ざい‐さん【財産】
1 個人や団体などの所有している、金銭・有価証券や土地・家屋・物品などの金銭的な価値のあるものの総称。資産。「一代...
ざいさん‐か【財産家】
多くの財産を持っている人。金持ち。資産家。
ざいさんかいじ‐てつづき【財産開示手続(き)】
損害補償などで、確定判決、和解調書、調停調書があるのに相手方が支払いに応じない場合、裁判所に申し立てて相手方の財産...
ざいさん‐かんじょう【財産勘定】
簿記で、資産と負債に関する勘定。
ざいさん‐かんり【財産管理】
親権者が未成年の子の財産を管理し、その財産に関する法律行為をについて子に代わって行うこと。また、後見制度で後見人が...
ざいさんかんり‐けん【財産管理権】
親権者が未成年の子の財産を管理し、その財産に関する法律行為を子に代わって行う権利。また、後見制度において後見人が被...
ざいさんかんり‐せいど【財産管理制度】
財産の所有者や相続人が不明な場合に、家庭裁判所が選任した財産管理人が当事者に代わって財産の保存や処分を行う制度。財...
ざいさんかんりとう‐いにんけいやく【財産管理等委任契約】
⇒任意代理契約
ざいさんかんり‐にん【財産管理人】
財産の所有者や相続人の存否が不明な場合に、当事者に代わって財産の管理・保存や処分・清算を行う人。家庭裁判所が選任す...
ざいさん‐く【財産区】
特別地方公共団体の一。市町村および特別区の一部で財産を有し、または公の施設を設けているもの。その財産や公の施設の管...
ざいさん‐けい【財産刑】
財産の剝奪(はくだつ)を内容とする刑。主刑の罰金・科料のほか、付加刑である没収を含めることもある。
ざいさん‐けん【財産権】
財産的な価値を有する権利。物権・債権・知的財産権など。私権の一種で、人格権や身分権に対して用いられる。
ざいさん‐ざい【財産罪】
⇒財産犯
ざいさん‐しゅっし【財産出資】
金銭その他の財産を目的とする出資。金銭出資と不動産などの現物出資とがある。労務出資や信用出資に対していう。
ざいさん‐しょとく【財産所得】
金銭・有価証券・土地・建物などの資産を所有・運用することから生じる所得。利子所得・配当所得・賃貸料所得など。資産所得。
ざいさん‐ぜい【財産税】
財産を所有しているという事実に対して課される租税。相続税・固定資産税など。
ざいさん‐そうぞく【財産相続】
人の死亡による財産上の地位の相続。この場合には債務などの消極財産も含む。→身分相続
ザイサン‐トルゴイ
モンゴルの首都ウランバートルの市街南部にある丘。市街を一望できる展望台があるほか、1971年に建てられた、旧ソ連と...
ザイサン‐の‐おか【ザイサンの丘】
《Zaisan tolgoi/Зайсан толгой》⇒ザイサントルゴイ
ざいさん‐はん【財産犯】
主として利欲的な動機に基づき、他人の財産を害する犯罪。窃盗罪・詐欺罪・横領罪・背任罪など。財産罪。
ざいさん‐ぶんよ【財産分与】
1 離婚した夫婦の一方が、他方に対して財産を分与すること。その請求は離婚後2年以内にしなければならない。 2 ⇒相...
ざいさん‐ぶんり【財産分離】
相続が開始した場合、相続債権者・受遺者、または相続人の債権者が、相続財産または相続人の固有財産から優先的に弁済を受...
ざいさん‐ほう【財産法】
私法関係のうち、経済的生活関係に関する法。民法の物権法・債権法および商法など。→身分法
ざいさん‐もくろく【財産目録】
一定時期における企業の資産と負債について、個別的に価額を付して記載した明細表。
ざいさん‐りゅうほ【財産留保】
民法旧規定で、隠居または入夫婚姻によって家督相続が開始される場合に、被相続人である隠居者または女戸主が自分の全財産...
ざい‐ざい【在在】
あちこちの村里。また、いたるところ。「春先は、—の鋤鍬(すきくは)までも楽々と、遊びがちなる一ものづくり」〈浄・手習鑑〉
ざいざい‐しょしょ【在在所所】
ここかしこ。あちらこちら。また、あちらこちらの村里。「御城下の町々、かいどうすじの—を焼きたてました」〈谷崎・盲目物語〉
ざい‐しき【財色】
仏語。 1 金銭と物品。財物(ざいもつ)。 2 財貨と色欲。
ざい‐しつ【在室】
[名](スル)室内にいること。「社長は—しております」
ざい‐しつ【材質】
1 木材の性質。「—の堅い木」 2 材料としての性質。「—のいい毛布」
ざい‐しつ【罪質】
犯した罪の中身や度合い。
ざいしつ‐ふきゅうきん【材質腐朽菌】
⇒木材腐朽菌
ざい‐しゃ【在社】
[名](スル) 1 会社の中にいること。「三時まで—する」 2 その会社に在職していること。「三〇年—しているベテ...
ざい‐しゅ【材種】
1 木材を用途・形・寸法などに応じて区分した種類。 2 材料の種類。
ざい‐しゅ【罪種】
犯罪の種類。
ざい‐しゅう【罪囚】
獄舎につながれた罪人。めしゅうど。囚人。囚徒。
ざい‐しゅく【在宿】
[名](スル)外出しないで自分の家にいること。在宅。「落着て—していた事は稀だという」〈二葉亭・浮雲〉
ざい‐しょ【在所】
1 人が住んでいる所。また、物が存在する所。ありか。 2 郷里。くにもと。「生まれ—」 3 都会から離れた地方。田...
ざい‐しょう【財相】
財務大臣のこと。
ざい‐しょう【罪証】
犯罪の証拠。「—湮滅(いんめつ)」
ざい‐しょう【罪障】
仏語。往生・成仏の妨げとなる悪い行為。「—消滅」
罪障(ざいしょう)の山(やま)
悟りのじゃまとなる悪い行いが数多く重なることを山にたとえた語。
ざい‐しょく【在職】
[名](スル)ある職務についていること。「今の会社に三〇年—している」
ざいしょくろうれいねんきん‐せいど【在職老齢年金制度】
企業で働く60歳以上の高齢者の受ける老齢厚生年金を、賃金の額に応じて減額する制度。65〜69歳の基礎年金は賃金額に...
ざいしょ‐そだち【在所育ち】
田舎育ち。
ざいしょ‐もの【在所者】
田舎育ちの者。田舎者。
ざいじゃりん【摧邪輪】
鎌倉時代の仏教書。3巻。明恵(みょうえ)高弁著。建暦2年(1212)成立。法然の「選択集(せんちゃくしゅう)」を批...
ざい‐じゅう【在住】
[名](スル)その地に住んでいること。「現地—の邦人」「パリに—する日本人」
ざい‐じょう【罪状】
問われている罪の具体的な事実。「—を否認する」
ざいじょう‐にんぴ【罪状認否】
刑事公判手続きの最初に、被告人が起訴状に書かれた罪状を認めるかどうかについて行う答弁。