サムホール
《親指を入れる穴の意》 1 底に親指を入れ、手持ちで使用できる小型のスケッチ箱。また、小型のスケッチ板。 2 絵画...
サンボー‐プレイ‐クック
カンボジア中央部にある都城遺跡。シェムリアップの南東約170キロメートルに位置する。7世紀初頭、イシャーナバルマン...
さむ‐ら【寒ら】
[名・形動ナリ]寒そうなこと。また、そのさま。寒げ。「和(にき)たへの衣—に」〈万・一八〇〇〉
さむらい【侍/士】
《「さぶらい」の音変化》 1 武芸をもって貴族や武家に仕えた者の称。平安中期ごろから宮中や院を警固する者をいうよう...
さむらい【侍】
遠藤周作の長編小説。ローマ法王に親書を届けるため海を渡ったある下級武士を描いた歴史小説。昭和55年(1980)年刊...
さむらい‐あり【侍蟻】
アリ科の昆虫。体長は働きアリで約5ミリ。体は黒褐色で、大あごが鎌状。夏の蒸し暑い午後にクロヤマアリの巣を襲い、さな...
さむらい‐えぼし【侍烏帽子】
折烏帽子のこと。多く武士が日常使用したことによる。武家烏帽子。さぶらいえぼし。
さむらい‐かたぎ【侍気質】
武士独特の気性。武士に共通した、格式ばったもの堅い気質。
さむらい‐ぎ【侍気】
「侍気質(かたぎ)」に同じ。「されども主(ぬし)は—、かう勤めねば侍の立身がならぬとて」〈浄・堀川波鼓〉
さむらい‐ぎょう【士業】
⇒しぎょう(士業)
さむらい‐さい【サムライ債】
⇒円建て債
さむらい‐しょうほう【士商法/侍商法】
⇒資格商法
さむらい‐ジャパン
1 (サムライジャパン)男子ホッケー日本代表チームの愛称。平成20年(2008)の北京オリンピック最終予選に向けて...
さむらい‐だいしょう【侍大将】
戦闘時に、一軍を率いる侍。さぶらいだいしょう。
さむらい‐どころ【侍所】
1 ⇒さぶらいどころ1 2 鎌倉幕府の役所の一。御家人統制のため、治承4年(1180)設置。長官を別当と称し、初め...
さむらいにっぽん【侍ニッポン】
郡司次郎正(じろうまさ)の小説。大老井伊直弼の落胤(らくいん)が、桜田門外の変で実父を斬るまでを描く。 伊藤大輔監...
サムライ‐ブルー
サッカー日本代表チームの愛称。平成21年(2009)に日本サッカー協会(JFA)が発表した。→なでしこジャパン
さむらい‐ほうし【侍法師】
仁和寺などの門跡、大乗院などの院家に仕えて、警固や雑務に当たった法師。後世は妻帯して剃髪(ていはつ)せず、普通の侍...
サムライ‐ボンド
「円建て債」に同じ。→ショーグンボンド
さむらい‐みょうが【侍冥加】
侍が神仏から受ける加護。武士としての幸運。さむらいみょうり。
さむらい‐みょうり【侍冥利】
1 「侍冥加(さむらいみょうが)」に同じ。 2 武士が誓うときのことば。必ず。決して。「—偽りなし」〈浄・大磯虎〉
さむらい‐よし【士吉】
「吉」の字のこと。俗字である「𠮷」と区別するときの呼び方。→つちよし
さむら・う【候ふ/侍ふ】
[動ハ四]《「さぶらう」の音変化》「そうろう」にあたる、中世の女性語。多く補助動詞として用いる。…でございます。「...
サムルノリ
《(朝鮮語)》伝統的な4種の打楽器で演奏する、韓国の音楽。民俗芸能である農楽を、舞台芸術として再構成したもの。 [...
さ‐め
牛馬などの毛の白いもの。両眼の縁の白いものかともいう。「名おそろしきもの。…牛は—」〈能因本枕・一五七〉
さめ【鮫】
サメ目の軟骨魚の総称。体は細長く、背びれは通常2基あり、尾びれは上葉が長い。口は頭の下面にあり、えらあなは体側に5...
さめ【鮫】
金子光晴の詩。また、それを標題作とする詩集。詩集は昭和12年(1937)に発表で、他に「おつとせい」「どぶ」などの...
さめ‐いし【鮫石】
紡錘虫(ぼうすいちゅう)の化石を含む大理石。岐阜県大垣市赤坂町に産する。
さめ‐かんゆ【鮫肝油】
鮫の肝臓からとった黄色い油。皮革の仕上げその他に用いる。
さめがい‐どおり【醒ヶ井通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。堀川通りの東側を通り、北の六角通りから南の五条通りに至る。全長約1.1キロ。
さめがはし【鮫河橋】
東京都新宿区若葉町のあたりにあった地名。江戸時代には岡場所があった。
さめ‐がれい【鮫鰈】
カレイ科の海水魚。全長約60センチ。体の有眼側にいぼ状の突起が多数ある。食用。
さめ‐がわ【鮫皮】
鮫の皮を乾かしたもの。刀の柄(つか)・鞘(さや)を巻く装飾に用いるほか、靴を作ったり、物を磨くのに用いたりする。
さ‐め・く
[動カ四]《「ざめく」とも》騒がしく音を立てる。ざわめく。「からすの集まりて飛びちがひ、—・き鳴きたる」〈枕・二八〉
さめ‐こもん【鮫小紋】
鮫の皮のように細かい点で円弧形を重ねた模様を表した小紋。江戸時代には裃(かみしも)に用いられたが、現在は着物に1色...
さめ‐ざめ
[副] 1 しきりに涙を流して静かに泣くさま。「—と泣く」 2 心にしみるようなことをしみじみと言うさま。「ひたぶ...
さめ‐ざや【鮫鞘】
鮫の皮を巻いて作った刀の鞘。
さめ‐すが【鮫氷】
鮫の軟骨を薄く削って乾かした食品。三杯酢にしたり煮たりして食べる。宮城県地方の名産。
サメーダン
スイス東部、グラウビュンデン州の町。オーバーエンガディン地方に属し、イン川沿いに位置する。レーティッシュ鉄道が通じ...
サメット‐とう【サメット島】
《Ko Samet》タイ南東部、タイランド湾に浮かぶ島。ラヨーンの南東の沖合約7キロメートルに位置する。首都バンコ...
さめ‐はだ【鮫肌/鮫膚】
鮫の皮のように乾いてざらざらした皮膚。
さめはだ‐やき【鮫肌焼(き)】
釉(うわぐすり)が鮫の肌のように粒状になった陶器。薩摩焼・萩焼などにみられる。
さめ‐びたき【鮫鶲】
ヒタキ科サメビタキ属の鳥。スズメより小形で、全体に暗褐色、下腹部は白い。アジアに分布。日本では夏鳥。《季 夏》
さめ‐やすり【鮫鑢】
鮫の皮を板に貼りつけて作り、物を磨くのに用いるもの。
さめ‐やら‐ぬ【覚め遣らぬ/醒め遣らぬ】
[連語]《動詞「さ(覚)む」の連用形+動詞「や(遣)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形》完全には覚めきって...
さ・める【冷める】
[動マ下一][文]さ・む[マ下二] 1 熱い物が熱を失う。熱せられたものの温度が下がる。「スープが—・める」「御飯...
さ・める【覚める/醒める】
[動マ下一][文]さ・む[マ下二] 1 眠っている状態から、意識のはっきりした状態に戻る。「朝早く目が—・める」「...
さ・める【褪める】
[動マ下一][文]さ・む[マ下二]《「冷める」と同語源》染色などによってつけられた色の度合いが弱まる。色が薄くなる...
さ‐も【然も】
[副]《副詞「さ」+係助詞「も」から》 1 そうも。そのようにも。「—あろう」 2 確かにそれに違いないと思われる...
サモア
南太平洋中部の火山性の諸島。西経171度線を境に、西側はサモア独立国、東側はアメリカ領サモア。 サモア諸島西部を占...