ちゃく‐しょく【着色】
[名](スル)物に色をつけること。また、その色。「—した食品」
ちゃくしょく‐ガラス【着色ガラス】
金属酸化物を溶かすか、金属を分散させるかして色をつけたガラス。酸化鉄なら黄色、酸化コバルトなら青色、酸化クロムなら...
ちゃくしょく‐ちゅうしん【着色中心】
⇒色中心
ちゃくしょく‐りゅう【着色粒】
米穀検査における米粒の区分の一つ。粒の表面に着色がみられるもの。 [補説]玄米の胚乳部の全部または一部が着色したも...
ちゃくしょく‐りょう【着色料】
食品の加工・製造時に着色を目的として用いられる色素。ウコン・クチナシなどの天然色素と合成着色料とがある。
ちゃく‐しん【着心】
《「ぢゃくしん」とも》執着する心。物事にとらわれてこだわる心。執心。「人間に—の深かりし咎(とが)」〈太平記・三五〉
ちゃく‐しん【着信】
[名](スル) 1 通信文が到着すること。また、その通信文。「電報が—する」 2 目的地に到着したことを知らせる文...
ちゃくしん‐おん【着信音】
携帯電話の着信を知らせる音。→着メロ
ちゃくしんかきん‐サービス【着信課金サービス】
電話の通話料金を着信側が支払うサービス。オペレーター経由のコレクトコールなど。→自動着信課金サービス
ちゃくしん‐きょひ【着信拒否】
いたずら電話や迷惑電話、特定の相手からの電子メールなどの着信を拒否する機能・サービス。携帯電話や発信者番号通知サー...
ちゃくしんこ‐じどうぶんぱいそうち【着信呼自動分配装置】
⇒エー‐シー‐ディー(ACD)
ちゃくしん‐たんしゅくダイヤルサービス【着信短縮ダイヤルサービス】
⇒シャープダイヤル
ちゃくしん‐メロディー【着信メロディー】
⇒着メロ
ちゃくしん‐りれき【着信履歴】
電話がかかってきたり、メールを受信したりしたことを示す記録。携帯電話、スマートホンのほか、表示機能をもつ大部分の固...
ちゃく‐じ【着磁】
磁気を帯びていない磁石に、磁気をつけること。コイルの中に対象物を置き、電流を流して磁界を発生させることにより磁気を...
ちゃく‐じつ【着実】
[名・形動]落ち着いて、確実に物事を行うこと。あぶなげなく手堅いこと。また、そのさま。「—に得点を加える」「—な生...
ちゃく‐じゅん【着順】
目的地などに到着した順序。特にレースなどで、ゴールに到着した順序。
ちゃく‐じょ【嫡女】
嫡出の長女。ちゃくにょ。
ちゃく‐じん【着陣】
[名](スル) 1 陣地に到着すること。「ひでよし公三井でらに—あそばされ」〈谷崎・盲目物語〉 2 公卿が陣の座に...
ちゃく‐すい【着水】
[名](スル) 1 飛びおりたり飛び込んだりして水面に着くこと。 2 飛行艇などが空から水面に降り着くこと。「宇宙...
ちゃく・する【着する/著する】
[動サ変][文]ちゃく・す[サ変] 1 ㋐目的地に行き着く。到着する。「浦賀に—・するや否や」〈福沢・福翁自伝〉 ...
ちゃく‐せい【着生】
[名](スル)植物などが、他のものに付着して生育すること。寄生と異なり、養分をとることはない。
ちゃくせい‐しょくぶつ【着生植物】
他の植物の幹や葉、岩の表面など、土壌以外の所に根などの固着器官で付着して生活する植物。ラン・コケ類・地衣類など。
ちゃく‐せき【着席】
[名](スル)席に着くこと。すわること。着座。「—して下さい」
ちゃく‐せつ【着雪】
[名](スル)雪が電線などに付着すること。「—害」「—注意報」
ちゃく‐せん【着船】
[名](スル)船が港に着くこと。また、その船。「横浜に—する」
ちゃく‐そう【着相】
《「ぢゃくそう」とも》特定の物事に心がとらわれている状態。「容色の妙(たへ)なるに会ひても、迷ひの前の—を哀れむ」...
ちゃく‐そう【着装】
[名](スル) 1 衣服などを身につけること。 2 機械類などの本体に、付属品などをつけること。「タイヤにチェーン...
ちゃく‐そう【着想】
[名](スル)ある物事を遂行するための工夫や考え。思いつき。アイデア。「奇抜な—」「主婦が—した台所用品」
ちゃく‐そう【嫡宗】
1 一族の中で、代々正統を受け継ぐ家柄。総本家。宗家。てきそう。 2 由緒正しい血筋。正統。正系。
ちゃく‐そうそん【嫡曽孫】
正統な血筋のひまご。
ちゃく‐そん【嫡孫】
嫡子とその正妻の間に生まれた男子。家督を継ぐ孫。てきそん。
ちゃく‐たい【着帯】
[名](スル)妊娠5か月目に妊婦が腹帯(岩田帯)を初めて着用すること。また、その祝いの儀式。
ちゃく‐たい【着釱】
⇒ちゃくだ(着釱)
ちゃく‐だ【着釱】
《「釱」は、鉄製の足枷(あしかせ)》律令制で、服役中の罪人に足枷をつけ、三、四人をつないだまま使役したこと。ちゃくたい。
ちゃく‐だつ【着脱】
[名](スル)取りつけたり取りはずしたりすること。また、衣服などを着たり脱いだりすること。「—しやすいタイヤチェーン」
ちゃくだ‐の‐まつりごと【着釱の政】
平安時代、陰暦5月・12月に、囚人に着釱して、検非違使(けびいし)に笞(むち)で打つまねをさせた行事。儀式化して江...
ちゃく‐だん【着弾】
[名](スル)銃砲の弾丸やミサイルなどが、ある地点まで届くこと。また、その弾丸。「目標地に—する」
ちゃく‐ち【着地】
[名](スル) 1 空中から地面に降り着くこと。着陸。「滑走路に無事—する」 2 スキーのジャンプ競技や体操競技な...
ちゃくち‐てん【着地点】
1 航空機などが着陸する地点。 2 跳躍競技や体操競技などで、競技者が最後に降り立つ地点。 3 対立する双方の納得...
ちゃく‐ちゃく【嫡嫡】
代々、一家の家督を受け継いでいること。また、その人や、そのような家柄。嫡流。「徳川の家には—の自分であると思うと」...
チャク‐チャク
イラン中部の都市ヤズドの近郊にあるゾロアスター教の聖地。拝火神殿や巡礼者のための宿泊施設があり、毎年6月下旬の祭り...
ちゃく‐ちゃく【着着】
[副]仕事などが次々と順序よくはかどるさま。「準備が—(と)進められる」
ちゃく‐でん【着電】
[名](スル)電報・電信が到着すること。また、その電報・電信。「現地から第一報が—する」
ちゃく‐でん【嫡伝】
代々正しく系統を伝えること。
ちゃく‐と
[副]すばやく動作をするさま。さっと。即座に。また、気やすく物事をするさま。「これはもったいなしとて、—とって」〈...
ちゃく‐とう【着到】
[名](スル) 1 目的地に行き着くこと。到着。「引きもきらずに御—なされますので」〈谷崎・盲目物語〉 2 歌舞伎...
ちゃくとう‐じょう【着到状】
中世、出陣命令を受けた諸将が、はせ参じた旨を記した文書。これを受け取った大将または奉行は、承認の文言と花押とを加え...
ちゃくとう‐わか【着到和歌】
人数を定め、毎日一定の場所に集まり、その日ごとの題で1首ずつ100日間和歌を詠みつぐもの。また、その和歌。鎌倉中期...
ちゃく‐なん【嫡男】
嫡出の長男。あととり。嫡子。