しん‐もう【真妄】
真実と虚妄。まことと、うそいつわり。
しん‐もう【榛莽】
「しんぼう(榛莽)」に同じ。「終古不開の蝦夷地に徒(うつ)らせ—を開拓して」〈染崎延房・近世紀聞〉
しんもえ‐だけ【新燃岳】
宮崎・鹿児島県境にある霧島山の一峰で、成層火山。標高1421メートル。山頂に直径約750メートルの火口をもち、南部...
しん‐もく【心目】
1 心と目。「美術は人の—を娯楽し」〈逍遥・小説神髄〉 2 最も重要な点。「風友の中の—とす」〈三冊子・赤双紙〉
しん‐モス【新モス】
《「新モスリン」の略》モスリンに似せて織った、薄地で柔らかな平織り綿布。和服裏地・夜着裏地・肌着などに用いる。新メ...
しん‐もって【神以て】
[副] 1 (下に打消しの言葉を伴って用いる)神かけて。決して。「密通をいたせしこと—存ぜず」〈滑・膝栗毛・発端〉...
しん‐もつ【神物】
《「じんもつ」とも》 1 神事に使う道具類。また、神に供える物。 2 霊妙なもの。しんぶつ。
しん‐もつ【進物】
人に差し上げる品物。贈り物。「御—用品」
しんもつ‐どころ【進物所】
1 平安時代、宮内省内膳司に属し、供御(くご)の調理をつかさどった所。 2 貴族の邸宅で、食事の調理をした所。
しんもつ‐ばん【進物番】
江戸幕府の職名。若年寄に属し、大名・旗本などからの献上品や、将軍からの下賜品などをつかさどった。
しんもつ‐ぶぎょう【進物奉行】
鎌倉幕府の職名。朝廷・公卿などへの進物をつかさどった。
しん‐もん【心門】
開放血管系をもつ動物の心臓にある血液の流入口。節足動物では心臓の左右に原則として体節ごとに一対ずつあり、弁をもつ。
しん‐もん【神文】
起請の内容に偽りがあったり違背した場合、神仏の罰を受けるべき旨を記した文。→起請文
しん‐もん【神門】
《「じんもん」とも》神社の門。楼門・唐門・四脚門などの形式が採用される。
しん‐もん【真文】
1 仏・菩薩(ぼさつ)の説いた文句。しんぶん。 2 梵字で書かれた経文。梵文。
しん‐もん【真門】
仏語。真実の法門。浄土真宗で、阿弥陀仏の第18願の絶対他力の念仏に対して、第20願の自力の念仏の教えをいう。方便真...
しん‐もん【審問】
[名](スル) 1 事情などを詳しく問いただすこと。「遅延事由を—する」 2 裁判所が事件を審理するため、口頭弁論...
しん‐もん【顖門】
泉門(せんもん)1の旧称。
しんもん‐たつごろう【新門辰五郎】
[1800〜1875]江戸末期の侠客(きょうかく)。江戸の人。浅草寺に新設された門の番人となり、新門辰五郎とよばれ...
しんもん‐てっか【神文鉄火】
神に誓いの言葉を述べ、赤熱した鉄を握って身の潔白を証明すること。→鉄火6「面々の身晴れに—、といふ人あり」〈浮・桜...