しん‐もん【心門】
開放血管系をもつ動物の心臓にある血液の流入口。節足動物では心臓の左右に原則として体節ごとに一対ずつあり、弁をもつ。
しん‐もん【神文】
起請の内容に偽りがあったり違背した場合、神仏の罰を受けるべき旨を記した文。→起請文
しん‐もん【神門】
《「じんもん」とも》神社の門。楼門・唐門・四脚門などの形式が採用される。
しん‐もん【真文】
1 仏・菩薩(ぼさつ)の説いた文句。しんぶん。 2 梵字で書かれた経文。梵文。
しん‐もん【真門】
仏語。真実の法門。浄土真宗で、阿弥陀仏の第18願の絶対他力の念仏に対して、第20願の自力の念仏の教えをいう。方便真...
しん‐もん【審問】
[名](スル) 1 事情などを詳しく問いただすこと。「遅延事由を—する」 2 裁判所が事件を審理するため、口頭弁論...
しん‐もん【顖門】
泉門(せんもん)1の旧称。
しんもん‐たつごろう【新門辰五郎】
[1800〜1875]江戸末期の侠客(きょうかく)。江戸の人。浅草寺に新設された門の番人となり、新門辰五郎とよばれ...
しんもん‐てっか【神文鉄火】
神に誓いの言葉を述べ、赤熱した鉄を握って身の潔白を証明すること。→鉄火6「面々の身晴れに—、といふ人あり」〈浮・桜...
しん‐や【心矢/真矢】
くい打ち機の一。中央に鉛直に立てられた長い鉄棒に孔をあけた鉄のおもりを通し、これを引き綱で上げ、鉄棒の下端に接する...
しん‐や【晨夜】
朝と夜。また、朝はやくから夜おそくまで。夙夜(しゅくや)。
しん‐や【深夜】
真夜中。よふけ。深更。「—放送」「—労働」
しん‐や【新家】
1 新しく建てた家。新築の家。新宅。 2 本家から分かれて、新たに独立した家。分家。新宅。しんけ。
しんや‐えいぎょう【深夜営業】
1 店舗やタクシーなどが深夜の時間帯に営業すること。 2 風営法で、バーや居酒屋など主に酒類を提供する飲食店が、午...
しんや‐きっさ【深夜喫茶】
深夜まで営業する喫茶店。昭和30年(1955)ごろから東京・大阪などで流行した。
しんや‐ぎょう【深夜業】
深夜に行われる業務。労働基準法では、午後10時から午前5時までの間の労働。例外として、午後11時から午前6時までの...
しん‐やく【沈約】
[441〜513]中国、南北朝時代の詩人・学者。武康(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は休文。宋・斉に仕えた...
しん‐やく【信約】
信頼するに足る約束。誓約。ちかい。
しん‐やく【神薬】
不思議な特効のある薬。霊薬。
しん‐やく【新約】
新しい契約・約束。 「新約聖書」の略。
しん‐やく【新訳】
1 新しい翻訳。また、その書物。⇔旧訳。 2 仏教経典で、一般的に唐の玄奘(げんじょう)以後の漢訳をいう。→旧訳(...
しん‐やく【新薬】
新しくつくられ、発売された薬。
しんやくげんじものがたり【新訳源氏物語】
与謝野晶子による「源氏物語」の現代語訳。明治45年(1912)から大正2年(1913)にかけて、上・中・下・下二の...
しんやくこうほ‐かごうぶつ【新薬候補化合物】
⇒リード化合物
しん‐やくしじ【新薬師寺】
奈良市高畑町にある華厳宗の別格本山。山号は日輪山。天平19年(747)光明皇后が聖武天皇の病気平癒を祈願して建立し...
しんやくせいしょ【新約聖書】
《新約は神がイエス=キリストをもって新たに人類に与えた契約の意》キリスト教の聖典である聖書のうち、キリスト誕生後の...
しんやく‐パイプライン【新薬パイプライン】
⇒開発パイプライン
しん‐やしき【新屋敷】
1 新しく開墾・造成した屋敷地。 2 新築の屋敷。新家。 3 分家。新宅。
しんやしゅるいていきょういんしょくてん‐えいぎょう【深夜酒類提供飲食店営業】
⇒深夜営業2
しん‐やすね【新安値】
株式相場で、過去になかった安い値段。⇔新高値。
しんや‐そうしょ【深夜叢書】
《(フランス)Éditions de Minuit》第二次大戦中、ドイツ軍占領下のパリで刊行された非合法出版の文学...
しんやのしゅえん【深夜の酒宴】
椎名麟三の中編小説。昭和22年(1947)、「展望」誌に発表。著者の実質的なデビュー作。
しんやばけい【深耶馬渓】
大分県北西部、耶馬渓を流れる山国川(やまくにがわ)の支流、山移川(やまうつりがわ)の渓谷。
しん‐やま【新山】
新たに開発された鉱山。また、新たに材木を切り出しはじめた山林。
しん‐ゆ【神癒】
信仰や祈祷によって病気がなおること。
しん‐ゆ【新湯】
沸かしたてで、まだ人が入っていない風呂。また、その湯。あらゆ。さらゆ。
しん‐ゆう【心友】
心の通い合った友。同心の友。「老いの身を互に劬(いたわ)りあうような—が欲しい」〈中山義秀・厚物咲〉
しん‐ゆう【辛酉】
干支(えと)の一。かのととり。
しん‐ゆう【神佑/神祐】
神の助け。神助。「—を祈る」「—天助」
しん‐ゆう【宸憂】
天子の悩み。天子の心配。
しん‐ゆう【真友】
真の友人。ほんとうの友。
しん‐ゆう【真勇】
まことの勇気。本当の勇気。
しん‐ゆう【深憂】
大きな心配・悩み。深いうれえ。「唯寂然として、—の中に在りき」〈竜渓・経国美談〉
しん‐ゆう【親友】
互いに心を許し合っている友。特に親しい友。「無二の—」
しんゆう‐かくめい【辛酉革命】
古代中国の讖緯(しんい)説で、干支(えと)が辛酉にあたる年には革命が起こるとする説。日本では平安時代以後、この年に...
しんゆ‐き【親油基】
⇒疎水基(そすいき)
しんゆ‐せい【親油性】
⇒疎水性
しん‐よ【神輿】
《「じんよ」とも》神霊を安置する、こし。祭礼のときなどに担ぐ。みこし。
しん‐よ【宸輿】
天子の乗る、こし。
しん‐よう【心葉】
《「こころば」を音読みにした語》挿頭(かざし)としてつける造花。「銀(しろがね)の—、鬘(びんづら)に取って付け」...