ちり
白身魚・野菜・豆腐などを湯で煮て、ポン酢醤油をつけて食べる鍋料理。鯛(たい)ちり・鱈(たら)ちり・河豚(ふぐ)ちり...
ちり【散り】
1 建築で、二つの材面がわずかにずれた部分。 2 製本で、表紙が中身よりはみ出ている部分。上製本でみられる。 3 ...
ちり【塵】
1 細かいくずなどが飛び散ったもの。ほこり。また、小さなごみ。「—一つない部屋」 2 俗世間のわずらわしさ。世俗の...
ち‐り【地利】
1 地勢上の便利さ。地の利。「—を得る」 2 土地から生じる生産物や利益。
ち‐り【地理】
1 地球上の海陸・山川の分布、気候・生物・人口・都市・産業・交通などの状態。 2 その土地の事情やようす。「この辺...
ちり【知里】
姓氏の一。 [補説]「知里」姓の人物知里真志保(ちりましほ)知里幸恵(ちりゆきえ)
チリ
南アメリカ大陸の太平洋岸にアンデス山脈に沿って南北にのびる国。正称、チリ共和国。首都サンティアゴ。第一次大戦までは...
チリ
1 辛味の強いトウガラシ。また、それからつくる香辛料。「—ソース」 2 「チリコンカルネ」の略。
ちり‐あか・る【散り別る】
[動ラ下二]ちりぢりになる。離散する。「さまざまに競(きほ)ひ—・れし上下の人々」〈源・蓬生〉
ちり‐あくた【塵芥】
ちりと、あくた。値うちのないもの、つまらないものなどのたとえ。ごみくず。
チリ‐かいこう【チリ海溝】
東太平洋のチリの沖合に位置し、南米大陸に沿って南北にのびる海溝。長さ約3400キロ、最深部8170メートル。北にあ...
ちり‐か・う【散り交ふ】
[動ハ四]あちらこちらと入り乱れて散る。互いに散り乱れる。「木の葉の—・ふ音、水の響きなど、あはれも過ぎて」〈源・橋姫〉
ちり‐かか・る【散(り)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 散って物の上に落ちかかる。「参道に—・る紅葉」 2 散りはじめる。「盛りを過ぎた桜の花が—・る」
チリカ‐こ【チリカ湖】
《Chilika Lake》インド中東部、オリッサ州にある潟湖(せきこ)。同州東端に位置する。約60キロメートルに...
ちり‐がく【地理学】
地球表面のいろいろな自然および人文の現象を研究する科学。主に地形・気候・土壌などの自然現象を対象とするものを自然地...
ちりがくしゃ【地理学者】
《原題、(オランダ)De geograaf》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦52センチ、横46センチ。コンパ...
ちり‐がた【散り方】
まさに散ろうとするころ。散りぎわ。「あかざりし宿の桜を春くれて—にしも一目見しかな」〈更級〉
ちり‐がま・し【塵がまし】
[形シク]塵がたくさんある。ほこりっぽい。「夜も—・しき御帳の内もかたはらさびしく」〈源・蓬生〉
ちり‐がみ【塵紙】
楮(こうぞ)の外皮の屑や屑紙で作った粗末な紙。鼻紙や落とし紙などに使う。また一般に、鼻紙や落とし紙をいう。
ちりがみ‐こうかん【塵紙交換】
古新聞・古雑誌などを塵紙と交換する故紙回収業。
チリキ‐さん【チリキ山】
《Volcán de Chiriquí》⇒バル山
ちり‐きん【散(り)金】
「散り銭(せん)」に同じ。
ちり‐ぎわ【散(り)際】
花が散るとき。また、人の死ぬときについてもいう。「いさぎよい—」
ちりくうかん‐じょうほう【地理空間情報】
特定の地点・区域の状態や様子に関する情報。緯度・経度・高度や住所など位置を示す情報と、その場所に関する地形図・主題...
ちりく‐はちまんぐう【千栗八幡宮】
佐賀県三養基(みやき)郡みやき町にある神社。九州五所八幡別宮の一。祭神は応神天皇・仲哀天皇・神功皇后(じんぐうこう...
ちりけ【身柱/天柱】
灸点(きゅうてん)の一。えりくびの下で、両肩の中央の部分。疳(かん)の虫などの子供の病気に灸をすえた。
ちりけ‐もと【身柱元】
えりくびのあたり。くびすじ。「氷でも当てられたように、—からゾッとなる」〈風葉・涼炎〉
ちりこ‐ぼし【ちりこ星】
二十八宿の一、張宿(ちょうしゅく)の和名。→張
チリ‐コン‐カルネ
メキシコ系料理の一。チリ(辛いトウガラシ)と肉を煮込み、煮豆を添える。アメリカでは単にチリと称し、豆もともに煮込む...
チリ‐コン‐カン
⇒チリコンカルネ
ちり‐し【塵紙】
「ちりがみ」に同じ。
ちり‐し・く【散(り)敷く】
[動カ五(四)]花や葉などが散って、一面に敷いたようになる。「枯れ葉の—・く道」
チリ‐しょうせき【チリ硝石】
硝酸ナトリウムを主成分とする鉱物。無色および白・赤褐・灰・黄色などでガラス光沢がある。三方晶系。チリ北部の乾燥地域...
ちり‐じ【塵地】
蒔絵(まきえ)の地蒔(じま)きの一。漆を塗った上に金銀の鑢粉(やすりふん)をまばらにまき、さらに漆を塗って研ぎ出し...
チリ‐じしん【チリ地震】
1960年5月22日(日本時間では23日)、チリ中南部の太平洋岸沖で発生した観測史上最大の地震。マグニチュードは9...
ちりじょうほう‐システム【地理情報システム】
《geographic information system》⇒ジー‐アイ‐エス(GIS)
ちり‐す・ぐ【散り過ぐ】
[動ガ上二]すっかり散る。「かざしの紅葉いたう—・ぎて」〈源・紅葉賀〉
ちり‐せん【散(り)銭】
あれこれとかかる少額の金銭。雑費。散り金(きん)。
じん‐せんぷう【塵旋風】
強い日射で地表付近の温度が上がることにより上昇気流が発生し、旋風となって地面の砂や塵を舞い上げる現象。ダストデビル。
チリ‐ソース
唐辛子の入った辛いトマトソース。
ちり‐だに【塵蜱】
ヒョウヒダニの別名。室内のちりの中にいるのでいう。
ちり‐ちょうず【塵手水】
1 手を清める水のないとき、空中の塵をひねる動作をして、手水を使う代わりとすること。「—をつかひ、又、何かしきりに...
ちり‐ちり
[副](スル) 1 ちぢれたりしわが寄ったりするさま。「—した頭髪」 2 毛や糸などが焼けちぢれる音を表す語。「—...
ティリティリマタンギ‐とう【ティリティリマタンギ島】
《Tiri Tiri Matangi Island》ニュージーランド北島の都市オークランドの北東約30キロメートル...
ちり‐ぢり【散り散り】
[形動][文][ナリ]まとまっていたものがはなればなれになるさま。ばらばら。「—になって逃げる」
ちりぢり‐ばらばら【散り散りばらばら】
[形動][文][ナリ]あちこちに散って、はなればなれになるさま。「卒業して仲間が—になる」
ちりっ‐ぱ【塵っ葉/塵っ端】
《「ちりっぱ一つ」などの形で、あとに打消しの語を伴って用いる》塵を強めていう語。また、きわめて小さい物事や、ごくわ...
ちり‐つき
ちりつくこと。また、その状態。「前髪の—が気になる」
ちり‐つ・く
[動カ五(四)]髪の毛などが、ちぢれた感じになる。「毛先が傷んで—・く」
ちり‐づか【塵塚】
ごみを捨てる所。ごみため。はきだめ。「そうでないものは—に捨てられ、存在をさえ否定された」〈寅彦・田園雑感〉