さが【性/相】
1 生まれつきの性質。性格。また、持って生まれた運命。宿命。「愚かな人間の悲しい—」 2 いつもそうであること。な...
さが【祥/前兆】
きざし。ぜんちょう。特に、吉事のしるし。「夢(いめ)の—に因りて、立ちて皇太子(ひつぎのみこ)と為りたまふ」〈垂仁紀〉
さが【佐賀】
九州地方北西部の県。肥前の東半部にあたる。吉野ヶ里遺跡がある。有田焼・伊万里焼の産地。人口85.0万(2010)。...
さが【嵯峨】
京都市右京区の嵐山から御室(おむろ)付近の地名。清涼寺・大覚寺・天竜寺などがある。
サガ
⇒サーガ
さ‐が【嵯峨/険】
[ト・タル][文][形動タリ]山などの高く険しいさま。「—たる孤峰」
さ‐が【槎枒/槎牙】
[ト・タル][文][形動タリ]木の枝がごつごつと角ばって入りくんでいるさま。「椿に隣れる梅樹(うめ)の—たるに」〈...
さ‐がい【詐害】
[名](スル)事実を偽って他人に害を与えること。
さが‐いかだいがく【佐賀医科大学】
佐賀市にあった国立大学。昭和51年(1976)設置。平成15年(2003)佐賀大学と統合し、佐賀大学医学部となる。...
さがい‐こうい【詐害行為】
債務者が故意に自己の財産を減少させ、債権者が十分な弁済を受けられないようにする行為。→詐害行為取消権
さがいこうい‐とりけしけん【詐害行為取消権】
債権者が自分の債権の弁済を確保するために、債務者の故意になした詐害行為を取り消す権利。債権者の財産を保全するための...
サガイン
⇒ザガイン
さがえ【寒河江】
山形県中東部の市。中世には大江氏の城下町。サクランボウの生産、食品・繊維工業が盛ん。寒河江温泉がある。人口4.2万...
さがえ‐がわ【寒河江川】
山形県中央部を流れる川。新潟県との県境にある朝日岳北麓に源を発し、山形盆地中央部で最上川に合流する。長さ59キロ。...
さがえ‐し【寒河江市】
⇒寒河江
さが‐ぎれ【嵯峨切】
名物切の一。金襴(きんらん)で、もと嵯峨の清涼寺の戸帳に用いられていたため、この名で呼ばれたという。藍色地に桐(き...
さ‐がく【左楽】
「左方(さほう)の楽」に同じ。⇔右楽。
さ‐がく【差額】
ある金額から他のある金額を差し引いた残りの金額。「—を徴収する」
さが‐くうこう【佐賀空港】
佐賀県佐賀市にある空港。地方管理空港の一。平成10年(1998)開港。有明海沿岸の干拓地に位置する。愛称、九州佐賀...
さがく‐かんぜい【差額関税】
国内の養豚業者を保護するため、価格の安い輸入豚肉にかける関税。国内の流通価格を参考に世界貿易機関(WTO)と交渉し...
さがく‐ベッド【差額ベッド】
病院のベッドの使用料金が医療保険給付で定められている料金より高額で、その差額を入院患者から徴収することが認められて...
さが‐けい【嵯峨渓】
宮城県東部、宮戸島南東の石巻湾に面した海岸。室浜(むろはま)から萱野崎(かやのさき)までの約2キロメートルにわたり...
さが‐けん【佐賀県】
⇒佐賀
さが‐げんじ【嵯峨源氏】
嵯峨天皇の皇子で源(みなもと)の姓を賜って臣籍に下った者。肥前の松浦(まつら)氏はその流れと称する。
さが‐ごしょ【嵯峨御所】
大覚寺の通称。
さが‐ごりゅう【嵯峨御流】
生け花の流派の一。嵯峨流に荘厳華と呼ぶ儀式花を加えたもの。家元はなく、大覚寺門跡が総裁を務める。→嵯峨流
さが‐し【佐賀市】
⇒佐賀
さが・し【嶮し/険し】
[形シク] 1 険阻であるさま。山や坂が険しい。「ふもとより峰へ登るほど—・しく」〈宇治拾遺・二〉 2 危険である...
さがし‐あ・てる【捜し当てる/探し当てる】
[動タ下一][文]さがしあ・つ[タ下二]さがしていた目的物を見つけ出す。「持ち主をようやく—・てる」
さがし‐え【探し絵/捜し絵】
「絵探し」に同じ。
さがし‐だ・す【捜し出す/探し出す】
[動サ五(四)]目的の人や物をさがして見つける。また、さがして取り出す。「電話帳から住所を—・す」
さがし‐まわ・る【捜し回る/探し回る】
[動ラ五(四)]あちらこちらをさがして歩く。見つけ回る。「家中を—・る」
さがし‐もと・める【捜し求める/探し求める】
[動マ下一][文]さがしもと・む[マ下二]目的の物を手に入れようと方々をさがす。「古書を—・める」
さがし‐もの【捜し物/探し物】
見当たらない物をさがすこと。また、さがしている物。「—をする」「—が見つかる」
さが‐じょう【佐賀城】
佐賀市にあった旧肥前藩の城。竜造寺氏の城を鍋島氏が拡張し、慶長14年(1609)天守が完成。のち、火災や佐賀の乱で...
さが‐じんじゃ【佐嘉神社】
佐賀市松原町にある神社。祭神は鍋島直正・直大(なおひろ)。明治6年(1873)の創建。旧称は松原神社。
さが・す【捜す/探す】
[動サ五(四)]見つけ出そうとして方々を見たり、歩きまわったり、人に聞いたりする。尋ね求める。「職を—・す」「落と...
サガダ
フィリピン、ルソン島北部、マウンテン州の町。標高約1500メートルの山間に位置する。周辺には棚田が広がるほか、棺を...
さが‐だいがく【佐賀大学】
佐賀市にある国立大学法人。昭和24年(1949)佐賀高等学校・佐賀師範学校・佐賀青年師範学校を統合し、大学として発...
さが‐てんのう【嵯峨天皇】
[786〜842]第52代天皇。在位809〜823。桓武天皇の皇子。名は神野(かみの)。「弘仁格式」「新撰姓氏録(...
さが‐な
《形容詞「さがなし」の語幹》たちがよくないこと。口が悪いこと。感動表現に用いる。「あな、—。たはぶれにも、のたまふ...
さが‐な・い
[形][文]さがな・し[ク] 1 「口さがない」に同じ。「—・い世間の噂にのぼる」 2 性格が悪い。意地が悪い。「...
さがな‐ぐち【さがな口】
悪口。「世の人の—に、欲の為なんど云われんもくるしく」〈露伴・露団々〉
さがな‐め【さがな目】
意地の悪い目。あらさがしをする目。「翁(おきな)らが—にも、ただ人とは見えさせ給はざめり」〈大鏡・道長上〉
さがな‐もの【さがな者】
たちのよくない者。意地の悪い者。「—、ねたういらへたなり」〈落窪・二〉
さが‐にく・し【性憎し】
[形ク]性質がよくない。意地が悪い。「ここにしも何にほふらむ女郎花(をみなへし)人のものいひ—・き世に」〈拾遺・雑秋〉
さが‐にしき【佐賀錦】
縦糸に金銀箔を紙にはって細く切ったもの、横糸に多彩な絹糸を用いて、幾何学模様や絵模様を織り出した手織りの錦織物。江...
さがにっき【嵯峨日記】
松尾芭蕉の日記。1巻。宝暦3年(1753)刊。元禄4年(1691)4月18日から5月4日まで京都嵯峨の去来の落柿舎...
さが‐にんぎょう【嵯峨人形】
京都嵯峨で作られた木彫りの人形。極彩色に金銀を施したもので、大黒・布袋(ほてい)・恵比須・唐子(からこ)などが多い...
さが‐の【嵯峨野】
京都市右京区嵯峨付近の呼称。[歌枕]「さびしさは秋の—の野辺の露月にあととふ千代の古道」〈後鳥羽院御集〉