にせでんわ‐さぎ【偽電話詐欺】
⇒振り込め詐欺
にせ‐の‐えん【二世の縁】
《親子は一世、夫婦は二世、主従は三世の縁があるというところから》夫婦の縁。
にせのおんなにわし【偽の女庭師】
《原題、(イタリア)La finta giardiniera》モーツァルトのイタリア語によるオペラ。全3幕。177...
にせ‐の‐かため【二世の固め】
夫婦になる約束。「貞女両夫に見(まみ)えずの掟は夫も同じ事、—は赦(ゆる)してと」〈浄・千本桜〉
にせ‐の‐ちぎり【二世の契り】
来世まで夫婦として連れ添おうという約束。
にせ‐の‐つま【二世の夫/二世の妻】
来世まで連れ添おうと約束した夫または妻。「われこそ清十郎が—」〈浄・歌念仏〉
にせ‐はん【偽判/贋判】
《「にせばん」とも》にせの判。また、その判を押すこと。にせいん。
にせむらさきいなかげんじ【偐紫田舎源氏】
合巻。38編152冊。柳亭種彦作、歌川国貞画。文政12〜天保13年(1829〜42)刊。源氏物語の世界を室町時代に...
にせ‐もの【偽物/贋物】
本物に似せてつくったもの。まがい物。「—をつかまされる」
にせ‐もの【偽者/贋者】
本人に見せかけた別人。
にせもん【似せ者】
松井今朝子の短編の時代小説。歌舞伎役者坂田藤十郎によく似た人物をめぐる物語。平成13年(2001)、雑誌「小説現代...
にせものがたり【仁勢物語】
仮名草子。2巻。作者未詳。寛永17年(1640)ごろ成立。伊勢物語をもじって、当時の世相・風俗を滑稽に描いた。
に‐せよ
[連語]《格助詞「に」+サ変動詞「する」の命令形「せよ」》「にしろ」のやや改まった言い方。「上からの指令—行動は起...
に・せる【似せる】
[動サ下一][文]に・す[サ下二]似るようにする。まねる。「実物に—・せる」
にせんいち‐マーズオデッセイ【二〇〇一マーズオデッセイ】
《2001 Mars Odyssey》米国の火星探査機。γ線分光計による火星表面近くの水(氷)の探査を目的とする。...
にせんえん‐けん【二千円券】
1 日本銀行券の一。額面は2千円で、平成12(2000)年7月19日発行開始。表面に守礼門、裏面に「源氏物語絵巻」...
にせんえん‐さつ【二千円札】
⇒二千円券1
にせんきゅう‐インフルエンザ【二〇〇九インフルエンザ】
2009年から2010年にかけて世界的に流行したブタ由来の新型インフルエンザ(AH1N1)のこと。→豚インフルエンザ
にせんごねん‐にっぽんこくさいはくらんかい【二〇〇五年日本国際博覧会】
⇒愛知万博
にせんさんじゅうはちねん‐もんだい【二〇三八年問題】
《Year 2038 problem》協定世界時で、西暦2038年1月19日午前3時14分7秒を過ぎると、コンピュ...
にせんさんじゅうろくねん‐もんだい【二〇三六年問題】
《year 2036 problem》協定世界時で、西暦2036年2月6日午前6時28分15秒を過ぎると、コンピュ...
にせんしちねん‐もんだい【二〇〇七年問題】
昭和22年(1947)から昭和24年(1949)に生まれた団塊の世代の労働者が60歳定年を迎え、平成19年(200...
にせんじゅうきゅう‐エヌシーオーブイ
《2019 novel coronavirus》2019年12月に発生した新型コロナウイルス感染症COVID-19...
にせんじゅうきゅう‐しんがたコロナウイルス【二〇一九新型コロナウイルス】
⇒サーズ‐シーオーブイ‐ツー(SARS-CoV-2)
にせん‐せき【二千石】
《中国漢代の郡の太守(長官)の年俸が二千石であったところから》地方長官・知事のこと。じせんせき。
にせんどうか【二銭銅貨】
江戸川乱歩の短編推理小説。大正12年(1923)「新青年」誌に掲載された、著者の処女小説。ポーの「黄金虫」の影響を...
にせんにじゅうごねん‐の‐がけ【二〇二五年の崖】
企業が老朽化した情報システムを放置することにより、令和7年(2025)ごろに生じるとされる問題。 [補説]平成30...
にせんにじゅうごねん‐もんだい【二〇二五年問題】
1 団塊の世代が75歳以上の高齢者となることにより、医療・介護費など社会保障費の急増が懸念される問題。→二〇〇七年...
にせんにじゅうよねん‐もんだい【二〇二四年問題】
1 令和6年(2024)1月、NTT東日本・西日本が固定電話をIP接続に完全移行することによって生じた問題。EDI...
にせんねん‐もんだい【二〇〇〇年問題】
《year 2000 problem》年号を下二桁で管理していたコンピューターが、西暦2000年を迎えた時に190...
にせんひゃくろくじゅう‐ピー
《pはprogressiveの頭文字から》パソコンのディスプレーやテレビなどにおける解像度の一。垂直方向の解像度が...
にせん‐べん【二尖弁】
⇒僧帽弁(そうぼうべん)
にせん‐ぼけ【二線暈け】
レンズの収差によって生じるぼけ方の一。ピントが合った位置よりも後ろにあるものの線がぼけて二重になること。特に、木の...
にせん‐り【二千里】
千里の2倍。
二千里(にせんり)の外(ほか)故人(こじん)の心(こころ)
《白居易の詩による》遠方にいる旧友を思う心。
に‐そ【二鼠】
仏語。白・黒の2匹のネズミ。昼夜・日月などにたとえる。
に‐そう【尼僧】
1 出家して仏道に入った女性。比丘尼(びくに)。尼(あま)。 2 カトリック教会の修道女。
にそう‐カーボンナノチューブ【二層カーボンナノチューブ】
カーボンナノチューブが二層の入れ子状になったもの。単層カーボンナノチューブと多層カーボンナノチューブの中間的な性質...
にそうきろく‐ディーブイディー【二層記録DVD】
《dual layer DVD》片面に2層の記録層をもたせたDVD。記録層を半透明にすることで、レーザーによる信号...
にそうしき‐せんたくき【二槽式洗濯機】
電気洗濯機のうち、洗い・すすぎを行う槽と、脱水を行う槽の二つを備えるもの。
にそう‐シーエヌティー【二層CNT】
⇒二層カーボンナノチューブ
に‐そく【二足】
1 履物の2対。 2 足が2本であること。「—歩行」 3 鳥類のこと。「四足—ヲ食スル」〈日葡〉
にそく‐さんもん【二束三文/二足三文】
数量が多くても、値段がごく安いこと。また、ひどく安い値段。「—で売り払う」 [補説]2たばでわずか3文の値である意...
二足(にそく)の草鞋(わらじ)を履(は)く
両立しえないような二つの職業を同一人が兼ねること。特に、江戸時代、博徒が捕吏を兼ねることをいった。現在では「会社員...
にそくほこう‐ロボット【二足歩行ロボット】
人間のように直立姿勢を保ち2本の足で歩くロボットの総称。昭和44年(1969)に加藤一郎らが世界で初めて開発に成功...
二鼠(にそ)藤(ふじ)を噛(か)む
《「二鼠」を日月、「藤」を生命にたとえた言葉》人の命ははかなく、刻々と死に近づいていることのたとえ。
に‐そん【二尊】
浄土教で、釈迦(しゃか)仏と阿弥陀仏。また、過去仏である釈迦と当来仏である弥勒(みろく)。 阿弥陀三尊のうち、観音...
にそん‐いん【二尊院】
京都市右京区にある天台宗の寺。山号は小倉山。承和年間(834〜848)嵯峨上皇の勅によって創建。開山は円仁。釈迦(...
にそん‐ぎょう【二尊教】
浄土教の教え。「観無量寿経」には釈迦・阿弥陀二仏の教義があるとみた善導の考え方によるもので、二尊の意志は等しく念仏...
に‐ぞう【二蔵】
仏教の経典を二大別したもの。声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)のために説かれた小乗の教法の声聞蔵と、菩薩(ぼさつ...