どう‐だん【道断】
《「道」は言う意》言うすべのないこと。もってのほかのこと。「言語(ごんご)—」
どうだん‐つつじ【灯台躑躅/満天星】
ツツジ科の落葉低木。枝はよく分枝し、その先に倒卵形の葉が輪生する。秋には紅葉する。春、若葉とともに、白い壺形の小花...
どう‐ち【同地】
1 同じ土地。 2 前に述べた、その土地。
どう‐ち【同値】
論理学で、二つの命題p、qにおいて、一方が真であれば他方も真、一方が偽であれば他方も偽という関係が成り立つとき、p...
どう‐ち【動地】
大地を動かすこと。転じて、世間を非常に驚かすこと。「驚天(きょうてん)—」
どうち‐えんざんし【同値演算子】
⇒厳密等価演算子
どうち‐ちゅうこう【同治中興】
中国で、清の同治年間(1862〜1874)に行われた政治改革。表面的には、太平天国の乱も平定され内治・外交とも小康...
どうちばらい‐てがた【同地払い手形】
支払地と、為替手形の支払人または約束手形の振出人の住所地とが同一である手形。⇔他地払い手形。
どう‐ちゃく【同着】
同時に決勝点や目的地などに着くこと。
どう‐ちゃく【撞着】
[名](スル) 1 つきあたること。ぶつかること。「忌諱すべき事に—することも」〈鴎外・渋江抽斎〉 2 つじつまが...
どう‐ちゅう【道中】
1 旅行。また、旅行の途中。旅に出ている間。旅路。「—の無事を祈る」「珍—」 2 花魁(おいらん)道中。 3 手ぬ...
どうちゅう‐かご【道中駕籠】
江戸時代、賃銭を取って街道で客を乗せた駕籠。
どうちゅう‐かせぎ【道中稼ぎ】
街道で旅人から金品を盗むこと。また、その盗人。
どうちゅう‐がさ【道中笠】
旅行用の笠。三度笠など。
どうちゅう‐き【道中記】
1 旅行中の日記・記録。紀行。 2 江戸時代に作られた旅行案内の書物。街道筋の宿場・名所・旧跡・里程などを記したもの。
どうちゅう‐ぎ【道中着】
旅行をするときに着る衣服。旅装束。
どうちゅう‐ざし【道中差(し)】
江戸時代、町人などが旅をするときに腰に差した、護身用の短い刀。
どうちゅう‐し【道中師】
街道を往復して人の用事を足すことを業とした人。飛脚・荷宰領(にさいりょう)の類。
どうちゅう‐すがた【道中姿】
1 旅をする姿。旅装束の姿。 2 江戸時代、遊女が着かざって遊郭内を練り歩いた姿。
どうちゅう‐すごろく【道中双六】
東海道五十三次の絵を順次渦巻き形に描いた絵双六。江戸を振り出しに進み、京で上がりとする。旅双六。
どう‐ちゅうせいしたい【同中性子体】
中性子数が等しく、原子番号の異なる原子。例えば、窒素15(原子番号7)と酸素16(同8)など。同調体。アイソトーン。
どうちゅう‐はばき【道中脛巾】
旅をするときに用いる脚絆(きゃはん)。
どうちゅう‐ばおり【道中羽織】
江戸時代、武士が旅をするときに着用した羽織。
どうちゅう‐ぶぎょう【道中奉行】
江戸幕府の職名。老中の支配下にあって、五街道宿場の伝馬(てんま)・宿屋・飛脚の取り締まり、道路の管理、訴訟などをつ...
どう‐ちょう【同調】
[名](スル) 1 調子が同じであること。同じ調子。 2 他に調子を合わせること。他人の意見・主張などに賛同するこ...
どう‐ちょう【堂頭】
禅寺の住職。また、住職の居所。方丈。どうとう。
どう‐ちょう【道庁】
「北海道庁」の略。
どうちょう‐あつりょく【同調圧力】
集団において、少数意見を持つ人に対して、周囲の多くの人と同じように考え行動するよう、暗黙のうちに強制すること。
どうちょう‐かいろ【同調回路】
コイルやコンデンサーの値を調節して特定周波数に同調できるようにした電気回路。
どうちょう‐しゃ【同調者】
ある思想・運動などに賛同し支援する人。シンパサイザー。シンパ。
どうちょう‐たい【同調体】
⇒同中性子体
どうちょう‐とせつ【道聴塗説】
《「論語」陽貨から》道ばたで聞きかじったことを、すぐにまた道ばたで自説のように、他人に話すこと。有意義なことを聞い...
どうちょう‐ばいよう【同調培養】
微生物や細胞などの培養で、発育が均一になるように培養条件を調整し生活周期を同じにすること。
どう‐ちょうりつ【洞調律】
上大静脈と右心房の境界付近にある洞結節から発生する活動電位が心房、心室へと伝わり、心臓が1分間に60〜80拍の心拍...
どうち‐りつ【同値律】
「等しい」「合同である」「相似である」などの関係が満たす反射律・対称律・推移律の総称。
ドウチー【豆豉】
⇒トウチー
どう‐づき【胴突き】
1 地盤を突き固め、また、くいを打つこと。また、その用具。俗に「よいとまけ」とよばれる真棒胴突きと、蛸(たこ)胴突...
どう‐づ・く【どう突く】
[動カ五(四)]激しく突く。どつく。「そう—・いては困るよ」〈円朝・真景累ヶ淵〉
どう‐てい【同定】
[名](スル) 1 同一であると見きわめること。 2 生物の分類上の所属や種名を決定すること。 3 単離した化学物...
どう‐てい【童貞】
1 まだ異性と肉体関係をもったことがないこと。また、その人。ふつう男性にいう。 2 カトリック教の尼僧。
どう‐てい【道程】
1 ある地点に着くまでの距離。みちのり。行程。「一日の—」 2 ある境地・状態になるまでの時間。過程。「完成までの...
どうてい【道程】
高村光太郎の第1詩集。大正3年(1914)刊。情熱の燃焼や生の充実感をうたう。
どうてい‐こ【洞庭湖】
中国湖南省北部にある湖。かつては中国最大の淡水湖であったが、流入する湘江・沅江(げんこう)・揚子江などの堆積(たい...
どうてい‐せいしょく【童貞生殖】
精子や精核が、卵の核を必要とせず、単独で新個体を形成する現象。ウニなどで実験的に行われる。自然ではマツヨイグサやツ...
どうてい‐せつ【童貞説】
聖母マリアは処女のまま聖霊によってキリストを産んだという説。
どう‐てき【動的】
[形動]動きがあって、いきいきしているさま。「文化史の—な把握」⇔静的。
どうてき‐あんぜん【動的安全】
取引の当事者の利益と取引に関与しない第三者の利益とが対立する場合、取引の当事者の利益が保護されること。例えば、即時...
どうてき‐かいせき【動的解析】
コンピューターで、実際にプログラムを実行しながらソースコードの解析を行うこと。想定外の動作やバグなど、静的解析では...
どうてき‐かかくせってい【動的価格設定】
⇒ダイナミックプライシング
どうてき‐キューアールコード【動的QRコード】
スマートホンなどを利用したコード決済において、利用時にリアルタイムで生成されるQRコード。→静的QRコード