せき‐の‐にし【関の西】
逢坂(おうさか)の関から西。関西。
せき‐の‐ひがし【関の東】
逢坂(おうさか)の関から東。関東。
せき‐の‐ふじかわ【関の藤川】
岐阜県不破郡関ヶ原町にある旧跡不破(ふわ)の関付近を流れる藤古川のこと。[歌枕]「美濃国—絶えずして君につかへむ万...
せき‐の‐ほうそく【積の法則】
⇒確率の乗法定理
せき‐の‐まごろく【関孫六】
室町後期、美濃の刀工。名は兼元。初代兼元に次ぐ2代目で、孫六は俗称。関に住んだ3代目と混同され、江戸時代に関の孫六...
せきのやたっぺ【関の弥太ッペ】
長谷川伸の戯曲。股旅の人情話。昭和38年(1963)、山下耕作監督により映画化。出演、万屋錦之介、十朱幸代ほか。
せき‐の‐やま【関の山】
一生懸命やってできる可能な限度。精いっぱい。「一日に一冊読むのが—だ」
せき‐はい【石肺】
塵肺(じんぱい)の一。岩石の微粉が吸入されて肺に沈着し、呼吸機能が衰える職業病。
せき‐はい【惜敗】
[名](スル)競技や試合などで、わずかの差で負けること。「善戦むなしく—する」 [補説]「しゃくはい」と読むのは誤り。
せきはい‐りつ【惜敗率】
小選挙区選挙で、当選者の得票数に対する落選者の得票数の比率。小選挙区比例代表並立制で行われる日本の衆議院議員総選挙...
せきはい‐ろう【夕拝郎】
⇒夕郎(せきろう)
せき‐はじめ【関一】
[1873〜1935]社会政策学者・都市行政家。静岡の生まれ。東京高等商業学校教授、大阪市長、貴族院議員などを歴任...
せき‐はん【赤飯】
もち米に煮た小豆あるいは豇豆(ささげ)をまぜ、その煮汁とともに蒸した飯。祝い事の際に用いる。おこわ。赤の御飯。
せき‐ばん【石版】
《「せきはん」とも》平版印刷の一。石版石の表面に脂肪性インクで文字や絵などをかき、水と脂肪の反発性を利用して印刷す...
せきばん‐いんさつ【石版印刷】
石版で印刷すること。また、その印刷物。
せきばん‐が【石版画】
石版によって刷った版画。石版石の代わりに亜鉛板・アルミ板を用いることもある。リトグラフ。
せきばん‐ずり【石版刷(り)】
石版で印刷すること。また、その印刷物。
せきばん‐せき【石版石】
石版印刷に用いる版材の石。大理石に似た石で、色は白色または淡黄色。硬くて石理が緻密(ちみつ)で吸油性がある。
せき‐ば【石馬】
石製のうま。→石人(せきじん)石馬
せき‐ばく【寂寞】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ひっそりとして寂しいさま。じゃくまく。「人居を遠く離れた—たる別世界にも」〈柳...
せき‐ばつ【責罰】
[名](スル)罪を責めて罰すること。「其正邪を—するの権あるなり」〈田口・日本開化小史〉
せき‐ばらい【咳払い】
[名](スル)存在を示そうと、わざと咳をすること。また、その咳。こわづくり。「—して席に着く」
せき‐ばん【石盤】
1 粘板岩などを薄い板に加工して木の枠をつけたもの。石筆で文字や絵をかく。学用品として用いられた。 2 屋根をふく...
せきばん‐せき【石盤石】
石盤として用いる石材。粘板岩など。
せき‐ひ【石匕】
「石匙(いしさじ)」に同じ。
せき‐ひ【石碑】
1 石に業績や事跡を記念する文字を刻んで建てたもの。いしぶみ。 2 墓石。石塔。
せき‐ひつ【石筆】
1 蝋石(ろうせき)を加工して鉛筆状につくったもの。石盤に文字や絵をかくのに用いる。 2 黒色または赤色の粘土を乾...
せき‐ひつ【石櫃】
納骨用の櫃。
せきひつ‐せき【石筆石】
石筆や耐火煉瓦(れんが)の材料にする蝋石(ろうせき)の一。白・灰・緑色などで脂肪光沢をもつ。
せき‐ひん【赤貧】
きわめて貧しくて、何も持っていないこと。
赤貧(せきひん)洗(あら)うが如(ごと)し
きわめて貧しく、洗い流したように何もないさま。 [補説]「清貧洗うが如し」とするのは誤り。→清貧
せきび‐の‐らん【赤眉の乱】
中国、新末期の18年、王莽(おうもう)の失政から起きた農民の反乱。参加した者は眉(まゆ)を朱で染めて目印とした。2...
せき‐ふ【石斧】
斧(おの)の刃に用いた石器。打製と磨製とがある。日本では旧石器時代から弥生時代までみられる。いしおの。
せき‐ふ【責付】
旧刑事訴訟法で、裁判所が被告人を親族などに預け、勾留(こうりゅう)の執行を停止した制度。現行刑事訴訟法の親族・保護...
せき‐ふだ【関札】
1 ⇒関所手形 2 ⇒宿札(やどふだ)1
せき‐ふだ【席札】
会議の席、宴会の席などで、その人の席を示すために置く名札。
せき‐ふん【積憤】
積もり積もったいきどおり。
せき‐ぶつ【石仏】
石で作った仏像。または磨崖仏(まがいぶつ)など、岩肌に刻まれた仏像。
せき‐ぶね【関船】
戦国時代から江戸時代に使われた軍船。小型で速く、周囲に矢倉や狭間(はざま)などを設けたもの。早船。
せき‐ぶん【石文】
碑・瓦・甎(せん)などに刻まれた文。
せき‐ぶん【積分】
[名](スル) 1 与えられた関数について、微分してこの関数になるすべての関数。また、それを求めること。不定積分。...
せきぶん‐かいろ【積分回路】
出力値が入力値の時間的な積分値に比例する回路。抵抗器と電荷を蓄積するコンデンサーを組み合わせたRC回路を基本回路と...
せきぶん‐がく【積分学】
積分に関する理論および応用を研究する数学の一分科。
せきぶん‐きゅう【積分球】
光源の光束などを測定するための中空の球。内側に光を拡散する白色塗料が塗布され、球の中心に光源を設置して測定する。
せきぶんけいさんきょうてい【積分計算教程】
《(ラテン)Institutionum calculi integralis》スイスの数学者、オイラーの著作。17...
せきぶん‐ていすう【積分定数】
不定積分や微分方程式の解を求める際に加えられる任意の定数。
せきぶん‐ほうていしき【積分方程式】
積分の中に未知の関数を含む方程式。
せき‐へい【積弊】
長い間に積もり重なった弊害。また、積年の疲れ。「—を除去する」
せき‐へき【石壁】
1 石で築いた壁や仕切り。いしかべ。 2 岩石の絶壁。きりぎし。「数千丈の—より是を擲(な)ぐ」〈太平記・一六〉
せきへき【赤壁】
中国湖北省の南東部、揚子江(ようすこう)の南岸にある史跡。赤壁の戦いの古戦場。 中国湖北省の東部、黄岡県の揚子江北...