ねん【然】
⇒ぜん
ねん【年】
[音]ネン(呉) [訓]とし とせ [学習漢字]1年 〈ネン〉 1 一二か月を単位とする時間。とし。「年間・年月・...
ねん【念】
[音]ネン(呉) [訓]おもう [学習漢字]4年 1 いちずに思いをこめる。「念願・念力/一念・観念・祈念・思念・...
ねん【捻】
[常用漢字] [音]ネン(慣) [訓]ひねる ねじる ひねる。ねじる。「捻挫(ねんざ)・捻出/腸捻転」 [難読]紙...
ねん【粘】
[常用漢字] [音]ネン(呉) [訓]ねばる ねちねちとくっつく。ねばりけがある。「粘液・粘着・粘稠(ねんちゅう)...
ねん【稔】
[人名用漢字] [音]ネン(慣) ジン(漢) [訓]みのる 穀物が実る。「稔性/一稔植物・不稔性」 [名のり]とし...
ねん【撚】
[音]ネン(呉) [訓]ひねる よる より ひねる。よりをかける。「撚糸」 [難読]紙撚(こよ)り
ねん【燃】
[音]ネン(呉) ゼン(漢) [訓]もえる もやす もす [学習漢字]5年 もえる。もやす。「燃焼・燃料/再燃・不...
ねん【年】
[名] 1 1年。とし。「—に一度の祭り」 2 「年季」の略。「—が明ける」 [接尾]助数詞。 1 年号・年数を表...
ねん【念】
1 思い。気持ち。「感謝の—」 2 心くばり。注意。「—には及びません」 3 かねての望み。念願。「—がかなう」 ...
ねん‐あき【年明き】
「年季明け」に同じ。「—といふものは借金が多くて」〈滑・浮世風呂・二〉
ねん‐あけ【年明け】
「年季明け」に同じ。
ねん‐あし【年足】
蝋燭足(ろうそくあし)の一。1年ごとの相場の動きを長期的に表した図表。
ねん‐いち【年一】
1年に1回、何かをすること。「—の健康診断」
ねん‐いちねん【年一年】
[副]1年たつごと。1年1年。「—(と)商売が大きくなっていく」
ねん‐いり【念入り】
[名・形動]細かい点にまでよく気をつけて物事をすること。また、そのさま。「—な仕上げ」「—に掃除する」
ねん‐えき【粘液】
1 ねばりけのある液体。 2 生物体内の粘液腺から分泌される液体。糖たんぱく質・無機塩類などを含み、体表の保護など...
ねんえき‐しつ【粘液質】
ヒポクラテスの体液説に基づく気質の分類の一。感情の起伏が少なく、粘り強い気質。→黒胆汁質 →多血質 →胆汁質
ねんえき‐すいしゅ【粘液水腫】
甲状腺機能低下症の重いもの。押してもへこまないむくみができ、特有の顔つきや、動作が緩慢になるなどの症状を呈する。
ねんえき‐せん【粘液腺】
主に体表に粘液を分泌する腺。動物では消化管などに多数分布する。昆虫では雌の膣に開口するものをいい、産卵時に卵を粘着...
ねん‐おう【年央】
1か年の半ば。「—以降の展望」
ねん‐おし【念押し】
[名](スル)念を押すこと。注意して確かめること。「忘れ物がないか—する」
ねん‐かい【年会】
1年に一度開く会合。「同期入社の社員の—を開く」
ねん‐かい【年回】
「年忌(ねんき)」に同じ。
ねん‐かい【年戒】
受戒して僧となってからの年数。戒臘(かいろう)。年臘(ねんろう)。
ねん‐かくさ【年較差】
気温などの、1年のうちの最大の月平均値と最小の月平均値の差。ねんこうさ。
ねん‐かん【年刊】
年に1回刊行すること。また、その刊行物。
ねん‐かん【年官】
年給の一。平安時代以降、天皇・上皇・三后(さんこう)・東宮・親王・公卿などの所得とするために、毎年の除目(じもく)...
ねん‐かん【年間】
1 1年のあいだ。「—計画」「—所得」 2 ある年代の間。「元禄—」
ねん‐かん【年鑑】
ある事柄について、その1年間の展望・調査・統計・解説などを収録して、年1回発行する定期刊行物。イヤーブック。「統計—」
ねんかん‐いちじきん【年間一時金】
賞与(ボーナス)のこと。多く、賃金交渉などの際に労働組合側からいう語。
ねんかん‐シート【年間シート】
⇒シーズンシート
ねんかん‐チケット【年間チケット】
⇒シーズンチケット2
ねんかん‐らいげきみつど【年間雷撃密度】
⇒落雷密度
ねん‐が【年賀】
1 新年を祝うこと。また、その祝い。「—の客」《季 新年》 2 喜寿(77歳)・米寿(88歳)などの長寿の祝い。賀...
念(ねん)が入(い)・る
細部まで注意が行き届いている。ていねいである。「—・った仕上げ」
ねんが‐きふきん【年賀寄付金】
寄付金付き年賀葉書や切手で得た収入。社会福祉法人などに寄付される。
ねん‐がく【年額】
1年分の額。「—千円の会費」
ねん‐がけ【年掛(け)】
掛け金の方法の一。毎年一定の金額を掛けるもの。→日掛け →月掛け
ねんが‐けつれい【年賀欠礼】
喪中で年賀状が出せないことを知らせる葉書。通常、相手が年賀状を準備する前、12月上旬ころに発送する。また、喪中のた...
ねんが‐じょう【年賀状】
年賀の言葉を書いて送る葉書・手紙。年始状。《季 新年》
ねん‐がっ‐ぴ【年月日】
ある事が行われる年と月と日。
ねんが‐とくべつゆうびん【年賀特別郵便】
郵便物の特殊取扱の一つ。12月中〜下旬の一定期間に差し出された年賀状を翌年1月1日から配達する。明治32年(189...
ねんが‐ねんじゅう【年が年中】
[副]「年がら年中」に同じ。「—朝早くから家毎に聞え出す稽古三味線の音」〈荷風・腕くらべ〉
ねんが‐ねんびゃく【年が年百】
[副]「年がら年中」に同じ。「—くさくさして居るだ」〈滑・浮世風呂・二〉
念(ねん)が残(のこ)・る
きっぱりと思い切ることができない。「金を溜めて大事にすると—・るという事もあり」〈円朝・真景累ヶ淵〉
ねんが‐はがき【年賀葉書】
新年のあいさつを記した葉書。また、そのために特別に作った日本郵便株式会社発行のお年玉(くじ)付きの葉書、および私製...
念(ねん)が晴(は)・れる
全く思い残すところがなくなる。「残念と存じたが、これでやうやう—・れた」〈伎・扇音々大岡政談〉
ねんが‐ゆうびん【年賀郵便】
「年賀特別郵便」に同じ。
ねんがら‐ねんじゅう【年がら年中】
[副]一年じゅう。いつも。年が年中。年が年百。「—旅行している」