とう‐すう【頭数】
牛馬や犬など、頭(とう)を用いて数える動物の数。
とう‐すう‐けん【統数研】
「統計数理研究所」の略称。
とう‐すみ【灯心】
《「とうしみ」の音変化》「とうしん(灯心)」に同じ。
とうすみ‐とんぼ【灯心蜻蛉】
イトトンボの別名。
とう‐ず【刀途】
三途(さんず)の一。刀剣で強迫される餓鬼道(がきどう)のこと。
とう・ず
[動ダ下二]《「と(取)りい(出)ず」の音変化。ふつう未然形・連用形の「とうで」の形が用いられる》取り出す。「いさ...
とう・ず【討ず】
[動サ変]敵などを征伐する。「とがあるを—・じて」〈神皇正統記・仲恭〉
とうずもう【唐相撲】
狂言。和泉(いずみ)流では「唐人相撲」。中国滞在中の日本の相撲取りが、皇帝に帰国を許されたので、名残に唐人と相撲を...
とう・ずる【投ずる】
[動サ変][文]とう・ず[サ変] 1 投げる。投げ入れる。投じる。 ㋐物を投げる。ほうる。「白球を—・ずる」「一石...
とう‐せい【冬青】
1 ソヨゴの別名。 2 モチノキの別名。
とう‐せい【当世】
1 今の世の中。いまどき。現代。「その柄は—のはやりではない」 2 「当世風」の略。「同じ貰うなら矢張鞍馬の娘を貰...
とう‐せい【東征】
[名](スル)軍隊などが東方に行くこと。東方の敵を征伐すること。
とう‐せい【党勢】
党派・政党の勢力。「—拡大」
とう‐せい【唐制】
中国、唐の制度。
とう‐せい【陶製】
焼き物で作ること。また、そのもの。「—の人形」
とう‐せい【等星】
星の明るさをいう呼称。以前は六つの等級に分けて、肉眼で見える最も明るい星を一等星、最も暗い星を六等星とよんだ。現在...
とう‐せい【統制】
[名](スル) 1 多くの物事を一つにまとめておさめること。「—のとれたチーム」 2 国家などが一定の計画や方針に...
とう‐せい【搗精】
玄米をついて白くすること。
とう‐せい【踏青】
《古代中国の風習から》春の青草を踏んで遊ぶこと。春の野遊び。《季 春》
とう‐せい【頭声】
口腔(こうこう)・鼻腔など、頭に近い器官の共鳴による高声区の声。→声区
とう‐せい【濤声】
波の音。「怒り哮(たけ)る相模灘の—」〈蘆花・不如帰〉 [補説]作品名別項。→濤声
とう‐せい【騰勢】
相場が騰貴する傾向にあること。⇔落勢。
とう‐せい【撓性】
⇒可撓性
とうせい【濤声】
日本画家、東山魁夷が描いた障壁画。唐招提寺御影堂(みえいどう)の寝殿の間を飾る。海の波とそれに抗う岩を描く。昭和5...
とうせいあきうどかたぎ【当世商人気質】
饗庭篁村の長編小説。明治19年(1886)読売新聞に連載、同年刊行。
とうせい‐おとこ【当世男】
気風・態度や容姿などが当世風の男。「美しげなる—」〈浮・一代女・一〉
とうせい‐おんな【当世女】
気風・態度や容姿などが当世風の女。「仕出し衣装の物好み、—のただ中」〈浮・五人女・三〉
とうせいかつしゃ【党生活者】
小林多喜二の中編小説。未完。昭和8年(1933)、著者が官憲の拷問で死亡した直後、かなりの部分を削除・伏字とし、「...
とうせい‐き【桃青忌】
松尾芭蕉(ばしょう)の忌日。桃青は芭蕉の別号。陰暦10月12日。時雨忌(しぐれき)。翁忌(おきなき)。芭蕉忌。《季 冬》
とうせい‐ぐそく【当世具足】
室町末期以降、戦国時代に多く用いられた鎧(よろい)の一様式。槍や飛び道具から身を守るため、従来の胴丸を鉄板製とし、...
とうせい‐けいざい【統制経済】
自由経済を建て前としたうえで、国家がある種の経済活動を強制的、組織的に計画・規制・誘導するような経済。
とうせい‐ごい【統制語彙】
図書館情報学やデータベースの分野で使われる、意味の範囲や使い方が規制された言葉。図書の索引や目録を作成する際、言葉...
とうせい‐さくいんご【統制索引語】
⇒統制語彙
とうせいさんもんぶんしがい【当世三文文士街】
《原題New Grub Street》⇒新三文文士街
とうせいしゅう【冬青集】
大野林火の句集。昭和15年(1940)刊行。
とうせいしょせいかたぎ【当世書生気質】
坪内逍遥の小説。明治18〜19年(1885〜1886)刊。小町田粲爾(こまちださんじ)という書生と芸妓との恋愛を中...
とうせい‐じたて【当世仕立て】
その時代の流行に従って着物を仕立てること。また、その仕立て方。「二尺五寸袖の—」〈浮・一代女・一〉
とうせい‐は【統制派】
昭和初期、陸軍内で皇道派に対立した派閥。永田鉄山・東条英機らが中心で、直接行動を唱える青年将校の運動を封じ、一元的...
とうせい‐ふう【当世風】
[名・形動]その時代に流行の風俗・風習や考え方であること。また、そのさま。今風。「—な(の)身なり」
とうせいふうぞくつう【当世風俗通】
洒落本。金錦佐恵流作。安永2年(1773)刊。1冊。若者向けの傾城買いの指南書。作者の金錦佐恵流は、朋誠堂喜三二の...
とうせい‐むき【当世向き】
[名・形動]その時代の流行や好みに合うこと。また、そのさま。「—な(の)おしゃれ」
とうせいゆうりびじんあわせ【当世遊里美人合】
江戸後期の浮世絵師、鳥居清長が天明年間前期に制作した揃物の美人画。「清長三大揃物」と称される代表作のひとつ。
とうせい‐よう【当世様】
当世風であること。「先づ大昔、中昔、—とて、三段あるが、どれを習ひたいぞ」〈虎明狂・音曲聟〉
とうせい‐りゅう【当世流】
当世風の流儀。今はやりのやり方。「—の言い方」
とう‐せき【投石】
[名](スル)石を投げつけること。また、その石。「暴徒が—する」
とう‐せき【党籍】
党員として登録されている籍。「—を離脱する」
とう‐せき【透析】
[名](スル)セロハン膜などの半透膜を用いて、コロイド溶液や高分子溶液から低分子の不純物を除去すること。「人工—」
とう‐せき【盗跖/盗蹠】
中国古代の大盗賊。春秋時代の魯(ろ)の人とも、黄帝時代の人ともいう。多数の部下を連れて各地を横行したといわれる。
とう‐せき【陶石】
陶磁器の原料となる岩石。石英と絹雲母(きぬうんも)からなり、少量のカオリンなどが加わるものもある。
とう‐せきじょ【鄧石如】
[1743〜1805]中国、清代の書家。安徽(あんき)省懐寧の人。初名は琰(えん)で石如と字(あざな)したが、のち...