しょうのう‐び【樟脳火】
樟脳を燃やした青い火。近世の歌舞伎で、狐火(きつねび)や人魂(ひとだま)などに用いた。
しょうのう‐ゆ【樟脳油】
樟脳を蒸留・分離した残りの油。黄褐色の液体。これをさらに精留して白油(片脳油)・赤油・藍油(らんゆ)を得る。防虫防...
しょうの‐えいじ【庄野英二】
[1915〜1993]児童文学作家。山口の生まれ。芥川賞作家庄野潤三の兄。坪田譲治に師事。長編童話「星の牧場」のほ...
しょう‐の‐こと【箏の琴】
「箏(そう)」に同じ。
しょうの‐じゅんぞう【庄野潤三】
[1921〜2009]小説家。大阪の生まれ。児童文学作家庄野英二の弟。「第三の新人」の一人。「プールサイド小景」で...
しょう‐の‐つき【小の月】
1か月の日数が、陽暦で30日以下の月。陰暦では29日以下の月。陽暦では、2・4・6・9・11月。小(しょう)。⇔大の月。
しょう‐の‐ふえ【笙の笛】
「笙(しょう)」に同じ。
小(しょう)の虫(むし)を殺(ころ)して大(だい)の虫(むし)を助(たす)ける
小さなことは犠牲にしても、重要なことを守る。小を捨てて大に就く。大の虫を生かして小の虫を殺す。
しょうの‐よりこ【笙野頼子】
[1956〜 ]小説家。三重の生まれ。本姓、市川。「タイムスリップ・コンビナート」で芥川賞受賞。他に「なにもしてな...
しょう‐は【小波】
小さな波。
しょう‐は【小派】
小人数の党派。小さな流派。
しょう‐は【小破】
[名](スル)少し破損すること。「接触事故で船体が—する」→中破 →大破
しょうは【召波】
⇒黒柳召波(くろやなぎしょうは)
しょう‐は【消波】
海岸などに寄せる波の力を分散あるいは消失させること。「—堤」「—ブロック」
しょう‐は【翔破】
[名](スル)鳥や飛行機などが、かなり長い距離を飛びとおすこと。「パリまで無着陸で—する」
しょう‐は【照破】
[名](スル)仏が広大な智慧の光で無明(むみょう)の闇を明らかに照らすこと。「梵天の大光明が、…人天三界を—した」...
しょう‐はい【小輩】
1 身分の低い者。禄高の少ない者。小身者。 2 つまらない人物。小人物。
しょう‐はい【招牌】
看板のこと。
しょう‐はい【勝敗】
勝つことと負けること。勝ち負け。勝負。「—の分かれ目」「—は時の運」
しょう‐はい【賞杯/賞盃】
善行・功労のあった者、競技・コンクールの優勝者などに、賞として与える金属製の置き物。多く両手で持つようになっている...
しょう‐はい【賞牌】
競技の入賞者などに賞として与える記章。メダル。「—を手渡す」
しょうはい‐くつ【掌背屈】
掌屈と背屈。背掌屈。
しょう‐はいぐうし【小配偶子】
⇒雄性配偶子
しょうはい‐ライン【勝敗ライン】
勝ち負けを判定するための水準・境界線。「改選議席の過半数確保を—に掲げる」
しょうはく【肖柏】
⇒牡丹花肖柏(ぼたんかしょうはく)
しょう‐はく【松柏】
1 松とコノテガシワ。常緑樹。ときわ木。 2 《常緑樹は一年じゅう葉の色が変わらないところから》節を守って変えない...
しょう‐はく【商舶】
商船。「—往来し葡萄牙大に富を致す」〈村田文夫・西洋聞見録〉
しょう‐はく【衝迫】
心の中にわきおこる強い欲求。衝動。「戯曲でも作ろうとすると、—ばかりでは成功せられそうにない」〈鴎外・灰燼〉
しょうはく【蕭白】
⇒曽我蕭白(そがしょうはく)
しょう‐はさん【小破産】
破産手続きの開始が決定したとき、または破産手続き中に、破産財団に属する財産の額が100万円に満たないと認められた破産。
しょう‐はちまん【正八幡】
「正八幡大菩薩」の略。「—も照覧あれ」
しょう‐はちまんぐう【正八幡宮】
もと、大隅(おおすみ)の一の宮である鹿児島神宮の異称。のちには宇佐神宮・石清水八幡宮などにもいう。
しょうはちまん‐だいぼさつ【正八幡大菩薩】
八幡神に贈られた菩薩号。
しょうは‐てい【消波堤】
海岸を守るために海岸線に沿って設けられる構造物。波のエネルギーを弱めることによって、海食崖の浸食や砂浜の後退を防ぐ。
しょうは‐ブロック【消波ブロック】
消波のために海岸などに設置されたコンクリートブロック。波消しブロック。4本の足からなるテトラポッドが一般的だが、6...
しょう‐はん【小藩】
1 領地の石高の少ない藩。 2 慶応4年(1868)禄高で諸藩を3区分したうちの、1万石以上9万石未満の藩。明治3...
しょう‐はんそん【小半損】
地震保険の損害区分の一つ。居住用建物の主要構造部(壁・柱・床・梁(はり)・屋根・階段)の損害額がその建物の時価の2...
しょうはんたい‐たいとう【小反対対当】
論理学で、対当関係の一。主語と述語は同じであるが質(肯定・否定)を異にする二つの特称判断の真偽関係。
しょう‐ばい【商売】
[名](スル) 1 利益をあげる目的で物を売り買いすること。あきない。「数軒の支店を持って—している」「客—」「—...
しょうばい‐あがり【商売上(が)り】
以前に芸者・遊女・茶屋女などをしていた者。
しょうばい‐おうらい【商売往来】
往来物の一。江戸時代、商売に関係した事柄を書いたもの。
しょうばい‐おんな【商売女】
芸者や遊女などの仕事をする女。
しょうばい‐かたぎ【商売気質】
商人に特有の気質。金銭上の利害に鋭敏な気質。
しょうばい‐がたき【商売敵】
商売上の競争相手。同業間の競争者。
しょうばい‐がら【商売柄】
1 商売または職業の種類・種別。 2 その商売・職業につく者の特性。「コメディアンという—に似合わず無口だ」 3 ...
しょうばい‐ぎ【商売気】
1 商売に対する損得を考えて物事を処理しようとする態度。「—のない人」「—を出す」 2 その職業人が持つ特有な関心...
しょうばい‐け【商売気】
「しょうばいぎ(商売気)」に同じ。商売っ気(け)。しょうばいげ。
しょうばい‐どうぐ【商売道具】
商売をしていく上で必要な用具。また、仕事をするのに必要な道具。
しょうばい‐にん【商売人】
1 商売をしている人。商人。あきんど。また、商売の上手な人。 2 その仕事の専門家。くろうと。 3 芸者など水商売の女。
しょうばい‐はんじょう【商売繁盛】
商いがうまくゆき、大いに利益を得ること。「—の秘訣(ひけつ)」