【御書始(め)】
⇒読書始(どくしょはじ)め
ごしょ‐はちまん【五所八幡】
九州で、五つの有名な八幡宮。筑前の大分宮、肥前の千栗(ちりく)宮、肥後の藤崎宮、薩摩(さつま)の新田宮、大隅の正八...
ごしょ‐ふう【御所風】
1 御所の風習。御所のやりかた。優美で上品なようすにいう。「古今まれなる女、つとめ姿さって、御上家(おかみけ)なる...
ごしょ‐ぶぎょう【御所奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。将軍の寺社参詣や年中行事など御所の雑事を統轄した。
ごしょ‐へいのすけ【五所平之助】
[1902〜1981]映画監督。東京の生まれ。昭和6年(1931)日本最初の本格的トーキー作品「マダムと女房」を製...
ごしょ‐まる【御所丸】
高麗(こうらい)茶碗の一。初め島津義弘が御用船の御所丸で持ち帰ったところからの名で、慶長(1596〜1615)のこ...
ごしょ‐らくがん【御所落雁】
富山県南砺(なんと)市井波地区の名物の落雁。和三盆を使い、淡紅色と白色とがある。
ごしらかわ‐てんのう【後白河天皇】
[1127〜1192]第77代天皇。在位1155〜1158。鳥羽天皇の第4皇子。名は雅仁。法名、行真。二条天皇に譲...
ご‐しん【五辛】
辛味や臭気の強い5種の野菜。仏家で、大蒜(にんにく)・韮(にら)・葱(ねぎ)・辣韮(らっきょう)・野蒜(のびる)、...
ご‐しん【後晋】
⇒こうしん(後晋)
ご‐しん【後秦】
⇒こうしん(後秦)
ご‐しん【誤信】
[名](スル)誤って信じ込むこと。
ご‐しん【誤診】
[名](スル)医師が診断を誤ること。また、その診断。「—して手当てが遅れる」
ご‐しん【誤審】
[名](スル)競技や裁判などで、審判・判定を誤ること。また、その審判。
ご‐しん【護身】
1 他から加えられる危険から身を守ること。「—術」 2 「護身法(ごしんぼう)」の略。
ご‐しんえい【御真影】
1 高貴な人の肖像画・写真を敬っていう語。 2 天皇・皇后の公式の肖像写真。宮内省から各学校に貸与され、校長の責任...
ご‐じんか【御神火】
《「ごしんか」とも》火山を神聖なものと扱って、その噴火・噴煙をいう語。特に、伊豆大島の三原山のものをさしていう。
ご‐しんき【御新規】
「新規2」に同じ。「—さん御案内」
ごしん‐さん【御新さん】
「御新造(ごしんぞう)さん」を少しぞんざいにいった語。「—、宜敷(よろし)う御在いますか」〈荷風・夢の女〉
ごしん‐じゅつ【護身術】
他人から危害を加えられた際に自分の身を守るためのわざ。積極的に相手に攻めかかるのではなく、相手が攻撃しにくい距離を...
ご‐しんぞ【御新造】
「ごしんぞう」の音変化。「長倉の—が意外だと思ったように」〈鴎外・安井夫人〉
ご‐しんぞう【御新造】
他人の妻の敬称。古くは、武家の妻、のち富裕な町家の妻の敬称。特に新妻や若女房に用いた。ごしんぞ。「吉どん。—さんが...
ご‐しんたい【御神体】
神体を敬っていう語。
ごしん‐とう【護身刀】
身を守るために持つ刀。守り刀。
ご‐しんとう【五親等】
親等の一。本人またはその配偶者から5世を隔てた人との親族関係。高祖父母の父母、いとこの子などとの関係がこれにあたる。
ご‐しんとう【御神灯】
《「ごじんとう」とも》 1 神前に供えるあかり。みあかし。 2 芸人の家や芸者屋などで、縁起をかついで戸口につるし...
ごしん‐ぶつ【護身仏】
自分の身の守りとする仏。守り本尊。持仏(じぶつ)。
ごしん‐ぷ【護身符】
「護符(ごふ)」に同じ。
ご‐しんぷ【御親父】
他人の父を敬っていう語。ご尊父。
ご‐しんぺい【御親兵】
明治4年(1871)天皇を護衛するために設置された軍隊。また、それに所属した兵。翌年、近衛(このえ)兵と改称。
ごしん‐ほう【護身法】
⇒護身術
ごしん‐ぼう【護身法】
《「ごしんぽう」とも》密教で、修法などに際し、まず行者が自分の心身をきよめて身を堅固に守護する法。ふつう、印を結び...
ご‐しんぼく【御神木】
「神木」に同じ。
ごしん‐もじ【御親文字/御心文字】
《「ごしん」で始まる語の後半を略して「文字」を添えたもの。近世女性語》 1 (御親文字)「御親切」をいう。「勿体な...
ご‐しんもつ【御進物】
「進物」の美化語。「慶事の—」
ごしん‐よう【護身用】
身を守るためにいつも用意しておくもの。「—の銃」
ご‐じ【五事】
1 「書経」にある、礼節を守るうえでの大切な五つの事柄。貌(ぼう)・言・視・聴・思のこと。 2 「孫子」にある、兵...
ご‐じ【五時】
1 時刻の名称。 2 暦の上でいう、季節の五つの変わり目。立春・立夏・大暑・立秋・立冬。 3 「五時教」の略。
ご‐じ【午時】
真昼どき。うまの時。正午。
ご‐じ【語次】
言葉の続き。話のついで。「—往々此辺の問題に論及したること」〈福沢・福翁百話〉
ご‐じ【誤字】
誤った形の字。正しくない文字。主として漢字についていう。
ご‐じ【護持】
[名](スル)大切に守り保つこと。尊んで守護すること。「憲政を—する」
ご‐じあい【御自愛】
「自愛1」の尊敬語。「時節柄、—専一(せんいつ)にてお願い申し上げます」
ごじ‐いん【護持院】
東京都千代田区神田錦町にあった真言宗の寺。元禄元年(1688)徳川綱吉が湯島の知足院を移したのに始まる。開山は隆光...
ごじいんがはら‐の‐あだうち【護持院ヶ原の仇討】
弘化3年(1846)江戸神田護持院ヶ原で、幕臣井上伝兵衛・松山藩士熊倉伝之丞兄弟を殺害した本庄辰輔(茂平次)を、伝...
ごじ‐きょう【五時教】
釈迦(しゃか)が1代の50年間に説いた教法を5期に分類した称。中国天台宗の祖智顗(ちぎ)が説いたもので、華厳(けご...